9月7日の京都新聞から抜粋。
数多い京都を舞台にした小説の中から、みんなに読んでほしい作品を選ぶ「京都本大賞」の実行委員会は、第2回大賞の最終ノミネート3作品を選んだ。10日から受け付ける一般読者の投票も含め、11月3日に第2回大賞を発表する。
「聖なる怠け者の冒険」(森見登美彦)は、宵山の祇園祭を舞台に「ぽんぽこ仮面」という正義の怪人をめぐり、特徴のある多くの登場人物が冒険を繰り広げる。「テ・鉄輪(かなわ)」(入江敦彦)は、京都のカフェを舞台に、女主人が人々の縁や因果などを次々に断ち切っていく怪奇な話。「光秀の定理(レンマ)」(垣根涼介)は、「確率論」を盛り込みながら、戦国に生きる明智光秀と周囲の男たちの生きざまを描く。
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「京都本大賞」実行委員会の人は、オイラのブログを秘かに読んでいるのではないかいな?
と思ってしまうほどに、第2回のノミネート作品はオイラの嗜好とシンクロしているのである。
オイラは森見センセ、入江センセの愛読者であるし、(垣根センセの御本を拝読してことはないが)明智光秀ファンなのである。
こうなってしまうと、どの作品を選べばよいものか、ちと迷ってしまうのであるなあ……。
ところがどっこい、「文芸書は、文庫になるまで待とうホトトギス」を座右の銘としているオイラである。今回の3作品はすべて高価な単行本なので、買ってまで読んではいないのでありました。
何してはりますのん、京都府書店商業組合の人。京都府の書店業界にまで影響を与えたもう(?)オイラに、早よ10000円分の全国共通図書カードを送ってきなはれ。
そしたら読むんやけどなー。
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