6月21日に地上波で放送されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。オイラは27日の再放送で見ました。
○
▼ 今回は楽しみにしていた池田屋事件のエピソード回だったのですが……。
階段落ちする人もなく、2時間の死闘が予想通りあっけなく放送されましたねえ。
池田屋の従業員が一人もいなかったのは不自然な気がしましたが、どうして誰もいなかったんやろう?
○
河原町御池に「吉田稔麿殉節之地」の石碑が建っていたのは知りまへんでした。
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6月21日に地上波で放送されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。オイラは27日の再放送で見ました。
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▼ 今回は楽しみにしていた池田屋事件のエピソード回だったのですが……。
階段落ちする人もなく、2時間の死闘が予想通りあっけなく放送されましたねえ。
池田屋の従業員が一人もいなかったのは不自然な気がしましたが、どうして誰もいなかったんやろう?
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河原町御池に「吉田稔麿殉節之地」の石碑が建っていたのは知りまへんでした。
○
6月28日(日)のち
(時々小雨)
今年も柳谷観音のあじさいまつりの時期がやって来た。
去年は道をまちがえて、ほんまもんの物好きしか行かないであろう過酷なコースで行ってしまったのだが、今年は正攻法(?)で天王山越えコースだ。
○
▼ 8:15 JR山崎駅に到着。
▼ 8:27 天王山登り口。
▼ 8:32 禁門の変直前、久坂玄瑞がいた宝積寺の境内を通過。
▼ 8:41 山道に進行開始。
▼ 8:48 青木葉谷広場で休息。
▼ ここから大阪の市街地が展望できるのだ。
▼ ただし、近くにこんな張り紙が……。(^_^;)
▼ 8:56 酒解神社の鳥居を通過。
▼ 9:02 十七烈士の墓。たぶん今夜の「花燃ゆ」が禁門の変なのでタイムリー。なむなむ。
▼ 十七烈士の墓と酒解神社・本殿の間があじさいの道になっていた。わざわざ柳谷観音へ行く必要がないかも……。
▼ 9:12 以前来た時も本殿前はブルーシートに覆われていたが、この状態がデフォ?
▼ 9:20 天王山山頂に到着。山崎城跡でもある。
▼ 井戸跡。雨水を貯めていたらしい。
▼ 以前来たときはケルン状に小石が積み上げられていたが、今はさっぱり。
▼ 山頂からの展望は全くありませんが、少し移動すると展望がよい場所もある。
▼ 山頂を離れ、本線を柳谷方面に歩いていると、「龍神池→30m」の道標が目に入ったので行ってみる。
▼ 小倉神社にもつながっているようだ。
▼ 9:39 龍神池。
▼ 本線に戻る。あじさいまつり効果なのか、今日は人通りが多いように思う。
▼ 奥の山展望広場への分岐。道標には「スグ」と書いてあったので行ってみようと思ったのだが、下り道になっているので、戻る時にキツイそうなのでやめる。
▼ 9:55 十方山への分岐を通過。ここにも小倉山があるという。
▼ 9:56 柳谷別れ三叉路に到着。温度計は20℃。汗はかくけれど、まだ歩きやすい気温である。
▼ 10:01 119番ポイント「長ー30」分岐。左の本線を進む方が柳谷観音へ早く着けるのですが……。
▼ 右は、去年まちがった道を進んで偶然合流したルートなのである。もう一度行ってみよう。
▼ 人通りが全くなくなった。
▼ 去年こんな道、歩いたっけ? と不安になる。
▼ 記憶にない道をひたすら進む。
▼ おっ! この三叉路は覚えてるぞ。「長ー29」。
▼ 去年は直進して柳谷道の舗装道路に出たので、今年は土御門天皇陵方面の道を歩いてみよう。
▼ ひたすら下り道です。
▼ 木々の間に人家が見え始めた頃、ゲートに遭遇。
▼ ゲートを越えて振り返る。
▼ 10:22 ついに明るい開けた場所に来た。ここはどこですやろ?
▼ 右を見る。な、なんと、ここは去年オイラが闖入していった池のほとりのゲートではないか!
▼ よく見ると道標もあったのだが……。
▼ 文字が消えかけている。これじゃ見落としても仕方あるまい。
▼ 一年ぶりに見る懐かしき金ヶ原ののどかな田園風景。
▼ 土御門天皇陵に寄り道。
▼ 10:33 去年歩く予定だった道を歩いてみよう。
▼ 坂道なのである。自転車で行くカップルもいる。
▼ ゲートを超える。
▼ 自転車カップルを追い越して歩く。自転車で来るにはこの道は厳しそう。
▼ 10:44 柳谷道と出合う。
▼ 振り返る。「長ー24」。
▼ あとは迷う事ない舗装道路を歩きます。途中、小雨が降ったけど傘なしでもOKでした。
▼ 11:04 いよいよ柳谷の聖域です。
▼ 西山古道の入り口ゲートで、扉を勝手に開けて良いものか悩んでいる風の男性ひとり。目が合ったんで「善峯寺、行きはるんでっか?」と問うと「はい」とおっしゃるので、「勝手に開けて鎖を元の状態に戻しといたらエエんでっせ。もうちょっと先にも同じゲートがおまっせ」
▼ 11:15 山門で志納金300円払って境内に入る。以前はうちわをくれはったが、今日は慈眼あめ1個やった。
▼ なむなむ。
▼ 今年も独鈷水一気飲み。
▼ あじさいを愛でる。
▼ 山頂が雲で覆われている愛宕山。
▼ わかさ生活「ブルーベリーアイ」のゆるキャラ・ブルブルくんがいてた。
▼ モリアオガエルの卵。
▼ 阿弥陀堂では随時コンサート中。さっきまでは歌。今はよさこい踊り。
▼ 飲食エリアに行って腹ごしらえしよう。
▼ 焼きそば500円。
▼ 11:55 柳谷観音を出発。帰阪開始。
▼ 去年はいなかった飛び出しぼうずくん。
▼ 去年はキレイだった道標が、たった一年でくすんでしまうのね。
▼ 浄土谷分岐の電信柱に黒マジックで書かれていた「柳谷観音→」の文字が消えてしまっていた。
▼ 舗装道路を歩いてJR島本駅をめざします。
▼ 見た感じ廃墟っぽいテニスクラブからラケットを持った親子三人連れが出てきた。営業中のようです。
▼ 12:25 京都と大阪の府境を通過。
▼ 日陰の少ない舗装道路は暑いんです。
▼ 黒猫発見。
▼ 峠を越えると町が見えはじめた。
▼ 山の上にありそうな若山神社。眺望パノラマを機会があれば見てみたいですねえ。
▼ 名神高速道路の下の短いトンネルは風の通り道で気持ちいい。
▼ JR島本駅近くにトッパン・フォームズさん。よくジャムりますが(笑)……いつもお世話になっております。
▼ 13:16 JR島本駅に到着。ツバメがいてはります。
○
○
阿弥陀堂の歌コンサートのラストが「上を向いて歩こう」の珍しいレゲエ・バージョンでした。
6月28日に地上波で放送されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。
ついにはじまった禁門の変!
