
【裏表紙・内容紹介文】
京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。
恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり――。
軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。
○
読み終えるのに2ヶ月もかかってしまった。
以下、オイラの個人的感想。
なんだろ……この面白なさは……。
読むのが苦痛であった。
相性の問題かな?
エピローグなんか2〜3行飛ばし読みから始まって、最終的にページをめくるだけの速読?である。
オイラが読みたい推理小説は、密室で、ダイイング・メッセージが残っているような連続殺人事件であり、うら若く美しき黒髪の乙女が全裸で殺される猟奇的なやつなのだ。
恋人の浮気とかストーカーとか……日常的すぎるミステリーにハラハラ・ドキドキ感はまったくない。
読者をミスリードさせようとする文章も腹立たしく思えてくる。
2013年7月時点で60万部発行しているのだという。
なぜ売れているのかがわからない……。