現在、長州藩の「大奥編」が大詰めを迎えようとしておりますが、要所要所に京のエピソードが挿入されるので、気を抜いて見てはおられぬのだ。
○
▼ 京の小松帯刀寓居にて薩長同盟が成立しました。
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▼ 京の芸妓・辰路と久坂玄瑞の間に生まれた子供は、長州まで行くのであろうか?
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現在、長州藩の「大奥編」が大詰めを迎えようとしておりますが、要所要所に京のエピソードが挿入されるので、気を抜いて見てはおられぬのだ。
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▼ 京の小松帯刀寓居にて薩長同盟が成立しました。
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▼ 京の芸妓・辰路と久坂玄瑞の間に生まれた子供は、長州まで行くのであろうか?
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監督:実相寺昭雄
脚本:大岡信
出演:ジャネット八田、花ノ本寿、寺田農、岸田森
【あらすじ】from Amazon
13世紀後半、後嵯峨法皇の院政時代。帝位を弟に譲り世捨て人のように過ごす後深草上皇(花ノ本寿)の寵愛を受けている四条(ジャネット八田)は、霧の暁こと西園寺大納言(寺田農)や高僧・阿闍梨(岸田森)らの愛を受け、そのつど身ごもるが、生まれた子はすべて彼女から引き離されるに至り、自らのはかない存在を痛感し……。
○
「あさきゆめみし」と言えば源氏物語かと思いきや、この映画の舞台は鎌倉時代の宮中。
武士の時代であり、京の貴族たちの退廃的な意を反映させているかのように画面はほぼ暗く、実相寺監督独特のカメラーワーク(接写、望遠、ローアングル、逆光など)の冴えもイマイチな感じ。
○
さて、ロケ地確認。(オリジナルのキャプチャーは画面が薄暗いので明度を若干あげています)
▼ 京都御所。
▼ 上賀茂神社。
▼ 大沢池と大覚寺・心経宝塔。
▼ 三井寺・光浄院。
▼ 大覚寺・御殿川。
▼ ここは「酵素」でしょうか?
▼ 場所不明の山道のシーン。一瞬、崖のコンクリート施工が映っちゃてますよ。(@_@;)
▼ どこのお寺やろか? お地蔵さんがたくさんいてはります。
▼ 落合トンネル……らしいんですが、鎌倉時代に人工トンネルはあったんでしょうか? ようわかりまへん。
▼ 三井寺……なんかなあ?
▼ 三井寺・唐院門。
○
前半の宮中の話は退屈。後半、四条が旅に出てからそこそこ面白くなってきましたが、オイラには「京都度」がなかったら最後まで見れなかったであろう、苦行を強いられる映画でありました。
美和は、久坂玄瑞と芸妓・辰路との間に産まれた子供を探しに、鳥羽・伏見の戦いがはじまろうとする京へ行くこととなりました。
次回、いきなり美和は京へ到着していると思うんですが、この時代、長州から京へ行くには山陽道をひたすら歩くのか、瀬戸内を海路で行くのか、どちらやったんでしょうかねえ?
○
▼ オイラが子どものころは、「高杉」と言えばこのCMでおましたなあ。
9月13日(日)のち
のち
▼ 7:20 小雨降る京都タワー前の屋根なし喫煙所で、行くべきか行かざるべきか思案する。
▼ 7:49 9時ぐらいに雨があがる天気予報やったので、北大路駅まで来てしまいました。
▼ 8:16 上賀茂神社に到着。
▼ 来月、式年遷宮があるんや。
▼ 雨がややきつくなってきたので、しばし軒先で雨宿り。
▼ 8:38 雨があがったので参拝。願山歩安全。
▼ あさき夢みし。
▼ 8:43 心霊スポットと噂される二葉姫稲荷神社にも行ってみました。「絶対禁煙」という看板がありましたが、ここでタバコを吸うと何かがあるのでしょうか?
▼ 神社から出て町中をくわえタバコで歩いていると、耳元でブォーンと聞こえた瞬間、虫が右肩に体当たりしてきた。正体不明。二葉姫稲荷神社の祟りなのか?
▼ 8:53 大田神社に到着。神社前に「北大路魯山人生誕地」の碑がありました。
▼ 大田神社と言えば「カキツバタ」。開花時期ではない大田ノ沢はこんな感じです。
▼ 参拝。願虫除安全。
▼ 拝殿の左側に「大田の小径」と呼ばれる裏山の散策路があります。
▼ 8:57 トレッキング開始。
▼ 舗装路から山道に変わったあたりでシカに遭遇。
▼ 散策路の両サイドにロープが張られ、要所要所に標識があるので迷うことはなさそう。
▼ ただし……「ハチに注意」。すでに虫から攻撃を受けているオイラには絵空事ではないのだった。(@_@;)
▼ 周囲を気にしながら用心深く歩いていく。
▼ 「標識3」のロープを越えたところに展望スポットあり。
▼ 散策路の途中で、隣接するゴルフ場も見えます。
▼ 「標識4」も展望スポット。ここにはベンチも完備。
▼ ゴルフ場の池。
▼ 「標識6」が割れちゃってます。
▼ 9:23 このまま岡本口まで下山したのでは面白くないので、ロープを越えて山道を進んじゃおう。
▼ ハッキリした山道。迷うことはなかろう。
▼ 分岐。右の道へ進む。
▼ 岩倉幡枝町の家並みが見えてきた。
▼ 人家に近づくにつれ道幅が狭くなる。
▼ 蜘蛛の巣も多かった。やっと脱出です。
▼ 9:35 無事下山。こんな場所に出ました。
▼ 鞍馬街道から見える比叡山。
▼ 振り返って、歩いて来た山を見上げる。
▼ 先週、住宅で男女の遺体が発見された遺棄事件の現場。婦警さんとマスコミ2人組。韓国籍の男が逮捕されたばかりやというのに、婦警さんのオイラを見る目が厳しかった。複数犯の可能性もあるんやろうか?