来島又兵衛という人物のこと、よう知りまへんが、このドラマの中ではあまりにも脳ミソ筋肉体質的に描かれております。
「まっすぐで熱い男や!」ってのはわかりますが、「御所に銃を向けて朝敵となってしまってええんかいな?」「長州軍の10倍もいる幕府軍に戦を仕掛けて勝てるんやろか?」と反問させて、「それでも俺は志を貫く!」ぐらいの思慮深い重厚な部分も与えてほしかったなあ、個人的に。
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【裏表紙の内容紹介】
CSエンタメ~テレのテレビ番組などで北野誠が自ら最新心霊スポットに潜入する「おまえら行くな。」大人気シリーズ最新刊。今回は事件のあった事故物件に移り住む芸人タニシを大特集! 映像がとらえた! 部屋に出現する多量のオーブの謎に迫る。また、住んでいる部屋だけではなく彼が出没するあらゆる場所にオーブだけではなく怪異現象や様々な災いが目撃されるようになった! そしてついにその崇りが北野団長に襲い掛かる! いったいタニシに何が起こったのか、徹底検証します。そのほか、今回は日本三大心霊スポットと呼ばれる「九州旧犬鳴隧道」、名古屋から能登半島に至るドラゴンロードにある、心霊スポットなどを心霊探偵団やゲストの面々が突撃取材、放送できなかった裏話も満載です。
○
本書の半分を、殺人事件があったマンション物件に住むという企画に乗った若手芸人の松原タニシ氏の話にさかれている。
夜中、独りで読んでるとすこぶる怖い。怪しげな写真も満載で、この本を所持していると厄を呼びよせてしまうんやないかと思ってしまうほど、ただならぬ妖気を発しているように感じられる。霊感ゼロやけど。
○
「京都」が出てきます。
タニシ氏がふらりと訪ねた京都のスナックでの、「視る」ことができるママさんの発言。
京都の山へ彼女とハイキングに行ったタニシ氏が体験した怪異。オイラも山歩きしますが、そんなことはほぼ100%起こりえない! 逆に山道で、もしもそんなこと起きたらヤバすぎます。一目散に下山ですな。
そして、天津神社へ。タニシ氏に憑依しているものを神主Sさんが解き明かしてくれはります。
○
【あらすじ】from 公式サイト
春。高校3年生に進級しても北白川たまこの頭の中は相変わらずおもちのことばかり。
春の夕暮れ、学校の帰り道。たまこやみどりたち仲良し4人組は進路の話をしていた。みんな不安をかかえながらも将来のことをちゃんと考えている様子。たまこも、何気なく、将来は家業を継ぐと答える。
同じ頃、たまことお向かいの家でずっと一緒に過ごしてきたもち蔵も、ある決心をしていた。
周りの色んなことが変わっていって、少しずつ、少しずつ、たまこの心は揺れ始める……。
○
TVアニメ「たまこまーけっと」の劇場版でござる。
TV版は人語を話す変な鳥・デラ・モチマッヅィを狂言回しにした子どもが見ても楽しめる作品でありましたが、劇場版の方はデラ・モチマッヅィの出番は一瞬だけ。
その分、稚拙なギャグ要素が少なくなりましたが、視聴者ターゲットをヤング・アダルト層にすえた「青春ラブコメ」作品に変わりはござりませぬ。
幼なじみの王道恋バナ。見てるこっちが恥ずかしいのでござった。(*'ω'*)
○
京都が舞台となっている作品なので、背景に見かけたことがある場所が多く出てきますが、その中でもオイラがよく行く鴨川デルタと賀茂大橋のシーンがあってうれしかったのです。願わくば大文字山がちょこっとでも描かれていたら更によかったのになあ。
7月5日に地上波で放送されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。
先週より引き続き禁門の変のシーンからです。
○
新選組がおらず、真木和泉の出演すらなかった今回の禁門の変。
▼ 天王山にある「十七烈士の墓」は、マイナーな墓所として今後もひっそりと祀られることでしょう。
○
▼ 蛤御門の柱の傷は、禁門の変の時の鉄砲の弾跡というふうに言われてますけど、ほんまですのん?
○
今後、このドラマで「京」が登場することあるんかな?
