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Channel: なのにオイラは京都へゆくの?
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メランコリー・ムード/御大74歳

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メランコリー・ムード ボブ・ディラン SMJ

 【内容紹介】from 公式HP
 【2016来日記念“ディラン祭り"】2016年4月、2年振り通算8度目となる来日公演、15年振りの劇場ツアーが実現するロックの神様ボブ・ディラン。来日を記念して、5月発売予定のニュー・アルバム『フォールン・エンジェルズ』からの最新スタジオ録音4曲を収めたEP盤の日本先行発売が決定! 、7インチ・アナログ盤とCDをリリース。アナログは限定2500枚のレッド・カラー・レコードで日本の東洋化成プレス。世界中のディラン・ファン垂涎のアイテムとなること間違いなしの“世界がうらやむディランの赤盤"。ジャケットはディラン側で制作されたものだが、昭和の日本女性の写真と日本語もデザインに取り入れている。

 アナログ盤を再生するシステムを、生憎所有しておりまへんので、CDを購入しましたがな。

 ライナーノーツを読むと、この新作、前作『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』を録音した時の音源なんだそうですわ。

 つまり……またもやフランク・シナトラ・レパートリー! (´;ω;`)ウゥゥ

 1曲目「メランコリー・ムード」の1分以上あるイントロが、モロ昭和30年代初期の歌謡曲ですがな。( ノД`)シクシク…

 もう、”生きるロック・レジェンド”という面影は、影も形もありまへん。

 ですが、そういう固定観念を取りのぞけば、『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』収録曲よりもメロディアスな楽曲なんで、次のニュー・アルバムは期待してもエエかも……なんて思ったりもしてきますなあ。

 声が、あのガラガラ声ではなく、ソフトになってしまってはるので、非常に聴きやすい大人の音楽でおますよ。

 ▼ ジャケットの元ネタは、1962年の資生堂クリームパクトの広告のようだす。写ってはる女性はどなたはんでしょうか?

憂鬱な気分に襲われてしまってそこからまるで抜け出すことができない
夜中にそんな気分に襲われて
いつまでもいいように弄ばれてしまっている
ああ、わたしは何て孤独な身なんだろう
物悲しい気分に襲われて
にっちもさっちもいかなくなってしまっている

訳/中川五郎


ディラン御大と京都 #3

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 さて、いよいよ4月4日から、東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールを皮切りに、28日、パシフィコ横浜 国立大ホールまで、計16回公演が予定されているボブ・ディラン御大のジャパン・ツアーがはじまりますねん。

 もう、ディラン御大は来日してはるんやろか?

 1978年の初来日の時は、マスコミの各メディア取材陣が空港に駆けつけ、エライ騒ぎになってたようなんですが……当時、中学生だったオイラは、まだボブ・ディランに興味がない時代やったんで、来日ニュースの記憶がまったくないんだす。

 今となれば、ディラン御大ファンとしてその頃の様子を知りたくなるやないですか。でも心配御無用。その頃の、貴重な新聞や雑誌記事が読めるwebサイトがありますねん。

 それが、ディラン御大ファンの女性が運営してはる「How to Follow Bob Dylan ボブ・ディランの追いかけ方」。

 かなり濃厚かつ充実した情報量で、ソニー・ミュージック内のオフィシャル・サイトよりもタメになります。(オイラのブログ記事もリンクしてくれてはるんですが、リンク先を貼りまちがえてはるようで……涙)

 ▼ ディラン御大に密着した平凡パンチの記者の記事(平凡パンチ 1978年3月13日号)。

 龍安寺のことはアルバム『武道館』のライナーノーツに記載されてましたが、鴨川のことは知りまへなんだ。どこら辺で見つめてましたんや?

 ▼ アサヒグラフ 1978年3月17日号。清水寺や金閣寺も訪ね、夕食はすき焼き。

 すき焼きはどこのお店やったんやろか? 先斗町の「いろは北店」やったら、すき焼きを食べながら鴨川が見れるロケーションだすけど……。

ありとあらゆることでみんなはぶつかり合っているよ、そうさ
どうしてなのかと立ち止まって考え込まざるを得ない
昨日通りで見かけたばかりのあの人が
泣かずにはいられなかったのはどうしてだろう
ああ、この川は変わることなく流れ続けるよ
何に邪魔されようが
風がどっちに吹こうが
そうしてくれるかぎり、ぼくはここに座っていようか
そして川の流れを見つめるんだ

訳/中川五郎

北嵯峨⇔高雄・往きはよいよい、帰りで迷う(;_;)

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 京都の桜が見たい! 山も歩きたい!