▼ 10:07 深泥池に到着。
▼ 10:11 遊歩道に突入。
▼ 最初はハッキリした歩きやすい道でしたが、奥に行くにしたがい荒れた個所もありました。
▼ 10:26 京都博愛会病院に突き当たってしまったが、斜め上に道がある。行ってみよう。
▼ 急な坂を登る。
▼ 尾根に到着したら右折。
▼ 道なりに尾根道を歩く。
▼ なんだか開けた場所に出た。進行方向の奥に多数の虫が飛び交っているのが見える。スズメバチやったらヤバイ!
▼ 右側に舗装道路が見えるのだが、柵と有刺鉄線があるので道路側には逃げれない。
▼ 防虫スプレーを持って、気づかれぬようゆっくり前進。よく見るとトンボでした。やれやれ。この場所は展望スポットでありました。
▼ 広場めいた場所から再び森に突入。
▼ 道なき道かと思っていたら、そこら中の木にブルーの紐がくくってある。
▼ ブルー紐をたどりながら坂道を下っていると、突然、ブルー紐がなくなった。下から人の声がするので迷うことなく直進。
▼ 11:01 宝が池公園の遊歩道に無事下山。
▼ 遊歩道を歩いていると、ちゃんとした山道を発見。オイラは道なき道で強引に下山したのですが、どこかで道を間違えたようであるなあ。
▼ ゴミ箱の許容量を越えちゃってます。何とかしてください。
▼ 宝が池に来たのは初めてなのです。
▼ 11:13 送り火「法」の東山をめざして進行開始。
▼ 分岐。左へ。
▼ 途中、展望スポットに立ち寄ってみましたが、木々が邪魔でさほど展望はありませんでした。
▼ シカが道を横切って走っていった。
▼ 東山の山頂付近で、オイラの頭上を飛ぶスズメバチを捕捉。ほぼ平坦な尾根道なんで走って逃げやすい。ダッシュしたらヤツが追いかけてきた~!
▼ 山頂を越えると下り道。なんとかスズメバチから逃げ切った。早く下山したいよー。( ;∀;)
▼ 分岐。左折した方がよかったようなのですが、血迷っているオイラは直進。
▼ 11:54 薄暗い森を抜けて無事下山。
▼ 振り返る。突然、オイラが森から出てきたので、そばにいた子供が驚いていた。ごめんね。
▼ ここは宝が池公園の「いこいの森」でありました。
▼ 六甲山防衛センターという設定でウルトラセブンに登場した京都国際会館。未だにカッコイイ造形やと思います。
▼ 宝が池の大きな鯉。
▼ 深泥池から越えて来た山を臨む。
▼ 遊歩道のそばにまでシカが来ていた。近所の人から名前を付けられているマスコット・シカのようである。
▼ 国際会館駅の大原女の像。ちょっとデフォルメしすぎとちゃいますかー。
○
○
鳥羽・伏見の戦いのシーンが1分程度であっけなく終わってしまいました。
会津藩は? 五稜郭はどうなった? もう戊辰戦争は終わっちゃったの……?
○
監督:増村保造
脚本:白坂依志夫
原作:江戸川乱歩『盲獣』
出演:船越英二、緑魔子、千石規子
【あらすじ】from Amazon
盲目の彫刻家・蘇父道夫(船越英二)は、モデルの島アキ(緑魔子)を拉致、目、口、鼻、乳房、手など女体の一部がオブジェとして並べられたアトリエに監禁する。
道夫が長年追い求めていた理想の女体、それがアキの体だったのだ。
はじめは抵抗していたアキだったが、そのうちに道夫との狂気の愛に目覚めていく。
○
たまたま乱歩原作の映画やったんで、原作を読んだこともない予備知識ゼロの状態でDVDを借りたんですが、それがなんと大当たり!
「京都」と縁もゆかりもない映画なんですが、今や京都ロケのサスペンスドラマに欠かせない俳優の船越英一郎氏のお父上が出演してはるので、「袖触れ合うも他生の縁」と言うではないか。ようわからんけれども、一筆啓上たてつかまつり候。
○
「○ちがい」や「○くら」など、今の放送コードに引っかかってしまう言葉の数々。変態度合・猟奇度合も極北へ逝っちゃってるし、100%地上波で放送できない……否、してはいけない衝撃的問題作。正常な感覚からすれば、いっそのことDVDを発禁にしてもいいぐらいの内容なのであります。
されどこの映画、安っぽい下卑たるエロ映画やグロ映画とは一線を画す、正常な感覚を麻痺させてしまう媚薬のようなシュールな芸術性と言うべきものがそこはかとあり、それが本作を後世に残る傑作たらしめている要因ではなかろうかと思います。
偏執的変態男を演じる船越英二氏の役者魂と、コケテッシュな肉体をさらけ出す緑魔子さんの女優魂に乾杯!