大坂が舞台の中心になる来年の『真田丸』を楽しみにしておきます。
大阪市内でFM京都ことα-STATIONを聴くことはフツーできないのだけれど。
このたび、聴くことができる環境を整えました。(^^♪
○
ラジオを聴かないことには、自分が好きな音楽しか聞くことがないので新しい音楽への出会いがなかなかないでしょ?
これからは、放送局はんが選りすぐってくれはったよろしげな音楽を聴かせてもらいますえ。
しかも、京都のドメスティックな情報も得られて一石二鳥ですねん。ありがとうさんどす。
○
1925(大正14)年の今日(7月12日)、社団法人東京放送局(現・NHK東京ラジオ第1放送)が東京都港区の愛宕山からラジオの本放送を開始したそうです。
去年の時代祭、今年の葵祭が雨に祟られ、祇園祭の前祭は台風に祟られてしまいました。( ;∀;)
7月17日(金)
京阪電車の京橋駅から特急に乗るつもりが、オイラがホームに着いた途端発車してしまい、次の快速急行に乗るハメになってしまったのです。
シートに座れたことを良しとして、京都までの50分間、ひと眠りしておこう。
枚方あたりでふと目を覚ますと、オイラの両サイドと前を京女のJK、JDらが取り囲んでいるではないですか! 一瞬寝ぼけて、女性車両に迷い込んじまったのか!? とたじろぎましたが通勤のサラリーマンも乗ってはることに一安心。
普段、熟女の皆さん方に取り囲まれることはママあれど、うら若き乙女らに取り囲まれることはまったくないオイラである。
先行きエエんとちゃうん? (^_-)-☆
本日、自分に課したミッションは、動く美術館と称される山鉾を鑑賞することではなく、KBS京都テレビが生中継するので、レポーターの海平和アナウンサーとゲストの本上まなみさんに最接近遭遇して写真撮影することなのである!
○
▼ 8:16 やって来ました四条河原町。早くも辻回し見学の陣取りがはじまっている様子。
▼ 4車線から2車線に変わり、歩道が広がった四条通を確認。屋根の幅は前のままなんで、今日のような雨の日では、結局、屋根の下に見物人が集まるのでは……と不安がよぎる。
▼ 注連縄切りが行われる四条麩屋町。
▼ 毎年、東京海上日動ビル前に陣取っているKBS京都の放送席がない。どこや~と探しながら、くじ改めが行われる四条堺町まで来てしまった。
▼ 四条烏丸方向に長刀鉾(なぎなたぼこ)がいる。行ってみよう。
▼ 長刀鉾の停車位置は、山鉾巡行のスタートラインである四条烏丸の交差点より東側にフライングしているので、一旦、交差点まで引き戻されるんやね。
▼ 鉾に階段が掛けられた。これから囃子方やお稚児さんらが乗り込んでいくのだ。
▼ スタートラインの後方にKBS京都の放送席があるとは思えないのだが、念のため四条烏丸から西側へ行ってみる。スタンバイ中の芦刈山(あしかりやま)。ライオン柄の胴懸がカッコイイ。
▼ 函谷鉾(かんこぼこ)。
▼ 伯牙山(はくがやま)。
▼ 月鉾(つきぼこ)。
▼ 四条室町下ルに鶏鉾(にわとりぼこ)が待機中。
▼ 四条室町上ルに菊水鉾(きくすいぼこ)が待機中。
▼ 函谷鉾の前にKBS京都の撮影クルーを発見。浴衣姿はレポーターの遠藤萌美さん。なごみんは何処に?
▼ 四条烏丸まで戻ってきましたが、人が増えとります!
▼ 剛力さんに担がれて鉾に入っていくお稚児さん。
▼ 傘が邪魔で鉾が見えないぞー。
▼ 一度でいいからビルの上からゆったり鑑賞したいものです。
▼ くじ改め役の門川京都市長。写ってまへんがフレームの外に府知事さんもいてはりました。
▼ ここも人がいっぱいで、くじ改めのパフォーマンスがよく見えない。移動しよう。
▼ 注連縄切りの四条麩屋町まで戻ってきましたが、これ以上前に進めない混雑ぶり。ここからやと注連縄切りの後方になっちゃうので、切った瞬間を撮影できないのだ。(@_@;)
▼ 長刀鉾がやって来た。
▼ 9:24 無事、注連縄切り終了。拍手が巻き起こる。
▼ 四条河原町へと進む長刀鉾。人波をかき分けオイラも追いかける。
▼ ここも人が多い。
▼ 長刀鉾、辻回し中。
▼ 河原町通を上っていく長刀鉾を見送る。
▼ 八坂神社方面は閑散としておりますなあ。
▼ KBS京都の放送席を探し求めて市役所前まで来ました。有料観覧席は空席が目立ちます。
▼ 雨脚が強くなってきたのでゼスト御池の地下駐車場を歩いてみました。
▼ 地下ショッピング街のゼスト御池もお祭りムード。
▼ もう蒸し暑くって辛抱たまりまへん。なごみんと本上さんはあきらめました。ミッション失敗。地上に戻って河原町御池で辻回し中の月鉾を見て大阪へ帰還。(>_<)
○
○
家に帰って、録画していた山鉾巡行のテレビを確認。
▼ 今年は台風の雨風を考慮して、東京海上日動ビルの8階から放送してたんやって。そりゃ、なんぼ地上を探し回っても見つかりませんわな。
▼ 長刀鉾の近くにいたなごみん。あの人混みの傘の向こうにいたとは……不覚。
▼ 遠藤萌美さんは松竹芸能のタレントさんやったんやね。
○
今回からは長州藩の大奥編。
前回の禁門の変で京のエピソードは終わり、そろそろこのドラマを見るのやめようと思ってたのに……。
今後、久坂の子どもを生んだ辰路のところへ文が会いに行くっていう話になるんやろうか?