 昼過ぎから雨の天気予報なんで、午前中にサクッと歩きまひょ。

 4月3日(日)

 ▼ 8:03 やって来ましたJR嵯峨嵐山駅。

 ▼ 雨が降っていたようで、路面が濡れてます。大阪は雨やなかったんで想定外。山道がぬかるんでへんかちょっと心配だす。

 ▼ 8:27 今、読み始めている推理小説の死体発見現場、広沢池にちょいと寄り道。

 ▼ 8:54 まずは山の上にある嵯峨天皇陵をめざします。

 ▼ 参道入り口。


 ▼ 犬にも見せてあげたい北嵯峨の風景。

 ▼ 9:08 嵯峨天皇陵に到着。

 ▼ 天皇陵の裏側には、見ると呪われる、死ぬ、ケガするなどの噂がある「血の池」がおました。フツーの水溜りでんがな。

 ▼ 京見峠方面に進行。山道にぬかるみはなく歩きやすい。

 ▼ 愛宕山の頂上は、雲で隠れておますなあ。

 ▼ 9:21 朝原山を通過。山名プレートが見当たれへんのはマイナーな山やからでっか?

 ▼ 9:25 京見峠に到着。しばし休息。今日は汗ばんで暑い。


 ▼ 菖蒲谷池を経由して高雄をめざします。初めて歩く道なんでドキドキしますなあ。

 ▼ 9:34 割とあっけなく菖蒲谷池に到着しましたがな。

 ▼ 害獣除けゲートを抜けると、山中の憩いの場所でおました。


 ▼ 無料のドッグラン。

 ▼ 大文字!

 ▼ バーベキュー設備やボートもありまっせ。

 ▼ 桜の木もいっぱい。

 ▼ フィッシングエリアもあります。

 ▼ 9:56 菖蒲谷池エリアを抜け、再び山道へ進行。

 ▼ 山の中はヒンヤリ涼しくて気持ちよろしいなあ。

 ▼ 分岐。道標あり。左へ進行。


 ▼ さっきの分岐ポイントまでは平坦で広い道やったんですが、通過したら、やたらとアップダウンが続く細い道になりましたで。


 ▼ 嵐山・高雄パークウエイの下をくぐるトンネル。中は真っ暗で何が潜んでるかわかれへんけど、懐中電灯をザックから出すの邪魔くさいし、出口見えてるし、ここは強行突破や!

 ▼ オーブが、ようけ飛んではりますがな。

 ▼ 10:27 「山道の50mほどのトンネルを抜けると高雄だった」

 ▼ 振り返る。

 ▼ 振り返る。市バス、JRバスの「御所ノ口」バス停前に出ましたで。

 ▼ 京都一周トレイルコースで清滝方面へ進行。

 ▼ 「北山91」から北嵯峨へ帰る予定だすが、ちょいと腹ごしらえ。

 ▼ 潜没橋のところでおにぎりタイム。

 ▼ 11:18 観空寺谷林道を歩いて北嵯峨へ帰りまひょ。3年ほど前に歩いてる道なんで余裕でおます。

 ▼ この道、まだ記憶に残ってまっせ。


 ▼ 3年前にはなかったゆずキャラ。

 ▼ こんな分岐ありましたか? ここら辺りからオイラの記憶が怪しくなってくる。右の道が正解なんやけど、急坂を登っていかなあかんイメージがあったんで、左の道を登りましたんや。

 ▼ こんな九十九折りの道やったかなー?

 ▼ この倉庫小屋は見覚えがない。明らかに道を間違えてますのやけど、行けるとこまで行ってみまひょ。

 ▼ 嵐山・高雄パークウエイに出てしまいましたがな。歩行者禁止なんで轢かれたらどないしょ。

 安全策を取って、来た道を戻りまひょ。ところが、同じように見える分岐ポイントがやたら多く、さらに道を間違えて大変だしたがな。45分のタイムロスだすわ。
 ▼ 12:02 「北山91」に無事帰還して再スタートだす。

 ▼ この道はいつか来た道!

 ▼ パークウエイの高架下。ここまで来たら道に迷うことはありまへん。ひたすら下り道だす。

 ▼ 3年前見た同じ風景に安堵。倒れてる木もそのまま。

 ▼ ぎょうさんの倒木で道がさえぎられていた場所は、きれいに整地されていて、当時の面影はありまへなんだ。

 ▼ 酵素風呂前を通過。

 ▼ 某宗教法人の水子地蔵も、来るのが2回目なんでインパクトがありまへん。

 ▼ 映画・ドラマのロケ地。

 ▼ 12:46 観空寺谷林道を通って北嵯峨の町へ無事下山。


 ▼ 菜の花畑かと思ってたら、白菜畑でした。びっくりぽんだす。

 ▼ 町中の桜並木に導かれると、そこは……。

 ▼ 後宇多天皇皇后の今林陵だした。

 ▼ 「嵯峨瀬戸川町」バス停前で、埋蔵文化財発掘調査中だした。どんなお宝がありますのんやろ?