日本映画史の中の隠れたエバーグリーン。仮にリメイクしようとする酔狂がいたとしても、これ以上の作品は誰にも撮れないのではないでしょうか。
もしオイラがリメイク版のプロデューサーやったら、緑魔子役は見た目でローラに決定。異論は認めぬ。
監督:大島渚
脚本:田村孟、佐々木守、足立正生、大島渚
出演:ザ・フォーク・クルセダーズ、緑魔子、渡辺文雄、佐藤慶
【あらすじ】from Amazon
大学生活最後のバカンスに日本海へ遊びに行った悪友3人組(加藤和彦・北山修・端田宣彦)は、海で泳いでいる間に衣服を何者かに盗まれてしまった。そこで銭湯に行くが、湯気の中から現れたネエちゃん(緑魔子)に服を盗めと言われ、他人の服を着用した。しかし、銭湯を出た途端、見知らぬ青年(佐藤慶)にピストルで脅される…。
○
フォークル主演の映画があったなんて今まで知りませんでした。さっそくDVDをレンタル。
北山センセと端田氏は、素人なりに頑張って演技してはります。
▼ おしゃれなトノバンの、やる気なさげな棒読み台詞は演出やったんでしょうかねえ?
韓国人の密航事件に巻き込まれた日本の若者3人組の物語なんやなー、と大枠はわかるけれど、一体全体映画の中で何が起こっているのさっぱりわからない、見ている側をまったく無視した不条理な映画でございました。
▼ オイラにゃ、動いて喋っているフォークルを見れること以外に価値を見出せなかったし、緑魔子ネエちゃんのセクシー度も少なかったし……。
当時、フォーク畑の人が一般映画に出たなら「商業主義!」「総括せよ!」と罵声を浴びせられ、石を投げられる雰囲気やったと想像するんですが、本作は民族問題やベトナム反戦問題を取り入れているので左翼のみなさんも納得しはったんかなあ。
よくぞ松竹はこんな映画を配給しましたね。どこぞの地下劇場で上映するのが好ましいような、アングラ臭漂う映画でありました。
○
▼ 劇中、アカペラで歌われていた「イムジン河」を聴くと、現在に至るまで侵食され続ける日本の芸能界が悲しくてやりきれないのでありました。
時は1965(昭和40)年。
ビートルズは「イエスタディ」、ボブ・ディランは「ライク・ア・ローリング・ストーン」、ローリング・ストーンズは「サティスファクション」を発表する洋楽にとっても熱い重要な年。
日本では、当時、龍谷大の学生だった加藤和彦青年が雑誌「MEN'S CLUB」9月号の読者欄で「フォーク・コーラスを作ろう」と呼びかけたことによって、ザ・フォーク・クルセダーズが結成されたのであった。
まだ無名だった加藤青年の実家の住所が掲載されている。一度行ってみたい。
ところが、伏見「市」は「区」の誤植やとわかるんですけど、現在の町名に「深草伊達町」は存在していないのである。深草「東」伊達町あるいは深草「西」伊達町ならあるのだ……。
行ってみたいけど実家を限定できないとなるとなあ……、と今まで二の足を踏んでいたのであるが、この前フォークル主演の映画を見てしまった勢いで、思い立ったが吉日。
今回は山中ではなく、ひたすら街中を歩きます。
○
9月21日(月)
▼ 7:50 やって来ました京阪・藤森駅(ふじのもりえき)。
▼ まずは深草西伊達町に行ってみる。
▼ 伊達町交差点を通過。
▼ 8:10 深草東伊達町47番地に到着。現在は介護施設が建っているのだが、ココを加藤和彦氏の実家跡に比定しておきます。
▼ 大岩山にほど近い場所でありました。
▼ ちょっと歩けば稲荷山もあるし、遠く愛宕山も見えるエエ所です。のどかで静かな地域なんで、楽器演奏したら近所迷惑やったんかもしれませんねえ。
▼ 8:48 加藤和彦氏の母校・龍谷大学深草キャンパスを通過。
▼ 北山修氏の実家跡をめざして京都駅方面に進行。鴨川をわたる。
▼ 9:34 JR京都駅に到着。人多し。
▼ 9:57 西洞院通を上って北山修氏の実家跡(下京区七条通油小路東入ル大黒町253)に到着。現在は外観も変わり別の病院になっていますが、「帰って来たヨッパライ」は北山医院の2階応接室でレコーディングされたようなので、ココに「J-POP誕生之地」と記念碑を建ててもエエんとちゃいます?