○
そろそろ今年の五山送り火をどこで観賞するか、ついつい考えてしまう時節となってまいりました。
当日もし晴れてたら、久しぶりに善気山から観ようかな。
人通りと明かりがまったくないナイト・ハイクになるので、明るいうちに現地の状況(倒木・土砂崩れなど)を把握しておかなければなりません。
7月20日(月)
▼ 6:10 大阪の京阪電車・京橋駅は、毎年こんな感じで祇園祭をアピールしておりますよ。
▼ 7:18 神宮丸太町駅で下車。京都の空は快晴。もう暑い。
▼ 聖護院門跡の前を通過。
▼ 須賀神社と交通神社で山歩行安全祈願。
▼ 神宮丸太町駅から大文字山へ最短距離で行くには、黒谷・吉田山付近の起伏のある場所を越えて行かねばなりませぬ。暑い。
▼ 田んぼも畑もないのに案山子。
▼ 琵琶湖疎水にかかる橋の上で犬と散歩中のオッチャンに話しかけられる。「これから大文字さんですか?」「はい」「法然院の急な道から?」「はい」
▼ 8:04 山すその法然院に来るとかなり涼しい。
▼ 久しぶりに中へ。先週の台風11号の影響なのか、白砂壇(びゃくさだん)に文様は描かれていません。
▼ 境内にも水があふれていた。
▼ 8:14 さあ、山登り。アショカ王の仏舎利塔からスタート。
▼ 木製手すりのある坂道に倒木あり。またげるし、くぐれるし問題なさそう。
▼ 4年ぐらい前までは砂むき出しの荒涼たる場所やったのに。植物の繁殖力たるや恐るべし。
▼ 8:35 善気山に到着。
▼ 市街地が木々でよく見えない。つまり大文字山以外の送り火を見るには不適格。
▼ ダメだこりゃ、目前の大文字もほとんど木にさえぎられてしまっている。善気山は送り火鑑賞には「不合格」と認定いたします。
▼ 階段を一歩一歩ヨロヨロしながら火床を歩く。
▼ 8:48 「大」の中心、弘法大師堂に到着。
▼ 温度計は27℃。
▼ 天気良すぎで暑くてつらい。汗のつゆだく状態です。
▼ でも、この風景を見ないことには大文字山を下山できないのですよ。
▼ 今日は大阪方面もよく見える。
▼ 9:04 「大」の一番上に行って、さあ下山開始。
▼ 通称「いこい階段」を降りた旧道別れの三叉路。木がまばらになって直進できそうな雰囲気。
▼ ちょっとだけ探検。
▼ 山頂でもない場所にケルンがある。もしや「何か」を封印しているのか?
▼ 道は旧道方面につながっているような感じなのですが、虫天国ぽいのでこれ以上の探検は自重。
▼ 正規ルートで下山。
▼ 水場のお地蔵さんに7月10日までの撤去指示あり。期日が過ぎても鎮座してはるのは、お役所仕事のズサンさ? はたまた仏心でしょうか?
▼ 9:43 銀閣寺の横へ無事下山。
▼ 京都大学って自由に入れるトコやと思ってました。以前、こんな札は貼ってなかったような……。
▼ 先週の台風の影響なのでしょう、鴨川の水量が多かったです。飛び石を飛べない。
▼ 鴨川でまったりしていたら、ズボンにマダニのようなヤツが貼りついているのを発見。でかい。防虫スプレーを噴霧して駆除。もしかするとケルンのところでくっついたのかも……。
▼ 10:53 大阪へ帰る。
○
○
7月24日(金)
▼ 9:30 GPSの起動を忘れて河原町御池まで来てしまった。とりあえずON。人多し。
▼ 市役所前に生中継中のKBS京都の放送席があることを確認。簾の向こう側に、右から梶原アナ、八木透先生、今くるよ師匠。
▼ 寺町御池に、くじ改めのお歴々スタンバイ中。
▼ 御池通を西へ向かって歩く。人が減って、歩道脇の最前線で観賞が可能な感じ。
▼ さらに進むと、巡行してくる橋弁慶山と北観音山が見えてきた。
▼ 厄除けの縁起物の柳の枝がふさふさと揺れております。
▼ 役行者山。
▼ 八幡山。
▼ 鈴鹿山。
▼ 南観音山。
▼ 黒主山と鯉山。
▼ 山鉾巡行スタート地点の烏丸御池は人が多い。
▼ 浄妙山。
▼ 交差点で海平アナ(なごみん)発見しましたが、遠~い。
▼ 去年150年ぶりに復活した大船鉾。
▼ 山鉾巡行の雑沓から一旦離脱してマンガミュージアム前を通過。
▼ その昔、知人に「あそこのケーキはおいしいで」と教えられていたケーキ屋さんは夏季休業中でした。
▼ メインストリートが交通規制中なので脇道は渋滞しております。
▼ 再び御池通に戻り、KBS京都の放送席。
▼ 河原町御池で南観音山の辻回しを見学。2回ほど辻回しを失敗。「がんばれー」と子供から声がかかる一幕も。
▼ オイラは「デジタル京都市民」なので市役所に用があるのです。
▼ 1階の案内所で「デジタル市民」証明書(オリジナルステッカー)を交付してもらいました。(^◇^)
▼ 市役所の中に来たのは初めてなので興味津々。ひとつの大きな建物と思っていたのですが、北庁舎やら西庁舎やらの複数の建物で構成されていたんですね。
▼ 職員に交じって喫煙もしてみました。(-。-)y-゜゜゜
▼ 再々度、御池通に戻る。ゼスト御池に通じる階段前に立っていると、ショッピング街からの冷房の空気がそこはかとなく気持ち良い。
▼ 10:58 KBS京都の生中継が終わったようです。誰かにお礼してはるくるよ師匠。
▼ 11:03 寺町通のアーケードから花傘巡行の行列がやって来ました。
▼ 子ども神輿。
▼ 花傘をかぶった巫女さんら。
▼ 獅子舞。
▼ 子ども武者。
▼ お馬さん。
▼ 祇園のお姉さん方?