 ▼ 13:26 JR嵯峨嵐山駅まで帰還。

 ▼ 二条駅前の桜が満開で見事だした。

 ▼ 本日の歩行距離=16.6km。(↓クリックしよし)

連続テレビ小説 第94作『とと姉ちゃん』

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 【あらすじ】
 “父親代わりの長女”ヒロイン、小橋常子が、生前の父が教えてくれた「当たり前の暮らしが いかに大切か」 という教えを胸に、二人の妹と母を守って型破りの大奮闘。
 女ばかりの常子一家が激動の 昭和を駆け抜けて いく、小さな家族の大きな年代記。

 今日放送の第二話を見ていて気付いたんだすが、台所のあれは……?


 ▼ ズームイン!

 おお、これは、京都・愛宕山に鎮座する愛宕神社の『火迺要慎(ひのようじん)』のお札やないですか!

 しかし、ドラマの舞台となっているのは静岡県浜松の遠州地方。

 何でだす? どこで手に入れはったんだす?

 オイラは京都の総本社しか行ったことがないんですが、全国にある分社でも、同様のお札を授与してくれはるんだすかいな?

大文字山で桜

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 今週も京都で桜を見たい! 山も歩きたい!

 4月10日(日)

 ▼ 大阪、京阪電車・京橋駅。とりあえずめざすはインクラインやー。ヾ(≧▽≦)ノ

 ▼ 7:51 やって来ました京都市営地下鉄・蹴上駅。

 ▼ インクラインで、中国の新婚さんが記念撮影してはりました。

 ▼ ドローンを間近でみると、ちと怖いでんな。

 ▼ 桜の見ごろは過ぎておます。

 ▼ 南禅寺・水路閣を通過。

 ▼ 南禅寺・三門を通過。

 ▼ 8:25 哲学の道の南端、若王子橋に到着。

 ▼ まずは猫エリアへ。

 ▼ 疎水の対岸でおしっこしてはった猫。

 ▼ 橋を渡って戻って来はった。

 ▼ オイラに近づいて来る。

 ▼ 目の前を通過。

 ▼ 仲間のいる場所へ帰って行かはった。

 ▼ 熊野若王子神社で道中安全祈願。

 ▼ 神社裏手の桜花苑は、ほぼ葉桜でした。

 ▼ 8:42 今日は桜花苑の片隅から大文字山をめざします。

 ▼ 以前はなかった害獣防止ネットの横を通過。

 ▼ しばらく進むとまたネット。昔歩いた風景と違うと、この道でエエんか不安になります。

 ▼ 9:09 京都一周トレイル「東山42」に到着。しばし休息。身体が熱い。

 ▼ もうすぐ大文字山山頂の「東山45」。誰かが土を削って階段にしてくれてはる。

 ▼ 9:39 大文字山山頂に到着。

 ▼ 歩いて来てすごく熱いんですが、気温は10℃。

 ▼ 今日は下界がかすんで見えます。

 ▼ 10:01 火床に到着。(↓クリックしよし)

 ▼ 弘法大師堂の温度計が二つになってる!


 ▼ 火床に桜の木があったとは、今まで知りまへなんだ。

 ▼ 151段の通称いこい階段を下りたところから脇道探検開始。

 ▼ どこに通じてるんやろ? ワクワク。

 ▼ 少し登ると、あっけなく護摩木運搬用ケーブルの下に到着。

 ▼ いこい階段の中段辺りまで戻って来てしまいましたがな。

 ▼ 山崩れ復旧対策工事で冬場に入れなかった旧道へ行ってみまひょ。

 ▼ 下山中、左に見えた尾根の先が少し開けているを発見。気になるので行ってみまひょ。

 ▼ 景色がよう見える崖っぷちでおました。

 ▼ 下を見ると、足がすくんでしまうぐらいの高さでおます。高所恐怖症と高所平気症の人は近付いたらあきまへん。

 ▼ 壁面のフラットやない、グニャッとした歪感がちょっと気持ちわるおます。

 ▼ 下から見上げてみました。

 ▼ 階段もできていて、以前よりは歩きやすくなったかなー。

 ▼ 太閤岩。

 ▼ 旧道に水場があったとは今まで気づかなんだ。

 ▼ 去年、お地蔵さんが撤去された水場。人型の石をどこから見つけて来はるんやろう? なむなむ。

 ▼ 10:50 銀閣寺の横に無事下山。

 ▼ 見落としてしまいますが「止まれ」です。

 ▼ 八神社の桜に誘われ参拝。

 ▼ 哲学の道の関雪桜。



 ▼ 疎水の堰の前には、散った花びらが川面に浮かんで「花筏」になっておます。ホンに美しおますのやけど、どこぞの馬鹿が捨てたと思われるゴミも浮いてましたんや。(`・ω・´)


 ▼ 桜吹雪も風情があってよろしいが、来年は満開の時期に来たいでおます。

 ▼ オイラの5月のお愉しみ。

 ▼ この前、読み終えた小説『下鴨アンティーク アリスと紫式部』に登場したオムライス屋さん。

 ▼ 鴨川デルタ。


 ▼ 12:00 2階建てオープンバスの「スカイバス京都」が走ってるとこを初めて見て、帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=10.3km。(↓クリックしよし)