▼ 10:35 西洞院通をひたすら上って上って、オイラの欲深さゆえに御金神社(みかねじんじゃ)へ寄り道。
▼ 11:06 西洞院通から釜座通を経由して新町通を上って上って、カトリック西陣聖ヨゼフ教会(上京区新町通一条上ル一条殿町502-1)に到着。アマチュア時代のフォークルが初ライブを行った場所なのだ。
▼ ふと、幸神社(さいのかみのやしろ)に立ち寄ろうとしたら「ちょいと、お兄さん」と声をかけられた。「野菜の配達で余ってしまったので買って下さい」と言う。丁重にお断りしましたが、美人お姉さんでした。買ったげたら良かったと今さら後悔。
▼ 出町ふたばで豆餅を買おうと思ったが人が多すぎ。あきらめる。
▼ 加藤和彦氏が映画音楽を担当した「パッチギ!」で乱闘シーンの撮影があった鴨川デルタ。
▼ 12:00 聖地巡礼終了。帰阪。
○
【内容紹介】from 公式サイト
ロック界最重要アーティスト・ボブ・ディラン最重要期、絶頂期1965~1966年のレコーディング・セッションが遂に登場!『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』、『追憶のハイウェイ61』、『ブロンド・オン・ブロンド』のセッションからこれまで聴かれたことのなかった曲、アウトテイク、リハーサル・トラック、別ヴァージョンなど未発表スタジオ録音を収録する、ディランの名ブートレッグ・シリーズの最新版『ザ・カッティング・エッジ1965-1966:ザ・ブートレッグ・シリーズ Vol.12』は11月6日海外発売。日本盤は高品質BSCD2仕様でCD6枚組のデラックス・エディションと、セッションからのハイライト楽曲をまとめたCD2枚組ベストを11月11日発売予定。更にCD18枚組のウルトラ・デラックス・コレクターズ・エディションがBobDylan.comにてのみ発売され、そこには一連の名高いセッションで録音された音が一つ残らず収録される。
○
今から20年ほど前、日本橋のレコード屋で『追憶のハイウェイ61』のアウトテイク・ブートレッグCDを見つけたんですが、その時手持ちのお金が足りず、次の日お店に行ったら売り切れてしまっていたという悲しき出来事があったのだ。
苦節20年。ついに高音質でアウトテイクが聴ける日がもうすぐやって来る!
○
もしオイラが英語に堪能やったら、CD18枚組のウルトラ・デラックス・コレクターズ・エディション($599.99)を清水の舞台から飛び降りる覚悟で予約していたかもしれませんが、いかんせん、日本語しかわかりまへんので、日本語訳付きのCD6枚組デラックス・エディションを購入させていただきますぜ。
それにしても殿様商売やなあ……。
○
ディスク3がまるまるライク・ア・ローリング・ストーンっていうのが凄い。
ディスク 3:
1. Like a Rolling Stone - テイク 1-3 (1965年6月15日)
2. Like a Rolling Stone - テイク 4 (1965年6月15日)
3. Like a Rolling Stone - テイク 5 (1965年6月15日)
4. Like a Rolling Stone - リハーサル (1965年6月16日)
5. Like a Rolling Stone - テイク 1 (1965年6月16日)
6. Like a Rolling Stone - テイク 2-3 (1965年6月16日)
7. Like a Rolling Stone - テイク 4 (1965年6月16日) 初出『追憶のハイウェイ61』(1965年)
8. Like a Rolling Stone - テイク 5 (1965年6月16日)
9. Like a Rolling Stone - テイク 6 (1965年6月16日)
10. Like a Rolling Stone -テイク 8 (1965年6月16日)
11. Like a Rolling Stone - テイク 9-10 (1965年6月16日)
12. Like a Rolling Stone - テイク 11 (1965年6月16日)
13. Like a Rolling Stone - テイク 12 (1965年6月16日)
14. Like a Rolling Stone - テイク 13 (1965年6月16日)
15. Like a Rolling Stone - テイク 14 (1965年6月16日)
16. Like a Rolling Stone - テイク 15 (1965年6月16日)
17. Like a Rolling Stone - Master テイク - リード・ギターのみのトラック
18. Like a Rolling Stone - Master テイク - ヴォーカルとギターのみのトラック
19. Like a Rolling Stone - Master テイク - ドラムスとオルガンのみのトラック
20. Like a Rolling Stone - Master テイク - ピアノとベースのみのトラック
○
11月11日よ、早く来い。
京都の心霊スポットとしては超有名処。
【深夜、タクシーの運ちゃん女性客を乗せる。「深泥池まで」と言ったきり終始無言の女性客。「深泥池に着きましたよ」と運ちゃんが後部座席を振り返ると、女性は消えていてシートが濡れていた】という話は、全国津々浦々に伝わっているとオイラは認識しております。
昔、テレビ番組で、つのだじろうセンセと女性霊能者が深泥池のほとりで除霊だか浄霊をして、女性霊能者が「ここはヤバい!」とか言ってパニックになってたんやなかろうかと……記憶しております。
夜に来たら怖く感じるのかもしれませんが、日中なら全然平気です。
○
▼ 案内板はないんですが、池のほとりを散策できる遊歩道がございます。皆様もぜひ散策に行かれてはどうでしょう。
▼ 散策路の途中で道が分岐していたりします。道を誤るとどこへ行くのかわかりませんが……。
▼ 池のほとりの道を歩いていれば大丈夫ですよ。
▼ 途中、立入禁止の設備があったんですが、そばを通り過ぎるとき、突然、ガガガガガと音が鳴りだしてビビりました。
▼ ぬかるんでる所もあるので足元にご用心を。
▼ 木が倒れていても乗り越えるなり潜るなりして進んで行きましょう。
▼ 京都博愛会病院の「関係者以外立入禁止」の看板が見えれば終点です。来た道を引き返して帰りましょう。
○
京都の経済からグルメまで、旬の話題をサクッと伝えてくれるKBS京都テレビの情報番組「京bizS」は、毎週予約録画して見逃さないようにしているオイラである。
さっき9月25日放送分を見ていて、遠藤奈美アナウンサーが京都の旬の街ネタを紹介する「マチネタ!」というコーナーに吃驚した。
○
▼ 若くして亡くなったオイラの盟友K君が住んでいたマンションがテレビに映ったのであった。
▼ K君が住んでいたマンションの一室をアトリエにしてはる北村道子さん。K君と面識あったんかなあ?