▼ 織商鉾と花傘娘。
▼ 宮川町お茶屋組合花傘。
▼ 先斗町お茶屋組合花傘。
▼ 祇園東お茶屋組合花傘。
▼ 鷺踊。
▼ 祇園囃子。
花傘巡行を見るのは初めてで予備知識もなかったので、次に何が出てくるのかワクワクしながら楽しめました。
▼ 花傘巡行を見送ってお帰りになる京都府の山田知事。
▼ オイラも河原町御池を下って行く花傘巡行を遠目に見て、大阪へ帰ることにしよう。
○
帰るついでのオイラ的NHK大河ドラマ「花燃ゆ」紀行。
▼ 河原町御池の交差点角にある「吉田稔麿殉節之地」の石碑。
▼ 長州藩邸跡に建つホテルオークラに鎮座する桂小五郎像。
▼ 表通りからは見えないところに長州藩邸跡の石碑。
▼ なんとなくホテルオークラ横の路地に入ってみると、長州藩と関わりがあるのか知りまへんが天照大神を祀る社がありました。八坂神社の祭神、素戔嗚のお姉ちゃんです。
▼ 桂小五郎・幾松の寓居跡、料亭「幾松」。
▼ ドラマには出て来ませんでしたが、吉田松陰の先生・佐久間象山遭難之碑。
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▼ 大文字山の火床は芝刈りしたみたいですねえ。
▼ 12:00 御池大橋から河原町御池方向を見る。名残惜しいですが大阪へ帰りました。
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○
冷たい御手洗池の水に足をひたさなければ、暑い夏は乗り切れませんよ。
7月26日(日)
▼ 京阪電車・京橋駅は「祇園祭」から「京の七夕」へ模様替え。
▼ 8:00 出町柳駅に到着。鴨川デルタで消防局の人たちが何かやってはります。詳細不明。
▼ まだ8時過ぎやというのに、多分30℃は越えてるんじゃなかろうかと思えるぐらいに暑い~。
▼ 糺の森に入るとちょっとヒンヤリ。
▼ 屋台の営業開始は何時からなんでしょうか?
▼ 神社には関わらないという噂の東宮家。ございませんねえ。
▼ 下鴨神社の楼門をくぐれば、いよいよ御手洗池です。
▼ 鳥のオブジェは初めて見る。何やろう?
▼ 池へ行く前に、まずはお詣りをしておきましょう。
▼ 8:32 御手洗池の入り口。すいてるすいてる。ほとんど人がいない。
▼ よし行くぞ!
▼ 指先がしびれてくるような、かなり冷たい池の水。だが、それが気持ちいい。
▼ 朝は混雑してへんのでよろしおすなあ。
▼ オイラも灯明を供える。
▼ 無病息災。今年こそ疫病神と縁が切れますように! と井上社に祈願。
▼ ご神水をいただく。
▼ 井上社には、みたらし団子がお供えされてます。
○
みたらし団子を見てしまったので、食べたくなり、下鴨神社の近くにある加茂みたらし茶屋へ行ってみました。
▼ 9:04 閉まってましたー。( ;∀;)
▼ 放心状態になり、町中をあてどなくさまよい歩く。
▼ 賀茂川に出た。桜並木の木陰は涼しい。
▼ 送り火の定番ビュースポットである出雲路橋西詰から臨む大文字山と船山。
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この辺に来たのは久しぶり。寺町通に行ってみよう。
▼ 天寧寺。比叡山の眺望を借景にした額縁門。
▼ 近所に御霊神社があるんや。暑いし、祟られたくないので行くのはやめました。
▼ 織田信長や森蘭丸らの墓がある阿弥陀寺。
▼ 塀の向こう側に見たことがない形の建物が……? 正体は十念寺の本堂で、平成5年建立。
○
馴染みがある出町まで歩いて来ました。
▼ 赤玉先生の家の近所にコンビニができていた。むろん赤玉ポートワインは常備商品ですよね?