BOB DYLAN LIVE@大阪・フェスティバルホール

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 普段は無料のフリーコンサートしか行けへんオイラですが、ディラン御大のライブだけは別格でおます。

 ▼ 貧乏人のオイラにとっちゃSS席25,000円はドエライ出費なんだすが、生き神様へのお布施と思えば致し方ありまへん。(+_+)

 4月12日(火)

 ▼ 17:52 やって来ましたフェスティバルホール。

 ▼ あと1時間少々で、生ディラン御大を見れるという幸せをかみしめる。

 ▼ まずは20分並んでグッズ購入。パンフ、Tシャツ、キャップ、バンダナで〆て11,000円。だんだん金銭感覚がマヒしてきましたで。湯呑みは売り切れてました。

 ▼ 数年前に新しく建て替えられたこのホール。30年前に来たきりでっさかい、迷子になってしもて、1階席に行くのに、まちがえて2階席にいってしまいましたがな。

 無事、座席にたどり着く。

 ディラン御大の伝道師の一人、菅野ヘッケル氏の姿を確認。前から4列目ぐらいのエエ位置に座りはりました。

 19:00にライブ開演!

 オイラとディラン御大との距離は、目算で約30メートル。前回2014年のライブ時は約50メートルやったから、最短至近距離記録更新だす。しかも、今回はオペラグラスを持参してきたんで、御大のお姿がよく見える!

 背後に立つギタリストのチャーリー・セクストンが大柄なためなのか、ディラン御大はすごく小柄に見えますなあ。ヒョコヒョコと歩く感じが池乃めだかはんと重なった、と言うたら怒られますかいなあ?

 今回のセットリストは、近年作の『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』と『メランコリー・ムード』からの曲が多いんで、オールド・アメリカン的なユル~イ感じのライブになるんかなーと思っていたら、1曲目からロック全開ですやん!

 このホールの音響がエエのか、音像に飲み込まれてしもて、もうオイラはノックアウト状態だす。2曲目が新曲みたいに聴こえて、60年代の歌「シー・ビロングズ・トゥ・ミー」やったとは認識できないぐらいにクラクラでおました。

 自作曲は激しいロックでメロを崩して歌い、オールド・アメリカンなカバー曲はメロ優先でしっとりと歌い上げる。
 それを交互に畳みかけてくるような、メリハリのあるセットリストでおました。

Osaka, Japan
Festival Hall
April 12, 2016

Act 1
01. Things Have Changed
02. She Belongs to me
03. Beyond Here Lies Nothin'
04. What'll I Do (Irving Berlin cover)
05. Duquesne Whistle
06. Melancholy Mood (Frank Sinatra cover)
07. Pay in Blood
08. I'm a Fool to Want You (Frank Sinatra cover)
09. That Old Black Magic
10. Tangled Up in Blue

(Intermission) 20min

Act 2
11. High Water (For Charley Patton)
12. Why Try to Change Me Now (Cy Coleman cover)
13. Early Roman Kings
14. The Night We Called It a Day (Frank Sinatra cover)
15. Spirit on the Water
16. Scarlet Town
17. All or Nothing at All (Frank Sinatra cover)
18. Long and Wasted Years
19. Autumn Leaves (Yves Montand cover)

(encore)
20. Blowin' in the Wind
21. Love Sick

Band Members
ボブ・ディラン(Bob Dylan):Vocal, Harmonica, Piano
トニー・ガーニエ(Tony Garnier):Bass
スチュ・キンボール(Stu Kimball):Guitar
ドニー・ヘロン(Donnie Herron):Pedal Steel, Banjo, Violin, Mandolin
ジョージ・リセリ(George Recile):Drums
チャーリー・セクストン(Charlie Sexton):Lead Guitar

 前回の「ブルーにこんがらがって」は個人的に盛り上がりましてんけど、今回はアレンジ変えはりました? 慣れなんかなあ?

 散りはじめてるとは言え桜の時期に「枯葉」を堂々と歌うとは、さすが我が道を行くディラン御大。しかしながら、休憩に入る直前に、日本語で「ミナサン、アリガト」とリップ・サービスするところは、愛嬌のある好々爺の外人さんでんがな。

 で、今回オイラが最も驚いたのが、アンコールの「風に吹かれて」のアレンジだす。

 あのイントロは、一瞬セトリを変更して「女の如く」にしはったんか? と思ってしまったぐらいの、今まで聴いたことがない「風に吹かれて」の美しい秀逸なアレンジでしたで。ライブ盤リリースしてほしいでんなあ。

 「ラヴ・シック」が終わった後、観客のほぼ全員がスタンディングオベーションで2度目のアンコールをお願いしたんですが、もう出てくれまへなんだ。(;_;)

 約2時間の短い時間でおましたが、素晴らしい時間をおおきに。ディラン御大、またお会いいたしましょう。

 次回はロームシアター京都でドゾー。フェスに比べたら700人ほどキャパ小さなりますけど。

 最後に気になったことが……ひとつ。

 オイラの隣に座ってはったのが、一人で来たらしい(日本人の)金髪の20代(推定)の女の子でしてんけど、何でだす? 何で爺さんのボブ・ディランなんだす? もっと若い同世代のアーティストがいっぱいいてはるのに、何でだす? とインタビューしてみたかったんだすけど……できまへんでした。(/ω\)

 「ディラ~ン」と叫んではったし、グッズ販売のトートバッグをさっそく使ってはったし、ニワカではないようにお見受けしましたで。もしかして、ロックに精通した意識高い系でっか?