○
▼ 遠藤アナがDFA(ダッチフラワーアレンジメント)に挑戦。
○
幾松ねえさんが、やっと辰路はんの居所をつきとめはりました。
自分のお腹を痛めた産んだ子を、たとえ子供の将来のためとはいえ手放すお母さんの心境は、男のオイラには一生わからない心境なんですが、察することはできまえ。
○
ドラマの終わり近く、久坂玄瑞の子どもが萩にやって来はりました。
○
このドラマも明治時代に突入しちゃったんで、歴史の表舞台が京から東京へと変わったことやし、金輪際、もう京都のシーンはないんでしょね。
幕末から明治の京をタンノするには、次は朝の連続テレビ小説「あさが来た」どすなあ。
【あらすじ】 by NHK
連続テレビ小説初の「幕末」が舞台の物語。
時代に先駆け、銀行、生保を設立し、後には日本最初の女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに「お金儲け」のためではなく、「今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のため、生き抜いたヒロインの物語を、「おもろい夫婦」を縦軸に、「運命の姉妹」を横軸に、さらにはヒロインへの応援者たちとの暖かな交流を絡めて描きます。
○
前作の『まれ』は横浜編から挫折したオイラであるが、今作は「京都」要素があるし、地元・大阪も絡んでいるので最後まで視聴し続けたいのである。
○
▼ 幕末の京の町の風景CG。初出は知りませんが「花燃ゆ」で使用されてましたねえ。五重塔らしき高層建築物が二つ見えますが、あれは八坂の塔と東寺なんかなあ? と悩んでおります。
▼ このCGは初見。夜景はこうなります。提灯や行燈などの光源にしては明る過ぎるような気がするんですが……こんなもんどすか?
▼ 「京」と比べるとあまりにもお粗末なデキの「大坂」CGにびっくりぽんや!
▼ オープンセットのシーンは太秦の松竹撮影所でのロケのようです。
▼ 自宅の庭の木に登れば、比叡山と大文字山が見えるやなんてよろしおすなあ。
今週は、あさ(波瑠)の子ども時代を演じている鈴木梨央ちゃんが「エエ味」出してて面白おます。来週からは大人になっちゃうから、このドラマ、どないな感じになるんやろうかねえ?
○
【2015-10-03 追記】
▼ 10月3日放送分に登場した京のCG。東寺付近やと思います。
1864年の夏、禁門の変で京の市中は大火災(どんどん焼け)にあったはずなので、こんな町並みは不自然とちゃうかなーと思い、どんどん焼けの罹災範囲を調べてみましたよ。
▼ 当時のかわら版。ピンク色が罹災範囲。
東寺付近は助かってるし、現・上京区大黒屋町にあった広岡浅子はんの実家(三井家)もギリギリ助かっててびっくりぽんだす。
9月の半ば、清滝で12人の方がスズメバチに刺され病院に搬送されるというニュースを聞きました。北海道では刺されて死亡された方も出たとか……。
秋の低山は、凶暴化したスズメバチの脅威があるのであまり行きたくはないものの、それでも行ってみたくなるのはなぜだろう?
登山者が多い大文字山なら、助けてくれはる人がいはりそうなのでまだ安心かな。
○
10月4日(日)
▼ 7:43 今日は蹴上(けあげ)からスタート。
▼ まずは南禅寺へ。
▼ 水路閣から駒ヶ瀧不動尊へ。
▼ 不動尊で願山歩安全。
▼ 分岐? 直進すれば七福思案処。以前ここへ来たときは小さい谷川に簡易橋が架かっていていたんですが、土砂崩れで橋がなくなってます。あえて土砂崩れの道を選択。
▼ 土砂崩れの箇所を過ぎると歩きやすい道。
▼ 大日山の十字路に合流。左折。
▼ 8:25 七福思案処に到着。
▼ 朝はひんやりしてたのでパーカーを羽織って来たのですが、暑い。脱ぐ。
▼ 京都一周トレイルコースで大文字山方面に進行。
▼ 道標「東山42」と「東山43-1」の間で、ホバリング中のスズメバチを捕捉。小走りで逃げ切る。
▼ いつのまにか「東山44-1」のところまで林道が延びているのにびっくりぽん!
