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Channel: なのにオイラは京都へゆくの?
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「如意越」復活!

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 3月1日付京都新聞のweb記事より抜粋。

 大津市の三井寺(園城寺)から京都市左京区の霊鑑寺を結ぶ古道「如意越」を復活させようと、市民有志がグループを発足し、3月13日に記念ハイクを行う。中世から京-近江間の重要なルートだったが、現在は道標もほとんどなく、今後は「観光資源として整備し、日帰りで楽しく歩けるトレイルにしたい」と意気込んでいる。

 如意越は、源平の争乱や南北朝時代の内乱などで軍勢が行き交い戦場にもなった道で、平家物語や太平記などにも記述がある。

 今後は道の整備や道標の設置を行ってくれはる予定なのだとか。

 霊鑑寺から行く場合、雨社大神から如意ヶ岳の間に数か所分岐ポイントがあるので、初めて歩いたとき悩んだ人が多い気がする。

 道標が設置されるのなら安心。さぞや如意ヶ岳薬師坊様も喜んでおられることでしょう。

 オイラはまだ長等山~千石岩~皇子が丘公園を歩いたことがないので、機会があれば行ってみることにいたしましよう。(-ω-)/

 暦の上ではもう春ですが……


アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ

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アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ(初回限定盤)(DVD付) ユニバーサル ミュージック ユニバーサル ミュージック

 【内容紹介】from Amazon
 ポール・マッカートニーへ捧げるトリビュート・アルバム。半世紀以上にわたる音楽とキャリアを祝して、ビリー・ジョエル、ボブ・ディランなどポールを敬愛する世界的アーティストが集結!ビートルズ時代を含め、ウイングス時代やソロの名曲など、それぞれが好きなポールの作品を愛情たっぷりにカヴァーした絢爛豪華な内容。

 こんなアルバムが去年の末にリリースさていたなんぞ知らなんだ。

 我らが京都大好き(?)なディラン御大も「今日の誓い」で参加していたのだ。

 さすがにポール・マッカートニーのトリビュート・アルバムまで手を出す財力がオイラにはないので、Youtubeで聴いてみた。

 ▼ まずはビートルズのオリジナル。

 ▼ そして、これがディラン御大バージョンだ!

 オリジナルを超えた凄まじいボーカル! やっぱり2010年代のボブ・ディランは、この声じゃなきゃダメやね。しかも、しっかりロックしてはりますなあ。

 いつもならオリジナルの歌詞、リズムやメロディーさえ大幅に変えて歌ってしまうディラン御大なのですが、この歌はほぼオリジナルに等しいアレンジで懸命に歌ってはる。それがビートルズへの敬愛の情を示しているんやなかろうかと思います。よう知らんけど。

 ▼ 2000年に御大がリリースした「シングス・ハヴ・チェンジド」。

 もしや「今日の誓い」のリズムをスローにしてパックってはりまへんか……いやいや、これもビートルズ・トリビュートの一環やったんでしょう……|д゚)

人々は狂気に取りつかれ、時代はおかしなことになっている
ぼくは厳重に閉じ込められ、射程外にいる
これまでは気にしていたけれど、いろんなことが変わってしまった

訳/中川五郎

備忘録:URBANO L01 暴走モードに突入

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 我が愛機、京セラの「URBANO L01」が勝手に動き始めた。

 触ってもいないのに勝手にタップ操作が行われ、各種画面を開く、閉じる、上下にスクロールするを猛スピードで際限なく繰り返すのだ。

 最初、何が起こっているのかさっぱりわからず、悪霊に憑依された? もしくは、遠隔で誰かにリモート操作されてる? と思ったのであるが、ネットで調べてみると多くのユーザーのみなさんにも同現象が発生していることが判明した。

 無償交換で症状が出なくなった人もいれば、2代目でも同じ症状が発生した人がいる。

 auのQ&Aサイトで質問している人がいたので参考にさせてもらいました。
 URBANO L01 画面が勝手に動く

 今のところ、この方法で安定はしていますが、しばらく様子見です。

 【2015-03-08 14:15 追記】 やっぱりダメでしたー!( ;∀;)

 今まで京セラ一択主義で生きてきたオイラは非常に困惑しているのだ。

 京セラはんよ、早くリコールしてくれまへんやろか。ならば今後も京セラ一択主義を貫きとおす所存どすえ。

 ところでオイラは、ずっと無課金で「魔法使いと黒猫のウィズ」をしているのだ。

 ▼ 大文字山で、銀閣寺の門前で、鴨川で、嵐山で……京都へ行っても黒猫のウィズなのにゃ。

 せっかく進化合成した精霊たちをURBANO L01 の暴走モードで勝手に売却されたり、進化素材にされたくないのだ。

 ついでやから、最近のネコCMで和んでみるにゃ。

コトリッチはん、お誕生日おめでうとさん

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 昨日、我がパソコンのハードディスクを気まぐれに整理していたら、最深部にある桃色寫眞館フォルダーの中に「古都ひかる」という名のフォルダーを発見してしまったのだ。

 「古都」ですよ、「古都」。

 「古都」という名前の由来が奈良なのか鎌倉なのかオイラは知りまへんが、偏愛京都原理主義者にとっちゃ「古都」といえば絶対的に「京都」なのである。文豪、川端康成センセも、草葉の陰で多分同意してくれているハズである。

 古都ひかるは10年以上前に活躍していたAV女優である。

 オイラはすっかり忘れてしまっていた。

 さて、フォルダーの中には何が入っているのやら……

 写真集の画像データであった。

 ▼ 2004年12月発行の写真集『ラヴ・シーン』。(☆で自主規制してます(^_^;))

 撮影ロケ地は明記されていないのだが、千葉県市原市と京都市のような気がする。

 ▼ ここは鳥居本の平野屋でしょ?