どれだけ道をあるいたら
一人前の男としてみとめられるのか?
いくつの海をとびこえたら 白いハトは
砂でやすらぐことができるのか?
何回弾丸の雨がふったなら
武器は永遠に禁止されるのか?
そのこたえは、友だちよ、風に舞っている
こたえは風に舞っている

訳/片桐ユズル

京都府の人、おおきにだす。

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 職場の同僚に熊本県出身の男がおり、現在、大阪から実家の宇城市へ戻っています。2日間ほど音信がなかったので、二次災害に巻き込まれてないか心配していましたが、昨日、メールが届いて取り敢えずひと安心。

 熊本地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 さて、2月の終わりに「滋賀で人気のブログ」1位になった拙ブログですが、このたびは念願やった「京都で人気のブログ」の3位になってしまいましたがなー! びっくりぽんだす。

 NTTドコモのスマートフォン向けポータルサイト「dメニュー」の京都のページ(http://topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/region/p/kyoto)だす。

 京都府に直接関係がない内容のブログ記事やのに……何でだすやろ?

 ボブ・ディラン御大の音楽を聴きはじめておよそ30年。

 歌い方を変え、声を変え、音楽スタイルを変え、時には宗教観を変えてまで変化し続けていく、まさに”転がる石”のような人なんで飽きることがおまへなんだなあ。

 今のオールド・アメリカン・ミュージックな世界から、次はどんな世界へオイラを連れてってくれはんでしょうかねえ?

生きることはかなしいよ 生きることはさわぎだよ
できることは しなきゃならないことなのさ
しなきゃならないことを するんだよ
だからうまくできるのさ
きみのためにするよ、ほら、わかるかい

訳/片桐ユズル

京都府の人、おおきにだす #2

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 キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!
 ついに「京都で人気のブログ」の1位になってしまいましたがなー! びっくりぽんだす。

 NTTドコモのスマートフォン向けポータルサイト「dメニュー」の京都のページ(http://topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/region/p/kyoto)だす。

 (まだ会うたことおまへんのやけど、ネット上で懇意にさせていただいている)オイラの山の師匠であるふーちゃん先生と、偶然にもワンツーフィニッシュを飾ることができました。

 またもやの「僥倖の極み」だす。おっちゃん、泣けてくらあ。( ;∀;)

 次は、ふーちゃん先生のように、山のブログ記事でランクインできるとエエのになあ……。

線はひかれ コースはきめられ
おそい者が つぎには早くなる
いまが 過去になるように
秩序は 急速にうすれつつある
いまの第一位は あとでびりっかすになる
とにかく時代はかわりつつある

訳/片桐ユズル


『京都嵐山桜紋様殺人事件』

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京都嵐山 桜紋様殺人事件 (京都しあわせ倶楽部) 柏井 壽 PHP研究所

 【内容紹介】
 桜が咲き誇る広沢池の畔で、八重桜の樹の枝に吊り下がった日本画壇の重鎮・植山小堂の死体が発見された。現場に残された椅子・ライターは本事件を解くカギとなるのか。警察の捜査が進む中、一人の容疑者が行方不明に……。なぜ、植山は殺されなければならなかったのか。その謎解きに、京都取材を得意とするプロカメラマンにして美食家、そして名探偵である星井裕が、元妻である京都府警の安西美雪警部補とともに挑む。

 「京都」に関するエッセイ、ガイド本を多数出してはる柏井壽センセが書きはった推理小説なら読んでみたい!

 ということで読んでみたんだすが、柏井圭一郎というペンネームで過去に出版してはった『京都嵐山 桜紋様の殺人』を改題したもんで、新作とちゃうかったんですわ。

 しかも、「名探偵・星井裕の事件簿」としてシリーズ化されている中の一篇だす。一作目、読んでへんけど大丈夫かなと思てましてんけど、主要登場人物のキャラ説明は書かれてたので安心しました。

 ですが、別れた元妻と一緒になって事件を解決していく主人公が腑に落ちまへんのや。何でこの二人は離婚してはるんやろ? と思ってしまうぐらいに仲がエエんだす。この世の中には、夫と妻が離れて暮らす「別居婚」というスタイルもありますやん。そういう選択肢はなかったんやろか? 離婚の経緯が書かれてへんので、ずっと違和感を覚えながらも読了してしまいましたがな。

 2時間サスペンスドラマ的ミステリー小説でおました。

 章と章の間に、京都の「旅のガイドコラム」を挿れてはるし、巻末には、実在スポットと小説内の架空スポットを併せて載せてある京都地図もあり、柏井センセならではの京都旅情ミステリーの新機軸やと思います。

 ▼ 実際に広沢池に行って桜の木を見てきましたが、大人が首を吊るにしては、枝が細くて体重で折てしまいそうでしたで。太い枝の桜もあったんかなあ?