▼ みたらし団子を食べれなかった恨みは、豆餅で晴らそうじゃないか。
▼ 9:54 京都市民のお茶のお供として名高き豆餅を売る出町ふたばさん。いつもは長蛇の列なので買わずに素通りしていたのだが、今なら買える。豆餅1個175円也。
▼ 出町橋西詰に建つこのビルは、何かのドラマで新聞社として登場してましたなあ。
▼ 送り火の定番ビュースポットである出町橋西詰から臨む大文字山。
▼ 川の水量が減って、今日なら渡れる飛び石。
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▼ 自宅に帰ってさっそく豆餅を食してみました。
▼ 実にほんのりとした御餅の塩加減と赤えんどう豆の歯ごたえ。中に詰まったこし餡は甘すぎない上品さがございます。リピーターが多いっていうのがわかりました。出町へ行ったらまた買いたくなる絶品。
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▼ 桝形商店街の有線で流れていたのはピート・シーガー師匠。さすが「京都」です。(/ω\)
19日に放送された「花燃ゆ」を今頃見る。
辰路はんがヤヤコ生みはりましたえ~。
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8月1日付産経新聞webより
【1日午後1時10分ごろ、京都市右京区の愛宕山(標高924メートル)に7月31日午前から日帰りの予定で登った京都府亀岡市の男性(75)が下山しないと、家族から府警亀岡署に届け出があった。
同署によると、男性は妻(73)とともに31日午前8時ごろに入山。その後下山を始め、同日午後4時ごろに「別の登山道を使って下山する」と妻とわかれたが、そのまま帰宅しなかったという。
1日になって、妻から届け出があり、同署などで捜索したが見つかっていない。男性は愛宕山への登山経験があるという。】
○
遭難なのか? 事件に巻き込まれたのか? 失踪なのか? 千日詣りの日に不穏なニュースが発生した愛宕山。
山頂の愛宕神社までいろんなルートがあるけれども、オイラの妄想千日詣りは無難な表参道で行くぞ。
(便宜上)8月2日(日)
▼ 8:05 京都バス・清滝バス停からスタート。大阪からここまで来ただけで、もう汗まみれ。
▼ 渡猿橋のたもとに献花が……。気にしない、気にしない。
▼ 8:11 二の鳥居を通過。
▼ ふもとの温度計は朝日が直接当たっているので35℃。
▼ 温度計の前のお家の鳥たちにしばし和む。それから、美山名水の缶コーヒーは大阪ではあまり売ってないんです。
▼ しばらく来ぬ間に全面禁煙になっちゃってる……。
▼ 千日詣りに使った裸電球の電線。若い衆が回収してはりました。
▼ 表参道のあちこちに、南丹市立八木中学校1年1組、2組の生徒らの標語がぶら下がっています。
▼ これは年代もの。文字が読めません。(@_@;)
▼ 9:25 五合目の大杉大神を通過。今日は暑すぎてヘロヘロ。もう下山したい。
▼ 今日は下界がガスっていて見晴らし悪し。
▼ ミツバチは見かけませんでしたが、表参道のあちこちでハエとアブに急襲され、ダッシュ。通りすがりの女の子に「大丈夫ですか?」と声をかけられる始末。(/ω\)
▼ 9:58 やっと七合目の水尾別れ。
▼ 10:03 ハナ売り場を通過。
▼ 10:24 黒門。ゴールはもうすぐ。
▼ 10:30 境内に到着。
▼ 階段下の休憩所の温度計は28℃。山頂は涼しいと思っていたのに……。
▼ 10:44 拝殿に到着。
▼ 古いお札を納める。
▼ 5月に京都愛宕研究会のみなさんが奉納しはった復元絵馬。
▼ キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
▼ 階段下の休憩所でおにぎりタイム。見上げるとヤカン。どうしてあんなところに?
▼ 11:32 下山開始。
▼ チョークで書かれた「ヒグラシの滝」と「ケーブル駅跡」の矢印。すぐ消えちゃうかも。
▼ トカゲ発見。
▼ 下山は楽かと思いきや、暑さでヘロヘロ。お助け水はホンマに助かります。
▼ ふもとの温度計は日陰で38℃!
▼ 12:54 二の鳥居まで無事帰還。
▼ 今日みたいな暑い日は、清滝川で川遊びする方が賢い選択ですなあ。
▼ 12:33 京都バスで阪急嵐山駅へ。
▼ 今日の京都市の最高気温は39.1℃で、今年最高気温を更新したらしい。終始スローペースな登山だったのは、もはや齢のせいかと思っておったのだが、全部暑さのせいでござった。(-ω-)/
○
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【あらすじ】from Amazon
女らしく、という母の願いをよそに、男まさりに育った少女は、戊辰戦争の落日、会津・鶴ヶ城に500人の女たちと立て籠もり、銃を持って戦った。その姿は後にたたえられる、「幕末のジャンヌ・ダルク」と――。その名は、新島八重(1845年~1932年)。
「ならぬことはならぬのです」。たとえ「悪妻」と呼ばれようが、“不義には生きない"会津の頑固女!
維新後、アメリカ帰りの新島襄の妻となった八重は、男尊女卑の世情の中、時代をリードする“ハンサムウーマン"となっていく。そして、会津の仲間と共に“日本初の篤志看護婦"として日清戦争、日露戦争に同行! “ 戦う女武士"から“日本のナイチンゲール"へ!
会津武士道の魂を守り抜き、生涯自分の可能性に挑み続け、すべての人の幸福を願った新島八重と、その仲間たちの愛と希望の物語。
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現在放送中の「花燃ゆ」の京パートもようやく落ち着いてきたので、2年前に放送された「八重の桜」を見てみました。
近年の大河ドラマは、毎週継続して見ていない場合でも最低1話は見ているのですが、この「八重の桜」だけは、なぜかまったく見ておりませんでした。う~ん、リアルタイムで見てればよかった。
幕末から明治にかけての物語。今オンエアー中の『花燃ゆ』と時代がかぶってるやん。安政の大獄、桜田門外の変、池田屋事件、禁門の変……。いずれのシーンも『八重の桜』の方が出来がよいように思えるのはいかがなものか?
2代目京都府知事の槇村正直が出てくる。
幕末に京から追い出された長州人が、維新後、天子様のいない京都を与るという皮肉。ドラマでは描かれていませんでしたが、夏の風物詩・五山送り火を中止させたりしはるんやから、「京都憎し」ってのもあったんかなあ?
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▼ 松平容保公、上洛。
▼ このアングルやと比叡山と大文字山が背景になるはずですが……西山と愛宕山に見える。それに、橋桁はコンクリート製のような……?(@_@;)
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▼ 実際の山並み。
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セブンイレブンで「九条ねぎと明太の釜玉うどん」を買ってしまいました。
完食!