 ▼ 八坂神社かなあ?

 ▼ ここは石塀小路でしょ?

 ▼ ここは竹林の道でしょ?

 ▼ 祇園かなあ?

 ▼ 舞妓Haaaan!!!

 ▼ ここは花見小路でしょ?

 Wikiを読むと、現在はコトリッチという名前で写真家、ネットアイドルとして活動してはるようだ。

 そして、3月13日は彼女のお誕生日ではないか!

 Happy Birthday, Cotorich

はじめての長尾山と嵯峨大念仏狂言

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 3月15日(日)

 今日は清涼寺でお松明式という行事があるのだが、京都三大念仏狂言の一つである嵯峨大念仏狂言も奉納されるという。

 京都の伝統芸能をまったく体験したことのないオイラは、無料ということもあって観てみることにした。

 15時30分の開演時間までは、一か月半ぶりの山歩きです。

 ▼ 10:58 やって来ましたJR嵯峨嵐山駅。

 ▼ 丸太町通で、ふと愛宕山を見てみると……

 ▼ 今から行くことになるであろう山の上から愛宕山に向かって何かが飛んでいくぞ! 天狗? 鳥?

 ▼ 11:32 嵯峨天皇陵に通じる山道は5月29日まで工事中で立ち入り禁止。


 ▼ この辺りはのどかだねえ。

 ▼ 11:44 後宇多天皇陵。

 ▼ 天皇陵を過ぎると山道になってきた。ランニングしてる人もいる。

 ▼ 11:59 長刀坂を登りつめた場所。遺棄されたグロリアのそばの石段が長尾山への道。


 ところが、偶然出会った犬の散歩に来ていたおじさんが「そっちに行っても住宅の裏にしか行けませんよ」と仰る。「今から広沢池を眼下に見れる山まで犬と行きますねん」

 そんなこと言われても……今日の目標は長尾山なんで初志貫徹。オイラは石段を登ることにした。

 ▼ 分岐が多い。しかし序盤の分岐はいずれの道も本線につながっているような……


 ▼ 展望もよい。

 ▼ 住宅の裏を通過。

 ▼ 宮内庁の看板が目に入ったが、もうすでに立ち入っているのだ。

 ▼ 進んでいくと「蓮華峯寺陵飛地ろ号」という場所に着いた。土がこんもりとした場所なので古墳なんでしょう。

 ▼ 飛地ろ号からの展望もよい。

 ▼ さらに進むとアップダウンを繰り返す尾根道。お助けトラロープもあります。

 ▼ 広沢池。

 ▼ 分岐。右は登り、左は平坦。

 どっちへ行くべきか悩んでいると、背後の草木がガサガサ。イノシシかと驚いて振り返ると、登って来る男性であった。「どっちも同じ場所に着きますよ。右は長尾山です」 感謝!
 左の道に目を向けると、20mほど先に旗のようなものがひらめている。何やろ?
 ▼ 正体はこれ。この場所は絶景ポイントであった。


 ▼ 12:41 長尾山に到着。


 ▼ 長尾山からの展望もよい。

 ▼ 京見峠方面に進行。分岐が多いので悩む。


 ▼ その都度、スマホアプリの「地図ロイド」で国土地理院の地図を表示させて道を確認。

 ▼ 13:03 十字路になっている京見峠に到着。


 今から北嵯峨の町中に下山してしまったら、大念仏狂言の開演時間まで長いこと待たなければならない。ならば、国土地理院の地図には記載されていない道を行ってみようじゃないか。踏み跡がはっきりした道のようなので、たぶん大丈夫であろう。

 ▼ 13:10 朝原山を通過。


 ▼ 十字路に到着。

 ▼ 13:13 天皇陵まで行って戻って来るつもりだったのでそのまま直進。

 ▼ 右手に愛宕山の雄姿。

 ▼ 13:23 嵯峨天皇陵の目前でストップ。ここから北嵯峨へ下山できそうな道があったが、もしそこも行き止まりだったら困るので、さっきの十字路まで戻ることにする。

 ▼ 行きは軽快に駆け降りた坂道も、帰路はシンドイ。

 ▼ 13:30 その道中、カラーテープがある枝道を発見。もしや観空寺谷林道につながる道か?

 ▼ やや荒れた道に侵入。カラーテープが頼りなのだ。

 ▼ 突き進むと傾斜がきつくなってきた。滑る。

 ▼ 急斜面の奥に林道らしきものが見えてきた。やれやれ。

 ▼ 13:47 無事、観空寺谷林道に到着。

 ▼ 有栖川は蛍が棲むキレイな川です。

 ▼ 14:04 大念仏狂言開演時間までまだ余裕があるので曼荼羅山も行っておこう。

 ▼ 薄暗い谷を登る。

 ▼ 登りか下りかの分岐。右の登り道を選択。

 ▼ 14:17 曼荼羅山の火床に到着。

 ▼ おっ! 黒ネコ発見。2回しか来たことがないが、この山でのネコ遭遇率は100%である。

 ▼ 「魔法使いと黒猫のウィズ」やっとこう。

 ▼ 14:43 無事、下山。

 ▼ 15:05 やって来ました清涼寺。

 ▼ もう座れる席がない。

 ▼ 嵯峨大念仏狂言は無言劇なので、開演前に演目『羅生門』についての解説があった。

 ▼ 15:30 開演。鬼さん登場。

 ▼ 白衣の人は源頼光はん?