西野七瀬ちゃん、かわいいやん(*'ω'*)

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 non-noのインスタグラムを覗いてたら、河合神社と賀茂大橋の飛び石で、写真を撮っているモデルの女の子がいるじゃあーりませんか!


 出町柳はオイラのテリトリーといっても過言ではおまへんのやが、いつのまに、こんなかわいい女の子が取材に来てはりましたん? 誰かと思って調べてみたら、西野七瀬ちゃんという乃木坂46の女の子でおました。

 ▼ 今発売中の「non-no6月号」の特集記事の取材やったらしいでんな。

 特集記事読みたいけど、「non-no」なんていう女性ファッション雑誌をおっちゃんが立ち読みするには、世間様の目が怖すぎてハードル高過ぎでんがな。それを手に取ってレジへ持っていくなんて行為は、もう心肺停止の自殺行為だす。

 ここはグッと我慢して、オイラが七瀬と京都でしたいことをお下劣に妄想しときまひょ。(ファンの方、冗談ですからね。ごめんやっしゃ<m(__)m>)

 

大阪・四天王寺で「京都本」を探せ!#2

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 本命は5月1日~5日の「みやこめっせ」だすが、地元・大阪にある四天王寺にも行っときたいんだす。

 4月29日(金)

 ▼ 11:27 風が強くて肌寒いんですが、四天王寺まで来てしまいましたがな。

 ▼ 五重塔は耐震工事中やそうです。

 ▼ 太子猫之門。

 ▼ 今年はどんな古本と巡り会えますやろ? 愉しみだす。

 「京都本コーナー」はありまへんが、各店舗を巡れば、京都本は何冊か見つかりまっせ。
 ▼ この店舗は、なかなかの品揃えでんなあ。

 ところがどっこい、今回はオイラの購入欲求を満たす「京都本」が見つかりまへんでした。
 ▼ 中古CDを買ってしまいましたがなー。

 バーズのこのアルバム、持ってまへんでしてん。ボブ・ディラン御大が、アコギからエレキに変えはるのを後押ししたと言うても過言やない、フォーク・ロックを語る上で最重要な1枚だす。

ヘイ、ミスター・タンブリン・マン
俺のために1曲やっとくれ
眠くはないよ
ただ行き場所がないだけなのさ
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン
俺のために1曲やっとくれ
タンブリンの音が聞こえる前
アンタについて行こう

訳/Kuni Takeuchi

「第34回 春の古書大即売会」に行く

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 5月1日(日)

 ▼ 12:46 やって来ました、みやこめっせ。外の気温は28℃ぐらいありまっせ。暑い。

 ▼ 今年は、みやこめっせ開館20周年やそうです。おめでとうございます。

 ▼ 第二展示場へいざ進め!

 ▼ 今日は初日ということで、お客さんが多いでんがな。人いきれでも冷房が効いてて涼しおます。

 ▼ まず、めざすは「京都コーナー」だす。今年はコーナーの本棚が拡張されていて、より充実しとりましたで。

 ▼ 品数は少なおますが、100円均一のチャリティーコーナーがおました。

 2時間ほど、各店舗巡りをしましたで。

 ▼ 本日の成果。

 次回古本まつりは8月11日(木)~16日(火)下鴨神社・糺の森だす。

そして人々は自分で作ったネオンの神に
コウベをたれて祈った
言葉の形になったネオン・サインは
警告を閃かせていた
それはこうあった
「預言者の言葉は
地下鉄の壁や安アパートの廊下に書かれている」
静寂の音の中で それは囁いたのだ

大文字山deep・熊山尾根を歩く

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 ふーちゃん先生の4月24日のブログ記事を読んでみると、「曾孫熊山」があるという。

 人の往来が多い大文字山の中でも、あまり人が行かないディープな場所に熊山、孫熊山、子熊山がありますのやけど、さらにその先に曾孫熊山があるとは知りまへなんだ。どこまで増殖するんや熊山ファミリー?