▼ トレイルコースを離脱して林道を歩いてみる。
▼ おや、トレイルコースと合流しちゃいました。なんだか遠回りしただけのようですねえ。
▼ 以前、林道工事中に歩いたときは、こんな階段はなかったような……どこに続いているのか、いつか探検してみよう。
▼ 人通りが激減するんですが、久しぶりに雨社大神に行きたくなったので林道から離脱。
▼ 9:37 雨社大神の社が新しくなっているのにびっくりぽん!
▼ ここまで来たら、如意ヶ岳にも行っとこう。以前、悩んだ分岐。今は道標あり。ありがたやー。
▼ この分岐にも昔は道標がなかったんですが、設置されてますねえ。ありがたやー。
▼ 9:50 如意ヶ岳の三角点は、大津航空無線標識所の中にあるので行けないんです。
▼ ここまで来ちゃったら、琵琶湖を見ておきましょう。標識所の外周を歩く。
▼ 舗装道路に出る。
▼ 10:02 琵琶湖が見える場所に到着。以前はガードレールの切れ目に「↓三井寺」と書かれていたんですが、塗装されて文字が消えてました。
▼ 初めて歩く道。ガードレールの切れ目から急斜面を数メートル下ると、山科方向の絶景が見えてびっくりぽん!
▼ さらに下って森の中へ侵入。
▼ 送電鉄塔の横から道路に出て大文字山へ戻ろうと思ってるのですが、このまま三井寺に降りてしまうのではないかと不安になる。
▼ とりあえず三井寺方向に歩く。
▼ 矢印が差す方向の急斜面を登ると、さっき歩いていた舗装道路に出てしまった。どこでまちがえた?
▼ 送電鉄塔に行くには、この「火の用心」の場所から山に入るのが簡単やとわかりました。
▼ 「三井寺には行かせない」というイケズさんがいてはるようです。
▼ 如意寺跡を通り抜ける。
▼ 10:24 送電鉄塔の横を通って舗装道路に出る。
▼ 比叡山を見ながら、皇子山公園から登って来て休憩中の年配男性としばし会話。「池の谷地蔵尊のところに害獣ネットしてありますが通り抜けはできるそうですよ」という情報をいただく。ありがたやー。
▼ 10:47 池の谷地蔵尊に到着。
▼ 立派な地蔵堂の裏にひっそりと、池の谷開運油掛御地蔵尊がいてはりました。油掛とは珍しや。なむなむ。
▼ 10:57 害獣ネットを越えて大文字山方面へ。
▼ 11:12 雨社大神まで戻って来ました。
▼ 11:27 大文字山山頂に到着。温度計は壊れているようです。
▼ 11:44 火床に到着。風があってとっても涼しく気持ちいい。しばし、おにぎりタイム。
▼ 治山工事で水場のお地蔵さんが撤去されてびっくりぽん!
▼ 12:24 銀閣寺の横へ無事下山。
▼ 琵琶湖疎水に巨大なコイがいてびっくりぽん!
▼ 百万遍さんに古本まつりのポスターが。開催は10月30日~11月3日。
▼ 13:06 出町柳に到着。帰阪。
○
京阪電車および京阪グループのイメージキャラクターであり、「京阪のる人」みなさまの愛称でもある「おけいはん」。
今度の新おけいはんは、「おけいはん検定」によって選ばれます。
これまでの歴代おけいはんや沿線、電車について、深く知り、よりいっそう親しみや興味をもっていただけるよう、Web試験はどなたでも参加OK。(10/20(火)まで)
みなさま、どうぞ楽しく取り組んでください。
http://www.okeihan-kentei.com/
○
関西エリア在住の方以外、あまり知りはらへんと思うんですが、京阪電車の企業イメージガールは「おけいはん」と呼ばれています。
今年、新たに6代目おけいはんを一般公募。(応募資格:2016年4月1日時点で18歳以上の女性)
今回は書類選考、面接選考の前に、まずはロザン・宇治原氏監修のおけいはん検定を受験しなければならなかったのです。
もちろんオイラはおっちゃんなので「おけいはん」には絶対なられへんのですが、web試験は誰でも受験できるっていうので試してみました。
○
Web試験は「おけいはん問題(10問)」、「京阪沿線問題(10問)」、「京阪電車問題(10問)」の計30問。
腐っても京大卒の宇治原氏監修問題は、かなり難易度が高かった。
▼ さあ貴君もチャレンジ!