 ▼ 渡辺綱と鬼の決闘シーン。

 ▼ 鬼の腕を切り落とした綱。めでたしめでたし。

 ▼ 16:30 終演。

 言葉数が多くても他人に伝わらない時があるっていうのに、無言でも伝えられるもんなんやねえ。しみじみ。

 ▼ 20時の行事に使われる松明がスタンバイ中。

 ▼ 16:50 大阪へ帰還。

 ▼ 本日の歩行距離=12.0Km。(↓クリックしよし)

霊山と将軍塚周辺を探索

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 視聴率が芳しくないというNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」ですが、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文ら有名人が登場し始めて、そこそこ面白くなってきた。

 長州藩には悪いが、京都が舞台となる八月十八日の政変と池田屋事件、禁門の変のエピソードを早く見てみたいものである。

 で、幕末に活躍した維新の志士を偲ぶにふさわしい場所、霊山(りょうぜん)に行ってみたのでした。

 3月22日(日)

 ▼ 7:58 やって来ました京阪・祇園四条駅。今日はここからスタート。

 ▼ 花見小路を通過。

 ▼ 石塀小路を通過。

 ▼ ねねの道を通過。

 ▼ 霊山護国神社へ通じる維新の道は急な坂道である。

 ▼ 8:27 京都霊山護国神社へ到着。道中安全祈願。

 ▼ 維新の志士たちの墓地には大人300円の拝観料がかかるのでパス。

 ▼ 次は東山三十六峰の第二十七峰、霊山の山頂をめざしてみよう。

 ▼ 推理作家の西村京太郎センセと山村美紗センセが住んではったお家にちょっと寄り道。

 ▼ 『更級日記』の作者、菅原孝標女(すがわら の たかすえ の むすめ)も登ったという坂道を登る。

 ▼ 坂の途中にあった霊明神社で、またしても道中安全祈願。

 ▼ 坂を登り切った場所にある正法寺へ。

 ▼ 境内からの展望よし。

 ▼ 本堂の横から墓地へ。

 ▼ 墓地はさっさと通過いたしましょう。

 ▼ 正法寺墓地のどんつき。フェンスの向こうは霊山護国神社の墓地。

 ▼ お墓の後ろに登り道あり。

 ▼ 8:49 ここからが本格的な山道である。

 ▼ 振り返ると木戸孝允(桂小五郎)と幾松はん(右端)の墓石。

 ▼ すごく不安であるが、道なき道の斜面を登る。

 ▼ すぐ、しっかりとした道と出合う。この道をたどれば大丈夫であろう。

 ▼ これ、何ですか?

 ▼ ゆるい傾斜道を登る。

 ▼ 8:55 木戸孝允の33回忌法要の時に伊藤博文が記した詩を刻んだモニュメント、伊藤春畝詩碑(いとうしゅんぼしひ)にキタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!

 ▼ こんな寂しい場所にひっそりと……人から忘れ去られた記念碑という感じ。

 ▼ 裏側。

 ▼ しかもここが霊山(標高176m)の山頂でもあるらしい。室町時代には短命であった霊山城があった場所。展望なし。

 ▼ 石碑の左側に道が延びている。行こう。

 ▼ またしても、これ、何でしょう?

 ▼ お地蔵さんの台座なんかなあ。なむなむ。

 ▼ 誰か、手袋落としてはりまっせー。

 ▼ 途中、階段もあって整備されている。そこそこ物好きが歩いてる道なのかなあ。

 ▼ 知ってる場所に出た。京都一周トレイル「東山19」のすぐそばである。

 ▼ 振り返る。「通行止」と「通り抜けできません」の標識。こんなのが立ってたら一見さんは行かないよ。

 ▼ 9:04 「東山19」に到着。

 ▼ 伊藤春畝詩碑は「木戸孝允の碑」と記載されているようだ。

 久しぶりに将軍塚へ行ってみよう。

 背後でガサガサと枯葉を踏みしめる音。イノシシ登場かと驚いて振り返ると、散歩中の犬だった。
 ▼ オイラに「ワン!」と吠えて逃げるの図。

 ▼ 将軍塚ネコは日向ぼっこ中。

 9:34 将軍塚(華頂山)から下山。

 ▼ 9:38 下山途中で高台寺山に寄り道。展望なし。


 ▼ 下山道の傍らの木に東大谷山の札を発見。「ここがホンマに?」って場所ですな。

 ▼ 9:54 長楽寺山にも寄り道。展望なし。


 ▼ 長楽寺のフェンス沿いに道があるのでしばし探検。南側に下降。先が行き止まりっぽいので引き返す。

 ▼ 分岐。左は円山公園、右は知恩院。右に進む。

 ▼ 10:24 除夜の鐘で有名な知恩院の大鐘楼に到着。

 ▼ 千姫の墓と濡髪大明神。

 ▼ 円山公園でしばし休憩。

 ▼ 枝垂桜ちゃんはまだつぼみでした。

 ▼ 他の桜の木もつぼみが多かったですが、何本かはもう咲いておりましたよ。

 ▼ 11:33 京阪・祇園四条駅に到着。大阪へ帰還。

 ▼ 本日の歩行距離=8.3km。(↓クリックしよし)