 大文字山マイスターを志す者としては、一度行っとかなあきまへん。

 5月5日(木)

 ▼ 7:55 ということで、出町柳まで来てしまいましたがな。

 ▼ 熊本・大分のみなさん、京都の子どもたちも応援してまっせ。おきばりやっしゃ。

 ▼ 8:32 銀閣寺の横から大文字山へ出発。

 ▼ 通称いこい階段が昭和4年製と今さらながら気づく。87歳まだまだ現役。

 ▼ たまには「左の払い」から登ってみよう。

 ▼ 9:06 火床の金尾(かなわ)に到着。

 ▼ 温度計の温度がそれぞれ違いまんがな。間を取って17℃。今日は、鯉のぼりが元気よく泳ぎそうな風が吹いてて、気持ちよろしいなあ。

 ▼ 火床でしばし休息後、山頂までのメインルートの北側を並走する裏道コースを、久しぶりに歩いてみましたがな。

 ▼ 木々の間に比叡山の雄姿。

 ▼ 裏道コースは、ほとんどが崖っぷちの歩きにくい危険な道やったことを再認識。

 ▼ 9:45 熊山方面に通じる道の入り口に到着。

 ▼ 分岐。直進しても良さそうですけど、左の坂を下ります。

 ▼ 9:52 熊山に到着。


 ▼ 至る所に倒木がありますが、踏み跡はしっかりしてます。

 ▼ 倒木がない歩きやすい箇所もおます。

 ▼ 10:04 孫熊山に到着。


 ▼ 子熊山方向の道に出合うつもりが、来たこともない谷間に降りてしまいましたがな。引き返す。

 ▼ 10:17 子熊山に到着。

 ここから先は、まだオイラが歩いたことのない道。
 ふーちゃん先生が歩いてはることを知ってるから進めますが、知らへんかったら下りの急坂になってるんで歩きたくない道だす。冒険家は難路でも突き進みはるんやねえ。スゴイと思います。

 ▼ 10:22 小高いところを駆け上がると、あっけなく曾孫熊山に到着。


 ▼ 曾孫熊山を通り抜けて、尾根の終端に来たと思ったら、まだ右に急坂の道がありまっせ。

 ▼ 急坂の尾根道をしばらく進むと、さらに傾斜がきつい崖路になってきましたで。

 ▼ この傾斜角度を見よ! アドレナリン大放出。最後は谷へ滑り落ちる勢いだす。

 ▼ 無事、沢が流れる谷間へ着地。

 ▼ 沢の流れに沿って下山開始。

 ▼ 無名滝を通過。

 ▼ 10:59 志賀越道に出ましたー。\(^o^)/

 ▼ 北白川の町中にて。絶好の送り火観賞スポットだすなあ。

 ▼ 12:00 出町柳に到着。帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=12.1km。(↓クリックしよし)

とびだせ!えほん

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 関西ローカルのテレビ番組やと思てましたら、北海道放送でも一部放送されているという毎日放送のお昼の情報番組『ちちんぷいぷい』。

 角さんが出てはった頃は、よう見てたんですが、最近まったく見てまへんでした。

 5月5日に大文字山が映ると聞いて、久しぶりに見てしまいましたがな。

 風景の一部として大文字山がテレビに映ることは、たまにあることですけど、トレイルコースが映るなんてことはオイラの記憶にはありまへん。

 記念にメモしときまひょ。( ..)φメモメモ

 ▼ 絵本作家の長谷川義史氏が、町の風景をスケッチしながら散歩するという紀行コーナー「とびだせ!えほん」。

 この日は、長谷川氏が大文字山を歩くという内容だした。


 ▼ 蹴上から、京都一周トレイルコースを使って大文字山の火床に行きはりました。

 ▼ 収録日はいつだしたんやろ? 桜の花は全部散って、キレイな新緑だすなあ。

 ▼ 京都にいながらにしてお伊勢参りができる日向大神宮。

 ▼ 放送ではお名前が表示されてましたが、オイラは個人情報保護のため消させていただきました。

 ▼ くぐると厄除けになる天の岩戸までありますねん。

 ▼ 休憩所とはいっても、ここは山の中。自販機もタバコの灰皿もございまへん。

 ▼ 山科方面が見える展望ポイント。

 ▼ トレイルランしてはる人は、オイラもスゴイと思います。

 ▼ 山頂「付近」やなくて、ここはもう山頂やないですか!

 ▼ 週3回、山にリハビリで登ってはるというMさん。

 ▼ 「とと姉ちゃん」の星野青年とイメージがかぶるYさん。アブラムシを採取して日帰りで長野へ戻るという強者。

 ▼ ここから見える京都の街が一番の絶景だすなあ。



 ▼ 火床の階段の数の意味を説明してくれはったMさん。この場所は、送り火という宗教行事を行っている聖地なんですなあ。

 ▼ 火床で食べるお弁当は、オイラもなぜか格別なお味がしますねん。

葵祭は、いとみやび?

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 祇園祭や時代祭と比べると、地味な感が否めない葵祭「路頭の儀」。

 平安王朝装束に身をまとった行列が都大路を静々歩く情景は、分かる人が見れば、いと雅なモンを感得できるんでしょうが……オイラはまだその域に達しておまへん。(^^;)

 それゆえ、オイラは葵祭にあまり行ってまへんのですが、今年は日曜日と重なってるし、ちょっくら見物に行きまひょかいな。

 5月15日(日)のち

 ▼ 14:33 京都御所から下鴨神社まで歩く午前の部は華麗にスルーして、やって来ました出町柳。

 ▼ 下鴨神社から上賀茂神社までの午後の部スタートは14:20。時刻は過ぎとります。遅刻やー。

 ▼ マンション工事は着々と進んでるようですなあ。

 ▼ 5月3日に流鏑馬(やぶさめ)神事が行われた糺の森。馬の走った跡が、まだ残ってます。

 ▼ 参道に縁日屋台が出てましたけど、夜やないと雰囲気出まへんなあ。

 ▼ この小屋は何どすか?

