そもそも、送り火の起源がわかっておまへん。
いつ、誰が、どの山から始めはったんか……? 送り火の行事を具体的に示した史料は、江戸時代以降の文献にしか見つかっておまへんのです。
それに、「大」の文字を灯す意味もわかっておまへんのだす。
「大の字に寝る」という言葉がおますように、「大」は「人」を表しているという説もありますねんけど……最近、Youtubeで興味深い動画を発見しましてん。
▼ 注目は26:15頃から。
坂井洋一先生曰く、「大」はエジプトの古代語で、「冥界」を意味してるらしんですわ。
この説を全面的に敷衍すると、渡来人の秦氏、賀茂氏の知恵というか秘術というか、そんなものが送り火行事の根底に横たわっているのかもしれまへん。
京都のミステリーを追いかけると、どこにたどり着きますのやろか……?