今夜放送の「ブラタモ・京都 完全版」が愉しみ

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 1月6日にNHKで放送された「ブラタモリ・京都」の完全版が今夜放送されるのだ。

 ずっとタモさんは東京ばかりを歩いてはったので、オイラはこの番組を見たことがなかったのだが、正月に京都編があるというので初めて視聴していたのだった。

 「琵琶湖疏水」「新京極通」「御土居」という京都の巨大プロジェクトの痕跡をたどるブラリ歩きなのだ。

 意外だったのはタモさんが鷹峯マニアで、学生時代から何回も鷹峯へ足を運んではったってこと。

 オイラも御土居の上を一度でいいから歩いてみたいものです。

 1月6日は43分番組だったが、今夜の完全版は68分。前回カットされた未公開シーンが放送されるのだ。

 録画予約完了!

『ゆいはん』

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横山由依ファースト写真集『ゆいはん』 池永康晟,長野博文 学研マーケティング

 【内容紹介】from Amazon
 AKB48横山由依の初ソロ写真集! 古都・京都を舞台にAKB48グループきっての和風美人・ゆいはんの魅力を切り取りました。地元ならではのリラックスした表情や水着カットも満載。気鋭の日本画家・池永康晟が描く「横山由依」美人画も収録。
【特別付録】特製両面ポスター(4種類の内1枚付き)

 このたび、我がパソコンの最深部にある桃色寫眞館フォルダーへ保存したのが、京都出身、京都やましろ観光大使でもあるAKB48の横山由依はんの写真集である。

 オール京都ロケというのがうれしいじゃないか!

 ▼ 京都府舞鶴市にあるJR小浜線の松尾寺駅。この辺りはネコが多いのかにゃ?

 ▼ あの建物に見覚えがあるようでないような……蹴上かなあ? 同志社大?

 ▼ 京都府伊根町の舟屋。

 ▼ 詩仙堂でしょ?

 ▼ 京都府宮津市、天橋立ビューランド。

 ▼ 鴨川。三条大橋と四条大橋の間かな?

 ▼ 下鴨神社。

 ▼ 錦市場。

 ▼ 三条大橋。

 ▼ 新橋通、辰巳大明神の前。

 ▼ 八坂の塔とニ年坂との中間地点。

 由依はんは京都府木津川市出身なんや。

 オイラの感覚からすると木津川市は洛外も洛外。もう「奈良」と呼んでも差し支えない場所なのである。

 ただ、「奈良の横山」というアンタッチャブルなカテゴリーがオイラには極私的にあるのだが、由依はんをそんなカテゴリーに入れるには可哀想過ぎるのである。

 一度、木津川市の山にも登ってみようかにゃ。


花燃ゆ 第13回「コレラと爆弾」

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 3月29日に放送されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。

 安政5年(1858)。
 吉田松陰の妹・と結婚したばかりというのに江戸へ医学遊学していた久坂玄瑞

 久坂は、勅許を得ずして日米修好通商条約を結んだ井伊直弼が天皇を彦根城に移すかもしれないという情報をつかみ、動向と情報をつかむことを目的に、藩命に背いてでも京へ行きたいと桂小五郎に直訴するが……


 ▼ あ~、勝手に京へ行っちゃいましたよ。(*_*;


 ▼ 上洛した久坂は尊王攘夷運動の先導者・梅田雲浜らと会合を持つ。

 ▼ 高杉晋作も京へ上って来ちゃったよ。

 やっぱり幕末は、京が出てこないと面白くないでござる。

 これからはちょくちょく京のシーンが見られるのかなあ。わくわく。

備忘録:口伝、ご先祖様万歳\(^o^)/

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 四月一日。

 これから書くことは、幕末の頃よりおよそ150年間、当家に伝わってきた口伝である。

 その間、その内容を書にしたためた者がいたのか、いなかったのか……口伝書として現物がない以上、21世紀の現在、そのような書は存在していないと思ってもよかろう。

 ならば、常日頃からブログネタを探しているオイラにちょうど良いテーマ。

 しかもインターネットで世界中に発信し、ほぼ永久的に記録として残しておこうという算段である。

 もし今から書くことが真実だったとしたら、日米間の歴史書が少しばかり変わってしまうかもしれないのだ。

 もう一度念のために書いておくが、「口伝」なのである。

 伝達ゲームと同じで、最初の内容が伝えられていく過程で変化してしまっている可能性が多分に高いことも考慮していただきたい。

 すでにオイラの爺ちゃん、婆ちゃんは鬼籍に入ってしまっている。もし存命だったら詳細に訊いてみたいところであるが時すでに遅し。

 オイラの親から聞いた内容を以下に簡単な箇条書きで記す。

 幕末を生きたご先祖は武士であり蘭学者であった。

 東福寺塔頭・霊雲院の襖絵を描いた文人画家でもあった。

 晩年、蘭学の書物をどこかへ寄贈し、「○○文庫」と呼ばれた。←どこに寄贈した? ○○には苗字が入ります。

 京で大きな屋敷に住んでいた。←場所はどこやねん?