○
監督:新藤兼人
脚本:新藤兼人
出演:乙羽信子、観世栄夫、フラワー・メグ
【あらすじ】from Amazon
物語は古代から始まる。
丑の刻、嫉妬に燃える中年女(乙羽信子)が藁人形へ呪いの五寸釘を打つ。
中年女の夫(観世栄夫)と愛人の若い女(フラワー・メグ)が性愛を交歓していたが、突然女が身悶え苦しむ。
現代でも男女(観世栄夫、フラワー・メグ)の濃厚な情交が始まる。
夫に捨てられた妻(乙羽信子)は執拗な無言電話を繰り返し、丑の刻参りで藁人形に釘を打って呪い殺そうとする。
嫉妬の炎が打ち抜く怨み釘の音と時空の狭間に呪いの足音がいつまでも響き続ける・・・
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謡曲や能には「鉄輪」という演目があるそうなんですが、実際、京都には堺町通松原あたりに「鉄輪の井戸」と呼ばれる井戸が存在しているのだ。(オイラはそこへまだ行ったことがありませんが)
浮気した夫を呪うため、妻は頭に鉄輪をかぶって貴船まで丑の刻参りをしていたが、満願成就する前日に自宅近くの井戸のそばで息絶えたという。一説には井戸に身を投げたとも言われる。その井戸が「鉄輪の井戸」なんやそうです。
あきらかに京都臭が漂っている「鉄輪」というタイトルの映画のDVDがあったので、レンタルしてみましたえ。
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能と時代劇と現代劇をミックスした斬新な演出と言えば聞こえはいいが……実はクロスオーバーするワケのわからん演出だったりするんですわ。
映画の始めはホラー・テイストやったんですが、終わりにはコメディーになっちゃう始末。
乙羽信子さんは終始、平安期は丑の刻参りで現代ではストーカー的イタ電魔。ストーリーもあるようでほとんどない不条理な約90分。
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▼ 乙羽さん、股間に五寸クギ打ちすぎでっせ!
▼ たぶん出演部分の90%以上が全裸もしくはお尻むき出しの半裸やった裸族のフラワー・メグさん。「その方が楽なんだもん」という台詞もありました。
▼ かなりきわどいシーンが何か所もあるのですが、局部のモザイクもボカシもまったくないのは計算尽くした演出とカメラワークの賜物なのでしょうね。そこは評価いたします。
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蓼品高原などのシーンがあり、全編京都ロケでなかったのは残念ですが、最後にロケ地確認。
▼ 走る乙羽さん。ここは京都御苑でしょ?
▼ 沢ノ池のような気がするんですが……?
▼ 丑の刻参りをする神社は貴船神社と違うようですが、もしかすると由岐神社かい……?
監督:実相寺昭雄
脚本:石堂淑朗
出演:田村亮、司美智子、佐々木功、田中三津子、花ノ本寿、岡村春彦、岡田英次
【あらすじ】from Amazon
琵琶湖近くの旧家、日野家の長男でありながら父の後を継ごうともせず仏像の研究に没頭している正夫(田村亮)と、なぜか持ち込まれる縁談を断り続けている姉の百合(司美智子)は、ある雨の日の午後に一線を越えてしまった。やがて百合は妊娠してしまうが、正夫は彼女を書生の岩下(花ノ本寿)と結婚させ、自分は仏師(岡田英次)に弟子入りする……。
まあ、この映画の教訓は、「あの世なんか信じへん。死んだら終わりや」と言う男には近寄るな。周囲に不幸をまき散らかしまっせ、ということやとオイラは解釈しました。
約2時間20分、近親相姦やら3Pやら投身自殺などの鬱ストーリーをまじめに追いかけてきて、エンディングが「これか!?」というような内容の映画でありました。(。´・ω・)?
いやいや、実相寺作品は計算つくした構図の妙という映像美を堪能することが第一義なのを忘れてた。
(オリジナルのキャプチャーは画面が薄暗いので明度を若干あげています)
▼ カメラの横移動速度と奥を横切る人物の歩く速度、現れ方のタイミング。
▼ 演技中に新幹線が走り抜けることを想定した構図。
探せばもっとあるんですがキリがないんでやめときます。
▼ カメオ出演のムラマツ・キャップ。意味不明な役ながら、今回はちょこっとだけ台詞があります。
主人公の田村亮氏は、滋賀県在住という設定なんで滋賀県東南部のロケシーンが多いんですが、京都市内の仏師に弟子入りしはるんで京都のシーンもございます。
▼ 子どものころ見た風景。どこやったんやろ?
▼ 修学旅行生でにぎわう二条城。
▼ 観光寺院のようです。どこなんでしょう?
▼ 法観寺(八坂の塔)。
▼ 安井金比羅宮の鳥居。
▼ 安井のラブホテル街。安い!
▼ 東福寺。
▼ 仏師の家の近辺。洋館めいた建物や旅館・船橋というヒントがあるんやけれど場所の特定できず……。
▼ この映画でオイラが注目したのは、EDの仏師の妻役の田中三津子さん。男を潤んだ目で見る欲求不満若妻のベタベタ演技なんですが……。
▼ 田村亮氏とのベッドシーン。なんやら脇に違和感が? よく見ると……。
▼ 脇毛~ぇ! もしかして元祖脇毛女優?
▼ 見よ! 坊さんと地獄極楽問答する田村亮氏の雄姿。(笑)
天国には美味い酒とキレイなネエちゃんがいてはんねんから、極楽にも快楽はありまっせ。たぶん。(^_-)-☆
監督:マックG
脚本:ライアン・ロウ、ジョン・オーガスト、エド・ソロモン
出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、ビル・マーレイ
【あらすじ】from Amazon
ノックス・テクノロジー社の創立者、エリック・ノックスが、完成間近の〈音声識別ソフト〉ごと誘拐された。
依頼人は、ノックス社の美人社長、ビビアン。
エンジェルたちは得意の変装を活かした潜入捜査を開始。
空から、海から、狙いをつけた犯人を追いつめる。
果たして、敵の本当の狙いとは…?
