5年ほど前、ネットで大文字山の登山地図を拾ったのである。
ただ、京都一周トレイルの道標が表記されていないので、この地図の作成時期は京都一周トレイルコースが整備される前のように思われます。
(今回、そのHPを再度見てみたのですが、ページは存在していましたが地図表示はもうできませんでした)
▼ 「ことしろ神社跡」と「墓」がずっと気になっていたのである。
「ことしろ神社跡」に何回も行かれているふーちゃん大師匠が最近また「ことしろ神社跡」に行かはったようなので、オイラも挑戦してみたくなったのです。
7月28日(日)
▼ 7:30 地下鉄東西線・蹴上駅前から出発。
▼ 7:50 南禅寺・奥の院から若王子墓地方向の山道に進行。
▼ 7:55 分岐。
▼ ゆるい坂道が続く。今日は風がまったくない。もう汗がダラダラです。
▼ 分岐。左道を選択。
▼ 8:12 前回来たとき探検した脇道を経由して京都一周トレイルコースに合流。
▼ まずは山中の「墓」探索だ。「東山40」の破線の道に進行。
▼ その辺をウロウロしたのだが、「墓」発見できず。(>_<)
ただただ疲労感のみをたずさえながら大文字山方面に進行。
▼ 8:53 「東山43-2」から本日のメインイベント「ことしろ神社跡」探検に出発。(×印ルートへの進入は自己責任)
▼ 8:54 「石の山」に到着。
▼ 荒れた道なれど踏み跡はわかる。木々にテーピング多数あり。
▼ 途中で発見。誰かがキャンプした痕跡?
▼ 9:03 真正面から飛んできたスズメバチさんとアイコンタクトをかわして遁走し、分岐ポイントの「石の広場」に到着。
スズメバチと出会ったことによって冷静さを逸していたオイラは、ここで「ことしろ神社跡」への道の選択を誤ったようである。
が、その時のオイラは道をまちがえたことに露とも気づいていなかったのであるなあ。
▼ 冷静に読むと「鹿ヶ谷←」であるが、この時はテンパってて「廃神社←」と読んでいたのである。嗚呼……。(T_T)
▼ 急斜面を降りていくとシカ・イノシシ除けの防御ネットに遭遇。
▼ 害虫くん蒸エリア。
▼ もうほとんど崖に近い道なき道。慎重に降ります。
▼ 建物発見! 助かった。
▼ 9:28 「波切不動尊」の奧に下山したようである。
▼ いかなるご神水よりも、山の水の方がありがたいし美味しいのだ。
▼ 「東山47-2」前で休息。スゥッ・・・(ーoー)y゜゜
▼ 9:38 暑さで体力消費量がハンパなく、半ば心が折れていたのだが、ここで帰ってしまっては今日の企画が水の泡。勇気と男汁をしぼって「ことしろ神社跡」探索に再出発だ!
▼ 谷沿いのきつい坂道。しんどいよぉ〜。
シャイなヘビとアシナガバチがおりました。
▼ 朽ちそうな丸木橋のある場所が分岐ポイント。鳥居は見あたらない。
▼ 左に延びる急斜面の木々の間に、なにやら人工の建造物が垣間見える。行ってみよう。
▼ 9:54 キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !! ここが「ことしろ神社跡」なのか?
▼ 「九十四露」と書いて「ことしろ」と読む。表札に付いているセミの抜け殻が象徴的である。
▼ 社務所の中はもぬけの殻とは言えないが、これじゃ人が文化的な生活をできそうもない。
オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ 九十四露神社の社務所はあっても本殿が見あたらない。もっと上に登らなくてはいけないのか?
▼ 谷をはさんだ対岸の崖っぷちにも建造物が見えるのだが、ここから谷に降りて斜面をはい上がる気力と体力はもうオイラにはありませんでした。あれが本殿なのか?
九十四露神社跡の調査は今後も継続事案にすることにしよう。
(神サンはもういないかもしれないが)あの建物が本殿であると仮定して「無事に下山できますように」と手を合わす。
暑い、熱い、暑い、熱い、暑い、熱い……これから大阪に帰るぞぉー!
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▼ 哲学の道にアジサイがまだ咲いていた。
▼ 子安観世音(北白川石仏)の裏側。
▼ 11:23 京阪・出町柳駅に到着。
▼ サラバ大文字山よ。今日は健脚冒険野郎向けのベリー・ハード・コースだったぜ。(>_<)
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