 黒船でペルリ(ペリー)提督が来航時、上洛したペルリを上記の京屋敷に宿泊させた。←マジでっか!? ググってもそんな史実は(今のところ)ない。

 宿泊時、ペルリ提督から封蝋されたお礼の手紙を受け取った。

 上記の手紙は爺ちゃん、婆ちゃんの代に、台風もしくは大雨の日に家が雨漏りした折、インクが滲み、紙がボロボロになってしまっていたので捨てちゃった。←歴史にまったく興味がない二人だったとオイラの親が語る。

 話に尾ひれはひれが付いちゃってるんでしょうけど、唯一現実的で具体的なのが霊雲院の件。

 そこから調査すれば事の真相に近づけるのではないかと思うのですが、ググっても襖絵のことは一切情報がないのである。

名犬フーバーの事件簿

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 2008年6月11日にテレビ東京系列で放送された2時間サスペンスドラマ。

 4月2日にテレビ大阪で再放送されてたのを視聴してみました。

 【あらすじ】
 元京都府警捜査一課長の長源寺(里見浩太朗)と愛犬フーバーの名コンビが殺人事件に挑む。警察を定年退職した長源寺は、念願のエキストラの仕事に就いた。撮影初日、現場近くの公園で爆発事件が発生、バイク便が配達した荷物が爆発し受取人が死亡するのを目撃した。被害者は6年前に詐欺事件に関与して逮捕された矢吹明美(三枝雄子)。京都府警は、詐欺事件の共犯者で彼女と内縁関係にあった工藤(佐渡山順久)の行方を追うが…

 全編京都ロケ!

 その中でも、オイラが愛宕山に登る時に通るふもとの清滝が映っていたのがうれしかった。

 ▼ 清滝川と渡猿橋。

 ▼ ドラマの中では花祭温泉という架空の温泉街に設定されていた。

 ▼ 里見浩太朗氏と芦屋小雁氏の御両人。

 ▼ 多岐川裕美さんもいる。

 ▼ 渡猿橋と愛宕神社・二の鳥居を結ぶ道沿いにあるギャラリー清滝Terraは旅館という設定だ。

 ▼ 清滝バス停と渡猿橋の間の坂を駆けあがる里見氏。リハを含めて何回走りはったんでしょう? かなりきつい坂道なのだ。お疲れ様どした。

 ▼ 原作小説ではクーバースという種類の犬が活躍するらしいのだが、このドラマでは似て非なる犬種のグレート・ピレニーズが活躍する。

 真の主役の犬の設定が原作と根本的にちがっていることからも推察できるように、このドラマはあまりにも各所に突っ込みどころ満載なのである。

 4月12日にはテレビ東京でも再放送されるようなので、関東在住の偏愛京都主義者はこの愛すべきグダグダ感漂うドラマを見てくだされ。(=゚ω゚)ノ

「響け!ユーフォニアム」がKBS京都で放送スタート

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 京都アニメーションの制作っていう情報だけ聞いて、とりあえず録画予約した「響け!ユーフォニアム」。

 第1話を見て、宇治市にある架空の高校の吹奏楽部員の青春物語ということがわかりました。

 宇治かあ……オイラは20年以上行ってない思い入れのない場所。

 吹奏楽も興味ないし……

 とりあえず京阪電車が出るシーンを楽しみにして、次回も録画予約しときますわ。

 ブログには書かなかったけれど、「ドアマイガーD」が3月で終わっちゃったのは淋しい限りですわ(笑)

ホントは行ったらアカン鞍馬尾根

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北野誠怪異体験集 続 おまえら行くな。 北野 誠,加藤 一 マイクロマガジン社

 北野誠氏の父親が若かりし頃、友人と鞍馬山に登った時の怪異譚が書かれている。

 ただ気になるのは……「標高は五七二メートル」と本文中に記されているが、国土地理院の測量では鞍馬山の標高は584mなのだ……

 4月12日(日)

 ▼ 8:00 やって来ました叡山電車・貴船口駅。アソガ谷から旧花背峠へ登り、鞍馬尾根を攻略だ。

 ▼ 貴船川沿いの桜を愛でながら遡上。

 ▼ 8:31 貴船神社で道中安全祈願。

 ▼ 9:07 アソガ谷入口に到着。

 ▼ 通行止めを守っていたらトレッキングはできませんぜ、旦那。

 ▼ この辺はクマが出るエリアなのでクマ除け鈴を鳴らしながら歩いたが、谷川の音がうるさいので鈴の効果があるのかどうか……?

 ▼ 倒木、崩落エリアを通過。歩行者なら通行可能。

 ▼ 目前のあの山に目指す旧花背峠があるのだ。まだ先は長い。

 ▼ 分岐。谷川を渡って北進するか、谷川に沿って東進するか。テープ、道標なし。

 ▼ 水たまりにカエルの卵。

 ▼ 北進したら道が荒れ始めた。さっきの分岐まで戻って東進コースへ。

 ▼ ここまでずっとゆるい傾斜の坂道だったが、次第に傾斜がきつくなってきた。谷川の水もなくなり、とても静かな場所に来た。

 ▼ 右の急斜面の上に石垣のようなものが見える。行ってみよう。(もしかしたら道なりにそのまま直進した方が良かったのかも……)