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七面倒くさい映画のレビューが続いたので、今回は気分一新、ハリウッドの痛快娯楽映画どすえ。
その昔、テレビの日本語吹き替え版で気になるシーンを見たので、DVDをレンタルしてそのシーンを確認してみました。
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ヘンテコリンな日本風パーティーに潜入捜査するエンジェルたちのシーン。
▼ バーテンダー役のルーク・ウィルソンがキャメロン・ディアスに「おいでやす」と声をかける。
▼ 「あ~ら、京都弁お上手どすなあ」と答えるキャメロン・ディアス。
英語のオリジナル版でも、そんなこと言うてはるんかをDVDで確認どす。
ほー。
オリジナル版では、「コンニチワ」「ニホン語、喋ルノスゴイネエ」と、二人はその部分だけ日本語で会話してはりました。
▼ その他に、「上を向いて歩こう」がBGMで流れる中、こんな会話も。
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ソニーがコロンビア映画を買収した影響なのか、伊福部昭の「ゴジラ」のテーマ曲が使われていたりと、結構日本を興行のターゲットにしている映画どしたなあ。
【内容紹介】
連休直前に送られてきた『京都・パワースポット巡り』の案内。写真撮影が好きな太秦萌は幼馴染みの松賀咲と小野ミサと、このイベントで思い出作りをしようと考えた。パワースポットを巡りきると願い事が叶うというのにも心惹かれていたが、今まで三人で市内観光をしたことがなかったのだ。張り切る萌の前に、イベントの案内役だという自称“精霊”の都くんが現れた。萌たちは都くんに色々な意味合いで妖しい巫女の元へと連れて行かれる。巫女はイベントの本当の目的を語り始めた。これはいくつかの試練を乗り越えなければならない神聖な祭なのだと。果たしてどんな苦難が待ち受けているのか……!? 元気ハツラツ★ガールズストーリー!!
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▼ 去年からやったでしょうか? 京都市の地下鉄駅構内に、やたらと萌えキャラ女子高生のポスターが目につくようになったのは……。(左から、太秦萌、松賀咲、小野ミサ)
▼ でも、その前にJRや阪急電車で京都学園大学の萌えキャラ少女ポスターを見ていたので、地下鉄のポスターは最初、ずっと京都学園大学のポスターやと勘違いしていたオイラであった。
話を地下鉄三人娘に戻しましょう。
赤字経営でドエライことになってはる市営地下鉄はんは、京都を舞台にしたアニメの聖地巡礼における経済効果に着目しはったんでしょうねえ。
元々、素人(市職員の妻)がデザインした三人娘で細々と地下鉄利用促進してはったんですが、プロのイラストレーターでリメークしてからは、地下鉄の駅で彼女らを見かけないことはないぐらいに大々的なプロジェクトとして始動したようどす。
▼ 市バスの利用促進までやっちゃってます。
▼ 博物館や動物園などの公共施設とのコラボ。
▼ スマホアプリ。
そして、今や破竹の勢いの三人娘はノベライズ化され、全国的になってしまいはったんでした。
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閑話休題。小説の読後感想を少々。
地下鉄という公共交通機関の応援キャラクターという性格上、ハメをはずした無茶はできないんでしょうね。登場人物のそれぞれがイイ子ちゃん的なすごく健全なストーリーでございました。
京都を舞台にした既存アニメである「けいおん!」「たまこまーけっと」「有頂天家族」「いなり、こんこん、恋いろは。」にリスペクトしている部分があるし、それらのキャラが『京・ガールズデイズ』に登場してもまったく違和感がない世界観の小説に思えました。
下鴨神社、二条城、八坂神社など……読むだけでも京都観光できちゃうし、まだオイラが行ったことのないの蚕の社の部分なんかを読むと、一度訪れてみたくなるような観光促進効果がある。
さりげなく京都市営地下鉄のウンチクと宣伝が織り込まれていたりもする。
さらに深読みすれば、主人公の太秦萌は秦氏の象徴かもしれないし、神使として登場した八咫烏を賀茂氏の象徴と読み解くと、平安京ができる以前の京都までさかのぼる裏設定があるのかも? と感じた次第であります。
あきらかにシリーズを前提にした終わり方やったので、次回作を待とう。
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▼ まだまだ増殖する気配がある「地下鉄に乗るっ」キャラクター。恐るべし!
「おけいはん」とは……?
広義では京都と大阪を結ぶ京阪電車に乗る人すべてが「おけいはん」と呼ばれるのでありますが、どちらかというと京阪電車のイメージキャラクターの女性を「おけいはん」と呼ぶことの方が関西で一般的。
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昨日(10/20)、朝ドラ「あさが来た」を見てましたら、あれ……?
▼ どこかで見かけたような女の子が出てはるなあ……。
▼ あさの嫁ぎ先の加野屋の女中さん役。5代目おけいはんとちゃうの……?
▼ オープニングの出演者クレジットを確かめる。畦田(うねだ)ひとみさんの名前が出てて、びっくりぽんや!
毎日欠かさずドラマを見てるんですが、今までまったく気づきませんでした。遺憾でございます。
毎日登場する役ではないようなので、次回のおけいはん登場シーンはいつになるのでしょう?
これからは、おけいはんウォッチャーとしてこのドラマを楽しみたいと思います。
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