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Channel: なのにオイラは京都へゆくの?
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矢田丘陵遊歩道を歩く・白庭台〜萩の台

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 京都の山を歩くトレーニングのために奈良の山を歩く。

 ▼ 11月の終わり、生駒山から近鉄・生駒駅に向かって下山している際、生駒山地と平行して南北にのびる低い山並みを発見した。

 奈良の土地勘がないオイラは、大阪から生駒山を越えれば、デーンと奈良盆地が広がっているものだと思っていたのだ。
 あの山並みは矢田丘陵というらしい。南の果ては法隆寺まで続いているという。

 歩いてみたい!

 12月15日(日)のち

 ▼ 6:57 近鉄・白庭台(しらにわだい)駅からスタート。

 ▼ 本日のご来光。

 ▼ 奈良交通「あすか野団地口」バス停で矢田丘陵遊歩道の道標を発見。

 ▼ 7:18 さっそく寄り道。生駒市総合公園へ。

 ▼ 総合公園の北側山中に、記紀神話に登場する神様ニギハヤヒの墳墓があるというので行ってみることに。

 ▼ 7:58 山中でプチ遭難しながら、ようやくニギハヤヒ墳墓に到着。

 ▼ ニギハヤヒは、イワレビコ(神武天皇)が東征するまで、河内・大和を統治していた人物なのだ。なむなむ。

 ▼ 総合公園のグラウンドから臨む生駒山。

 ▼ 8:37 総合公園から南へ600m。この場所から矢田丘陵遊歩道の山道に突入です。

 ▼ 本日の予定コース。

 ▼ 整備されている道なので安心。

 ▼ 適所に道標完備。

 ▼ 適所に距離を示す案内板あり。

 ▼ 9:09 阪奈道路に到着。


 ▼ 9:11 ゲートがあるぞ。

 ▼ 展望広場から臨む生駒山。

 ▼ 9:37 椚峠(くぬぎとうげ)に到着。

 ▼ 椚峠から臨む生駒山。

 ▼ 榁木峠(むろのきとうげ)へ行く途中に「通行不能区間」あり。迂回路か……。

 ▼ 9:43 帝塚山大学の西側から、榁木峠に通じる山道にはいる。

 ▼ 大阪と京都を行ったり来たりしているので、「県立」という字面が新鮮に感じられるなあ。

 ▼ 10:07 迂回路への分岐点。福祉センター方向で下山。

 ▼ 10:17 さつき台の町中から臨む生駒山。

 ▼ 10:29 きたやまスポーツ公園の南側から再び山へ。

 ▼ 分岐。右側に立つ道標矢印の方向が微妙。右の道を選択するとまちがいです。左へ。


 ▼ 第二阪奈道路のトンネル上を歩く道は、急登とアップダウンあり。疲労度アップ。

 ▼ 10:51 本線の尾根道に合流。

 ▼ つらい思いをして登ってきた甲斐がある見事な展望。

 ▼ 竹林もあります。……なんだか風が強くなってきた。

 ▼ 10:57 榁木峠に到着。

 ▼ 11:03 酷道308号を50mほど歩いて再び山道へ。

 ▼ 「矢田山?-3」?

 ▼ U字の枝。

 ▼ 11:18 小笹ノ辻休憩所に到着。しばし、おにぎりタイム。


 ▼ この辺りは人との遭遇率が高い。MTBも走っている。

 ▼ 11:44 まほろば展望休憩所。「ご自由にお使いください」の傘もあります。


 ▼ 温度計は6℃。じっとしていると寒いのだ。

 ▼ まほろば展望休憩所から20m。矢田山(標高340m)山頂! 眺望なし。


 ▼ 11:51 頂上展望台。

 ▼ 登ってみましたが、木が邪魔をしてそんなに眺望はよろしくない。

 さあ、あと5〜6kmほど歩けば法隆寺というところで、なんとデジカメのバッテリーが切れ始めてきたのである。
 ヒジョーに残念。誠に遺憾ながら下山することにしました。\(^_^)/

 ▼ 団体さんが食事中。

 ▼ 写真ではイマイチだが、里山の風景には心癒されるものがあるねえ。

 ▼ 近鉄・萩の台駅方面に下山。

 ▼ 12:24 無事、萩の台の町中に到着。

 ▼ 町中こそ道をまちがえやすい難所。道標を見落とさないよう慎重に。

 ▼ 萩の台中央緑道。

 ▼ いつも大阪側から生駒山を見ていたので、奈良側から見るのは新鮮。宝山寺のところはコブ状になってるんやね。

 ▼ 12:44 近鉄・萩の台駅に到着。大阪へ帰還す。

 ▼ 本日の歩行距離=17.1km
(←クリックしよし)

 『日本書紀』では、戦ってきたイワレビコとニギハヤヒが実は天孫族の仲間だとわかって和解したとき、ニギハヤヒ側のナガスネヒコがまだ戦おうとするので、ニギハヤヒがナガスネヒコを殺した、という記述があるそうな。

 紀元前の神話世界の物語であるにせよ、今まで仲間だった男を殺すとは人道(神道?)上いかがなものか?

 時の権力者の都合で史実が改変されていくのであれば、『古事記』『日本書紀』は天武・持統天皇、藤原不比等らの目線で描かれているハズなので、ニギハヤヒの真実はまったく何もわからない。

 「ニギハヤヒ」をググってみると、天皇家成立の秘密に近付けるようで……けれど真実は闇の中なのでありました。


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