 ▼ 過酷な急斜面をエッチラオッチラ登りつめ、林道と出合う。

 ▼ 旧花背峠方面に歩いていると「アソガ谷を経て貴船」という道標を発見。急斜面を登ったのは間違いだったのだ。orz

 ▼ 10:42 旧花背峠に到着。


 ▼ 来た道を戻り鞍馬尾根に向かおう。右の通行止めの道へ進行。

 ▼ 歩きやすい林道である。

 ▼ 分岐。右の通行止めの道へ進行。

 ▼ 所々に展望が開ける場所がある。

 ▼ この看板がなかったら100%広い道を進んじゃってます。


 ▼ ここからはテープを目印に進む。

 ▼ 11:27 ピーク674mを通過。眺望なし。

 ▼ アップダウンを繰り返す明るい尾根道。

 ▼ 伐採エリアが、このコースで最も眺望がよい場所でした。

 ▼ 北山のランドマーク、あれが花背峠の電波塔か。

 ▼ 急斜面を降下。

 ▼ プチ木の根道もあったりする。

 ▼ 害獣防止ネットが現れた。沿って歩く。

 ▼ 北山はまったく不勉強なんで、あれが何山なのかさっぱりわからない。

 ▼ 12:14 怪異に遭うことなく鞍馬山に無事到着。眺望なし。



 ▼ 鞍馬寺の鐘の音が聞こえてきたぞ。

 ▼ 竜神池。

 ▼ 立入禁止エリアだったようですね。

 ▼ 12:35 鞍馬寺と貴船を結ぶ道と出合う。通行者がオイラを見て驚き、足早に去っていく。なぜじゃ?

 ▼ 石段に出て振り返る。なるほど、この罰当たりモンがってことやね。

 ▼ 鞍馬寺本殿と桜。



 ▼ オイラもパワースポットに立って「気」を補充。


 ▼ 叡山電車・鞍馬駅から大阪へ帰還。こんなにも登山者がいるというのに、アソガ谷~鞍馬尾根で誰にも会わなかったのは立入禁止エリアだったからなんでしょうかねえ? 

 ▼ 本日の歩行距離=14.8km。(↓クリックしよし)

 ▼ オイラのGPSは山間の谷が弱点のようだ。実際はアソガ谷川沿いに歩いたのに軌跡は山中。

「京bizS」に森見センセ御出演

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 京都の経済からグルメまで、旬の話題をサクッと伝えてくれるKBS京都テレビの情報番組「京bizS」は、毎週予約録画して見逃さないようにしているオイラである。

 さっき4月10日放送分を見ていたら、竹内弘一アナウンサーが著名ゲストと対談する「8MIN.」というコーナーに、"京都人が愛する小説家"として名高き(?)森見登美彦センセが御出演されていて吃驚した。

 御本人のブログで出演告知されていたようですが、何分オイラはブラッドタイプBのテキトー森見ファンなので、「森見登美彦日誌」は年に数回しかアクセスしないのだ。

 対談の前半は、「腐れ大学生」モンしか書いてなかった自分に対して、将来作家として先細りしていくだろう危機感から執筆したという『有頂天家族』誕生秘話、劇団ヨーロッパ企画・上田誠氏との交流、といった内容。

 後半は、今年中に本を出したいと言い出した竹内弘一アナに対する「テレビ版森見流小説讀本」という感じでありました。





 ▼ 執筆に煮詰まった時は……




 『有頂天家族・第三部』はもやもやと考えてはるそうです。
 オイラはまだ第二部を読み始めてもいないので、7年半後の上梓でもよろしおす。気長に、気長に。

『週刊ヤングジャンプ』 2012年11月29日号

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 またもやオイラの桃色寫眞館フォルダーネタで恐縮です。

 グラビア撮影のロケ地が「京都」というのは珍しいのではなかろうか?

 当時、NHKの朝ドラに出演中だった岡本玲はんのYJ巻頭グラビアは、偏愛京都感が濃厚なフォトセッションであった。

 ▼ 旅館・五辻庵の玄関先。グラビア最終ページの撮影協力のクレジットがなかったら、オイラには撮影場所がわかりませんでした。

 ▼ たぶん鴨川。橋の形状を見て「○○橋」と断定できる力量がオイラにはありません。

 ▼ 五辻庵の室内なんでしょうか?


 ▼ 鞍馬口通。背後に見えし山は比叡山。

 ▼ 喫茶マドラグ。

 ▼ 船岡温泉。

 ▼ ふたたび五辻庵なのか?

 紫野あたりでこじんまりと撮影するかと思いきや、レトロな喫茶店は二条城近くまで足をのばしてはる。

 以前紹介した横山由依はんの写真集『ゆいはん』はオーソドックスな京都をタンノできたが、今回の玲はんはかなりマニアックな京都でありましたなあ。


京都のテミス女裁判官(2)

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 2004年5月8日にテレビ朝日系列で放送された2時間サスペンスドラマ。

 4月7日に朝日放送で再放送されてたのを視聴してみました。



 【あらすじ】
 京都地検の裁判官・亜紀子(若村麻由美)は、会社社長・奥村(玄海竜二)が依理子(美栞了)に痴漢を働いたとされる事件の公判を担当。近くにいた琴美(楳崎静香)が犯行を目撃したと証言する。そんな中、琴美が殺され、所轄は目撃情報や遺留品から依理子の犯行と断定。さらに、奥村の事件は、依理子と琴美によるでっち上げだと判明する。その後、亜紀子の別居中の夫・忠則(長谷川初範)が殺され…。【以上、「週刊TVガイド」2004/05/14号(東京ニュース通信社刊)より引用】


 ドラマ冒頭、京都地方裁判所という設定で京都府庁旧本館が映る。

 ドラマの内容は二の次。オイラが気になるのはロケ地のみだす。

 ▼ ホンマもんの京都府警察本部。

 ▼ 夜の新風館。

 ▼ 親切なスーパーインポーズ。行ったことない妙心寺塔頭・衡梅院(こうばいいん)。

 ▼ 定番ロケ地、南禅寺・水路閣上部を流れている疎水。

 ▼ 名神高速・京都南インターチェンジ。

 ▼ マクドナルド新丸太町店。ポテトがありませんね~。単品注文なん?