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▼ 世間はお盆休み中。暑気払い、邪鬼払い、般若心経で逝け!
8月15日(土)
▼ 11:57 やって来ました糺の森。暑い~
▼ 暑い中、盛況のようです。
▼ 謹製うちわをもらって、オイラも各店舗巡りを開始。
▼ 本日の成果。いつの日か毛唐女子に京都案内する日を夢見て購入した一冊。オールカラーでページをめくるだけでも楽しいのです。
▼ This pristine forest has existed from ancient times.
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▼ 約2時間、書店巡りをタンノした後は、明日のビューポイント探しなのです。
▼ 下鴨中学校の脇から見える大文字山は網掛けでした。
▼ 河合橋西詰。当日は混雑必至。
▼ 長徳寺の背景の大文字山。ここも混雑必至でしょう。
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▼ 今日はいてはりました賀茂大橋ネコ。
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▼ 「生きてりゃ邪魔をする奴だって現れる シカトするのは難しい だが相手にしてたら時間を無駄に」
8月16日(日)のち
天気予報では点火がはじまる20時ごろ、京都市内は「雨」になっていた。
最悪、雨の中の送り火ともなれば、みんなが傘をさすので、傘が送り火に重ならないそこそこ広い場所がよかろうと考えた。
去年は京都御苑に行ったので今年は……。
▼ 19:27 京阪電車・出町柳駅に到着。
▼ 写真では暗すぎてわかりませんが鴨川デルタは満員状態。でもオーブ(?)は写ってる。
▼ 雑沓の出町柳界隈を抜ける。
▼ 7:46 賀茂川右岸を遡上して出雲路橋まで来ました。橋の上は満員ですが、河川敷はすいております。
▼ オーブ(?)が満天の星のように輝いております。
▼ ここは出雲路橋西詰。
▼ 20時まで暇つぶしにスマホでKBS京都を見る。なごみんは今年も広沢池から中継です。
▼ 20:00 大文字山に火が点る。
▼ なむなむ。
▼ 昼間のロケハン時には気付かなかったが、土手に上がれば「法」が見える位置があったぞい!
▼ 橋の上から「船形」が見えるので雑沓へ突入。
▼ まずは橋の上から「大」を見ておこう。
▼ 船形。木の影で下が欠けてます。
▼ おっ! 「妙」も部分的に見えるやん。
▼ 20:19 そろそろ大文字の火が消え始めた。
▼ 消え始めると同時に雨脚が強くなってきたのでオイラも帰路に着いたのであった。
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【オイラの観賞地と見えた送り火】(天気に恵まれ、点火時は傘いらずの素晴らしい実績!)
2005年 吉田山………………………………………大文字
2006年 京大農学部総合館(部外者立入禁止)……五山すべて
2007年 吉田山………………………………………大文字
2008年 自宅にてKBS京都テレビの生中継視聴……五山すべて
(夕刻雨天だった為、京都には行きませんでした。点火時間には雨はやんでいたようです)
2009年 銀閣寺道……………………………………大文字
2010年 出町柳………………………………………大文字、法
2011年 嵐山渡月橋…………………………………鳥居形、大文字
2012年 善気山………………………………………五山すべて
2013年 北白川………………………………………大文字、船形、左大文字、鳥居形
2014年 京都御苑……………………………………大文字
2015年 出雲路橋……………………………………大文字、船形、妙・法
2016年 ?
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8月23日(日)
えたいの知れない不吉な塊がオイラの心を終始壓(おさ)へつけてゐた。
▼ 7:35 今年も送り火の消し炭を拾いに大文字山へ行くのだ。
▼ 8:23 銀閣寺の横から大文字山火床へ出発進行。
▼ 撤去指示中のお地蔵さん。ここにずっと置いといたげてほしいなあ、なむなむ。
▼ 「七曲ノ坂」の札。ふーちゃん先生のブログを読んでいなかったら気付くことはなかったでしょう。
▼ 「下之島」。
▼ 「中之島」。
▼ 「上之島」。
▼ 大文字の左払い下から金尾(かなわ)(火床の中心)を目指していると……。
▼ 先行者が脇道に入って行かはったので……。
▼ その道がどこにつながっているのかを知りたくて、オイラも行ってみたのだ。
▼ あっけなく「いこい階段」を登り切った地点に合流した。このルートを使うと、いこい階段と払いの急階段を登ることを回避できるじゃあ~りませんか!
▼ 8:58 火床に到着。
▼ 金尾の粉々消し炭をゲット。無病息災を願う。
▼ 瓜生山に地すべり跡。展望ポイントのあたりなんかなあ?
▼ これから河原町へ行く予定なんで、その方向も撮ってみた。
▼ 9:33 下山開始。
▼ 霊鑑寺コースに行く途中でシカの親子と遭遇。
▼ 霊鑑寺コースにはメマトイがいてウザかった。坂道を疾走して脱出。
▼ 9:51 舗装道路に出る。
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消し炭拾いの後は、今年もオイラ的身勝手な「六地蔵めぐり」で無病息災なのだ。
▼ 身勝手六地蔵めぐり一 鹿ケ谷桜谷町のお地蔵さんを遠くから、なむなむ。
▼ 身勝手六地蔵めぐり二 岡崎東天王町のお地蔵さん。なむなむ。
▼ 身勝手六地蔵めぐり三 岡崎天王町のくさの地蔵尊。なむなむ。
▼ 身勝手六地蔵めぐり四 岡崎天王町の別の場所にも、くさの地蔵尊。なむなむ。
▼ 地蔵盆の時には、普段祀られている祠からお地蔵さんを出して、別の場所で祀る場合があるんやねえ。
▼ 身勝手六地蔵めぐり五 聖護院東町のお地蔵さん。なむなむ。
▼ 大阪では数珠回しを見たことがありませんねん。
▼ 身勝手六地蔵めぐり六 新京極、矢田寺のお地蔵さん。なむなむ
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次はオイラ的「花燃ゆ」紀行。
▼ 禁門の変の時に久坂玄瑞らが進軍した堺町御門。
▼ 久坂玄瑞らが自害した鷹司邸跡。堺町御門から直線で約120メートルの距離でした。
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8月21日に新装オープンした京都BALの地下に丸善が10年ぶりに復活したようなので行かなくっちゃ!
