視聴率が芳しくないというNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」ですが、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文ら有名人が登場し始めて、そこそこ面白くなってきた。
長州藩には悪いが、京都が舞台となる八月十八日の政変と池田屋事件、禁門の変のエピソードを早く見てみたいものである。
で、幕末に活躍した維新の志士を偲ぶにふさわしい場所、霊山(りょうぜん)に行ってみたのでした。
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3月22日(日)
▼ 7:58 やって来ました京阪・祇園四条駅。今日はここからスタート。
▼ 花見小路を通過。
▼ 石塀小路を通過。
▼ ねねの道を通過。
▼ 霊山護国神社へ通じる維新の道は急な坂道である。
▼ 8:27 京都霊山護国神社へ到着。道中安全祈願。
▼ 維新の志士たちの墓地には大人300円の拝観料がかかるのでパス。
▼ 次は東山三十六峰の第二十七峰、霊山の山頂をめざしてみよう。
▼ 推理作家の西村京太郎センセと山村美紗センセが住んではったお家にちょっと寄り道。
▼ 『更級日記』の作者、菅原孝標女(すがわら の たかすえ の むすめ)も登ったという坂道を登る。
▼ 坂の途中にあった霊明神社で、またしても道中安全祈願。
▼ 坂を登り切った場所にある正法寺へ。
▼ 境内からの展望よし。
▼ 本堂の横から墓地へ。
▼ 墓地はさっさと通過いたしましょう。
▼ 正法寺墓地のどんつき。フェンスの向こうは霊山護国神社の墓地。
▼ お墓の後ろに登り道あり。
▼ 8:49 ここからが本格的な山道である。
▼ 振り返ると木戸孝允(桂小五郎)と幾松はん(右端)の墓石。
▼ すごく不安であるが、道なき道の斜面を登る。
▼ すぐ、しっかりとした道と出合う。この道をたどれば大丈夫であろう。
▼ これ、何ですか?
▼ ゆるい傾斜道を登る。
▼ 8:55 木戸孝允の33回忌法要の時に伊藤博文が記した詩を刻んだモニュメント、伊藤春畝詩碑(いとうしゅんぼしひ)にキタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!
▼ こんな寂しい場所にひっそりと……人から忘れ去られた記念碑という感じ。
▼ 裏側。
▼ しかもここが霊山(標高176m)の山頂でもあるらしい。室町時代には短命であった霊山城があった場所。展望なし。
▼ 石碑の左側に道が延びている。行こう。
▼ またしても、これ、何でしょう?
▼ お地蔵さんの台座なんかなあ。なむなむ。
▼ 誰か、手袋落としてはりまっせー。
▼ 途中、階段もあって整備されている。そこそこ物好きが歩いてる道なのかなあ。
▼ 知ってる場所に出た。京都一周トレイル「東山19」のすぐそばである。
▼ 振り返る。「通行止」と「通り抜けできません」の標識。こんなのが立ってたら一見さんは行かないよ。
▼ 9:04 「東山19」に到着。
▼ 伊藤春畝詩碑は「木戸孝允の碑」と記載されているようだ。
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久しぶりに将軍塚へ行ってみよう。
背後でガサガサと枯葉を踏みしめる音。イノシシ登場かと驚いて振り返ると、散歩中の犬だった。
▼ オイラに「ワン!」と吠えて逃げるの図。
▼ 将軍塚ネコは日向ぼっこ中。
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9:34 将軍塚(華頂山)から下山。
▼ 9:38 下山途中で高台寺山に寄り道。展望なし。
▼ 下山道の傍らの木に東大谷山の札を発見。「ここがホンマに?」って場所ですな。
▼ 9:54 長楽寺山にも寄り道。展望なし。
▼ 長楽寺のフェンス沿いに道があるのでしばし探検。南側に下降。先が行き止まりっぽいので引き返す。
▼ 分岐。左は円山公園、右は知恩院。右に進む。
▼ 10:24 除夜の鐘で有名な知恩院の大鐘楼に到着。
▼ 千姫の墓と濡髪大明神。
▼ 円山公園でしばし休憩。
▼ 枝垂桜ちゃんはまだつぼみでした。
▼ 他の桜の木もつぼみが多かったですが、何本かはもう咲いておりましたよ。
▼ 11:33 京阪・祇園四条駅に到着。大阪へ帰還。
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