 ▼ ロケ地確認はエンドロールのロケ協力クレジットが役に立ちますが、「宝塚温泉 ホテル若水」と「カフェレストラン ビューガーデン」の間のロゴが読み取れません。(T_T)

 「京都女子大学」は行ったことないんですが、一般人の男性は簡単に入れるのでしょうか?

 ▼ おっ! 初代おけいはん・淀屋けい子こと、水野麗奈はんが出てはるー。

 ▼ JRAのジョッキーと結婚しはったんや。関テレ『ドリーム競馬』の司会してはったもんね。

 ▼最後は、主役の若村麻由美はんの笑顔とサービスカット(?)で締めくくっときまひょ。

 ▼ エンディングテーマ。

大阪・四天王寺で「京都本」を探せ!

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 古本祭りを四天王寺でするという告知ポスターを、たまに街角で見かけるのだが、開催時期になるといつも忘れちゃうのだ。

 今回は忘れずにいたので行ってみました。

 4月29日(水)のち

 ▼ 東大門から境内に入る。

 ▼ 飛び出し坊やが聖徳太子です。

 ▼ 「猫之門」が気になる。

 ▼ あべのハルカスと五重塔。現代と過去が共存する不思議な風景。

 ▼ これが猫之門。なんか期待外れ。

 ▼ 西大門付近の古本祭り会場に到着。

 ▼ 京都の古本祭りは「碁盤の目」文化が浸透しているのか、各店舗が東西南北方向に整然と並んでいるが、大阪は斜めに走る参道沿いにも店舗が並んでいて、たぶん空から見るといびつなレイアウトになっている。それゆえ店舗巡りがややしにくい印象を受けました。

 ▼ 各店舗を巡って「京都本」を3冊購入。

 やはり「京都本」探しは、みやこめっせで開催される春の古書大即売会の「京都コーナー」が便利でエエですわ。

「第33回 春の古書大即売会」に行く

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 5月3日(日)

 ▼ やって来ましたみやこめっせ。

 ▼ 第二展示場へいざ進め!

 ▼ とりあえず、めざすは「京都コーナー」だ!

 2時間ほど、各店舗巡りをしました。

 ▼ 本日の成果。

 ▼ 次回は8月、糺の森。

峰山からの下山はハラハラドキドキ

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 連休なんで久しぶりにロングコースを歩いてみたい。

 そういえば数年前、愛宕山のお地蔵さん巡りをした時、周辺に「松尾峠地蔵菩薩」があるのを地図で見つけていたのだが未だ行けていないのだ。

 松尾峠のお地蔵さんに行くついでに、朝日峯と峰山も行っとこう!

 5月5日(火)

 ▼ 8:24 京都バス・清滝バス停からスタート。

 ▼ 二の鳥居近くの温度計は、直射日光を浴びて26℃。

 ▼ おっ! 佛教大学の八木透センセ。今日は京都愛宕研究会が復元絵馬を愛宕神社へ奉納する日だったのだ。

 ▼ 9:01 梨ノ木谷へ進行。谷沿いの道は今の季節、涼しくてよい。

 ▼ 9:30 梨木大神で道中安全祈願。

 ▼ トラロープが張ってある。進入禁止の意味かなと思ったら、迂回路を登るためのお助けロープだった。


 ▼ ジグザグの迂回路。疲れるー。

 ▼ 10:08 雲心寺林道に合流。しばし休息。

 ▼ 愛宕山の雄姿。

 ▼ しばらくは平坦な林道歩き。日陰が少ないので暑い。

 ▼ この辺がウジウジ峠? 別にウジが湧いてるわけじゃない。昔、雲心寺という寺があって、雲心寺が転訛してウジウジになったと聞いたことがある。

 ▼ この林道に展望がよいところが数か所ありました。

 ▼ 分岐。右の道へ。

 ▼ 路傍に咲く花。

 ▼ この林道は道標がない。やっと見つけたのがこれ。馬谷ってどこ?

 ▼ 何人ものツーリングのバイク野郎とすれ違ったが、歩いているのはオイラのみ。

 ▼ 11:27 松尾峠に到着。あれ、お地蔵さんはどこだ?

 ▼ 11:31 お地蔵さんが見つからない状態で朝日峯の登り口に来てしまった。

 ▼ 11:43 アップダウンを繰り返し、朝日峯(標高688.3m)に到着。

 ▼ 南東方向に展望あり。真正面に大文字山が見える。

 ▼ 「七十路を越えてひとり旅 速いの峠を速い過ぎ 京の北山 朝日峰」←達筆で読み取れない。

 ▼ 来た道を戻りお地蔵さんを探す。往路で見ていた小屋がお地蔵さんの場所でした。

 ▼ 11:59 松尾峠地蔵菩薩。なむなむ。


 ▼ 峰山方面に歩いていると足にチクリと痛みが走る。なぜか1本だけイバラが生えていた。

 ▼ 子鹿の骨を見つけてビックリ! なむなむ。

 ▼ 相当歩いて来ているのに、愛宕山からそんなに離れていないことにビックリ。

 ▼ 12:46 林道終点に到着。しばし休息。

 ▼ 木漏れ日の道は涼しくてよい。

 ▼ 13:11 分岐。峰山へ進行。

 ▼ 急坂がつらい。

 ▼ 13:18 峰山(標高537.6m)に到着。展望なし。

 ▼ 高山寺方面に歩いて下山しよう。

 ▼ 分岐。左は登り、右は下り。ただ、木の枝が右の道を通せんぼしているような……

 ▼ 右の道を選択して谷沿いに下るが、先に進めそうもない荒れた感じになって来たので引き返す。

 ▼ 14:19 分岐まで戻って登り道を選択。尾根伝いで下山できるのだろうか?