次はオイラ的「檸檬」紀行。
とはいえ、オイラは別段、梶井基次郎ファンではありませんのだ。高校の国語の教科書で読んだかなあ……という程度。
▼ 「檸檬」の主人公がレモンを買った寺町二条の果物屋・八百卯(やおう)は2009年閉店。
▼ 「檸檬」が書かれた大正時代に丸善があった三条麩屋町。
▼ やって来ました河原町の京都BAL。
▼ 写真撮ってるの、オイラだけやないか。恥ずかし~。(/ω\)
▼ 京都本コーナーの充実度が素晴らしい。京都本マニアは必ず行くべし!
▼ 「檸檬」が置いてあるんは流石。
▼ オイラも再開店記念に文庫本一冊買っちゃったのだ。
そしてオイラは活動写真の看板画が奇体な趣きで街を彩(いろど)っている京極を下って行った。
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監督:実相寺昭雄
脚本:石堂淑朗
出演:清水紘治、森秋子、田村亮、桜井浩子、岸田森
【あらすじ】from Amazon
あるモーテルで、2組のカップル(清水紘治・森秋子、田村亮・桜井浩子)が、互いに相手を交換し身体を交えあう。その様子を盗撮する真木(岸田森)支配人。その支配人は、夫婦そろって、農耕とエロスによるユートピアを実現しようという理想を持っていた。支配人の企みで、カップルの一方が襲われるも、そのユートピア願望に陶酔しはじめる。しかし、ユートピアの欺瞞を知ったもうひと組のカップルの男が、真木夫人(若林美宏)を犯して自殺に追い込む。新天地を求め船出した支配人の真木は、数日後死体となって打ち上げられ、手には曼陀羅が握り締められいた…。
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▼ ただ今KBS京都テレビで毎週放送中の初代「ウルトラマン」を、懐かしい思いで見ているオイラである。
▼ こおつと……今から4年ほど前、フジ隊員役の桜井浩子さんのヌードが見れるってんで『曼陀羅』を見……いやいや、実相寺監督ファンならば一度『曼陀羅』を見なければならぬ必然があったのだ。(^^;)
▼ 出演者の中に小林昭二氏の名前もあったんやけど、初見では見つけらへんかったし……。(@_@;)
ということで、再度、『曼陀羅』のDVDを見ることにしたオイラであった。(-ω-)/
京都度も高い映画なので、早々にオイラのブログ記事にしてもよかったのだが、いかんせん内容が観念的、哲学的、宗教的、革命的、エロス的な要素満載で、ようわかりまへんので二の足を踏んでしまっていたのでした。
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「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」などの実相寺作品で表現された独特のカメラワークや場面転換時のシャキーンという金属音が、『曼陀羅』の中でも随所に出てきます。
▼ ベッドシーンも実相寺マジックにかかると芸術的なのだ。
▼ 岸田森氏の役名が「真木」。「怪奇大作戦」でも「牧」。これは偶然か必然か?
▼ 草野大悟氏とオダギリ・ジョーは似てると思う。
▼ ムラマツ・キャップは台詞のないほんの一瞬のカメオ出演でした。よっぽど注意してないとわからんよ、これじゃ。
▼ SRIの的矢所長は、刀剣商の主人役で短いながらも台詞あり。
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2組のカップルが京都在住という設定らしいので、京都のシーンがタントあります。
▼ 瑞峯院(ずいほういん)の独坐庭(どくざてい)。
▼ 龍源院(りょうげんいん)の東滴壺(とうてきこ)。
▼ 龍源院(りょうげんいん)の龍吟庭(りょうぎんてい)。
▼ 場所は不明やけど、京都市のマンホール。中央のマークは「京」の文字を図案化したものらしい。
▼ ここはオイラ的にうれしい鴨川デルタのシーン。賀茂大橋の上を市電が走っております。
▼ 田村亮氏が敵対するセクト連中と鉢合わせしちゃいます。
▼ 学生運動の赤ヘル軍団。「京大」「立命」はわかるけど「ひらかた」って何? ひらパーの労働者代表なのか?
▼ 堕胎手術で子どもを産めない身体になった桜井浩子さんを置き去りにして、逃げる田村亮氏。
▼ この時代、まだ飛び石は設置されていなかったようで、川の中を突っ走るのだ。
▼ この映画の桜井浩子さんは陰気で、しかもメイクが怖い。
▼ 京都大学医学部のようですが、現在、この建物は残っていません……たぶん。
▼ 左幸子さんと春日上通。右奥に見える「旅館さわや本館」は今も営業中。
▼ 哲学の道にある茶房「小径」。
▼ 映画の中で何回も登場する竹林は鳥居本八幡宮神社……のハズ。
▼ 船井郡京丹後町市森にある琴滝……のハズ。
▼ 東大路通の鈴木古道具店。
▼ 国鉄・京都駅。
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考えると矛盾だらけのストーリー。陰鬱な2時間15分の映画を最後まで一気に見せてしまうのは、故・実相寺監督が撮った映像美の力量やと思いました。考えるんじゃなく映像美を感じる映画。よーわからんけど。
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