 ▼ 急傾斜を降下。

 ▼ テープも道標もない、踏み跡薄い荒れた道。ヤバイ。不安感MAX。撤収するにしてもどこまで引き返せばいいのか……?

 ▼ 木々の隙間から高雄の町並みが見える。車、バイクの音もし始めた。歩く方向は正しいのだ。

 ▼ 唯一のテープを発見! ちょっとだけ光明が見え始めたか。

 ▼ 倒れたアンテナ発見! 人里に近付いてきた予感。

 ▼ ついに何かの施設を発見!

 ▼ 柵を乗り越えて外へ出る。関西電力の施設でした。

 ▼ ここまで来たら無事下山できるだろう。

 ▼ 14:45 やったー、道路が見る。

 ▼ 振り返りながら、「もう峰山には二度と来ないぞ」と強く誓うオイラであった。

 ▼ あとはのんびり清滝まで。

 ▼ 16:22 二の鳥居まで帰還。

 ▼ 16:30過ぎにバスが発車するので急いで坂道を歩いた結果、左足に筋肉痛が走る。イタタタタ。

 満員で席を譲ってくれた映画村前で降りた乙女、ありがとうございました。(^_^)/

 京阪三条バス停に着いたのが18:15でした。

 ▼ 本日の歩行距離=22.6km。

 ▼ GWももう終わり。もう一回はじまってくれへんかなあ。

座頭市血煙り街道(1967年公開)

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座頭市血煙り街道 [DVD] 勝新太郎,近衛十四郎,高田美和,朝丘雪路,中尾ミエ 角川書店

 監督:三隅研次
 脚本:笠原良三
 原作:子母澤寛
 出演:勝新太郎、近衛十四郎、高田美和、朝丘雪路、中尾ミエ、小池朝雄
 美術:下石坂成典

 【あらすじ】from Amazon
 六つになる良太を連れ、前原の宿にいるという夫の庄吉(伊藤孝雄)を訪ねて旅をしていたおみね(磯村みどり)は病が重くなり、旅籠で息を引き取る。たまたま相部屋になった座頭市(勝新太郎)は良太に杖を引かれながら、前原に向かう羽目に。旅芸人の一座と知り合った市は、興行の邪魔をする金井の万造(田武謙三)一家を得意の居合い斬りで退散させる。道中、浪人風の侍・赤塚多十郎(近衛十四郎)と懇意になった市は前原の宿に着くが、そこは代官手附の鳥越(小沢栄太郎)とグルになった前原の権造(小池朝雄)一家が支配していた。庄吉が働いているという釜焼きの名人・太兵衛(松村達雄)を訪ねたところ、一年ほど前から行方知れずだという。市は鳥越の口から庄吉の居所を聞き出そうと待ち伏せるが、闇から現れた赤塚が一刀の下に斬り捨ててしまった…。

 映画のタイトルが「血煙り街道」なんで、ハードなスプラッター時代劇かと思いきや、人情もの大衆娯楽映画でありました。

 ▼ 中尾ミエさんの歌も聴ける。

 ▼ 近衛十四郎氏の腰にヒョウタンが。さりげなく「花山大吉」を宣伝していたのであろうか?


 さて、気になるロケ地。
 大映京都撮影所の作品なんでロケ地も京都周辺なんやと思うんですが、ほとんどまったくわからない。(+_+)

 ▼ 唯一わかったのは大覚寺・護摩堂と石仏群。

 ▼ 左の石柱の文字が読み取れたら場所が特定できるのに……

 ▼ 木津川のような気がするけど、ちがうかも……

 ▼ 山道のシーンも多いけど、どこなんやろか?

 ▼ 今回、いつも見過ごしがちな美術さんの仕事ぶりにも注目してみました。

 ▼ 座頭市に真っ二つに斬られたハチ。作り物ですよね? でも、動いてる。

 ▼ 絵皿の数々。あとで割られてしまうのはもったいない。

 ▼ 仕込み杖の切れ味を表現するためにバラバラになる細工をされた駕篭。

 ▼ 仕込み杖の切れ味を表現するために斜めの切れ目の細工をされた格子。

 ▼ スタジオセットの黒塀。下石坂氏の設計・施工ですか?

 DVDを見る前に、いろんな人のレビューを読みました。

 そのすべての方々が勝新太郎氏と近衛十四郎氏の対決シーンを絶賛されており、チャンバラ映画史に残る名勝負なんやそうです。

 オイラは見る前からおのずと期待してしまって、少々ハードルを上げてしまったのか……

 殺陣師を介さない二人のアドリブでの撮影だったそうです。剣さばきは速く、互いの真剣さは伝わってくるのですが……映画史の残るというチャンバラの凄さがオイラにはわかりまへんでした。

 そして、すごく奥が深かった。

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