 ▼ 神社には参拝しまへん。行列を追いかけねば。

 ▼ 出雲路橋から見た大文字山。

 ▼ 15:11 北大路橋西詰で、やっと行列に追いつきましたで。

 ▼ 車道(加茂街道)は混雑してるんで、賀茂川河川敷の遊歩道を歩きまひょ。

 ▼ でも、行列の写真を撮っとかねば。





 ▼ 斎王代、キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!



 ▼ めざすは上賀茂神社なり。

 ▼ 地元の家々は提灯を軒に吊るしてはります。

 ▼ 15:45 上賀茂神社に到着。仕事を終えた牛馬たちが続々と楽屋入り。



 ▼ 境内に入ってみまひょ。

 ▼ 有料観覧席以外、行列を間近に見ることはできまへん。



 ▼ 行列に対する集中力が欠けてきましたんで、お馬さんを撮影しときまひょ。

 ▼ 帰り支度。

 ▼ 牛車も帰り支度。台車の上に乗っかってます。


 ▼ 16:10 さてオイラも、賀茂川の動物たちを愛でながら帰り支度。



 ▼ 17:05 出町柳駅まで帰還。

 ▼ 本日の歩行距離=8.8km(↓クリックしよし)

 


ブラタモリ「#36 京都・嵐山 ~嵐山はナゼ美しい!?~」

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 【内容紹介】from 公式HP
 ブラタモリ、京都へ! 舞台は京都を代表する観光名所“嵐山”。今回から新しいパートナーとして近江友里恵アナウンサーが登場! タモリさんと一緒に、春の京都を旅します。春の桜や秋の紅葉、さらに渡月橋や、世界遺産の天龍寺など、美しい風景を目当てに、実に年間1600万人もの観光客が訪れる嵐山。一体、その「美」の秘密は何なのか? タモリさんが解き明かします。室町時代の「美」がそのまま残る天龍寺の曹源池庭園。その美を演出していたのは、実はタモリさんが大好きな“断層”だった? 1200年以上前に、嵐山を開発した“謎の一族”・・・その古墳にタモリさんが潜入! 巨大な石室でタモリさんが見たものは? さらに、嵐山の美を次の世代に伝えるべくタモリさん、桜の植樹に挑戦! 今回もズバズバ言い当てるタモリさんに、初めて同行した近江アナもビックリ!?

 4月30日に録画していたブラタモリを、今頃になって見てみましたよ。

 ▼ 以前の「京都編」に次ぐ、オイラ的永久保存版的内容目白押しでおましたが、中でも注目は、一般人が行けない嵐山国有林でんなあ。

 ▼ 嵐山近辺は至る所、急斜面で危ない場所が多いんだすが、それゆえ、アドレナリン大放出の快楽が待っているとも言えますなあ。

 ▼ いつの日か、蔵王大権現の鳥居から冒険してみたくなりますねえ。

 ▼ 山道ゲートが一般人に開放される日ってないんやろか? 楽に登れそうやし、植樹しはったヤマザクラを見れないなんて悲しおす。




 ▼ ここは誰でも行ける、京都一周トレイルコース途上にある保津峡の絶景ポイント!



 ▼ あそこら辺の岩が、2億年以上前の赤道付近の地層やったやなんて、びっくりぽんだす。



 ▼ 嵐山は、地殻変動による断層の突き上げでできてたんだすな。


 ▼ 京都の山には、地質学的に面白そうなところが他にもありそうでんな。オイラも研究してみようかしらん。

大文字のナゾ!?

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 そもそも、送り火の起源がわかっておまへん。

 いつ、誰が、どの山から始めはったんか……? 送り火の行事を具体的に示した史料は、江戸時代以降の文献にしか見つかっておまへんのです。

 それに、「大」の文字を灯す意味もわかっておまへんのだす。

 「大の字に寝る」という言葉がおますように、「大」は「人」を表しているという説もありますねんけど……最近、Youtubeで興味深い動画を発見しましてん。

 ▼ 注目は26:15頃から。

 坂井洋一先生曰く、「大」はエジプトの古代語で、「冥界」を意味してるらしんですわ。

 この説を全面的に敷衍すると、渡来人の秦氏、賀茂氏の知恵というか秘術というか、そんなものが送り火行事の根底に横たわっているのかもしれまへん。

 京都のミステリーを追いかけると、どこにたどり着きますのやろか……?

フォールン・エンジェルズ/御大75歳

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フォールン・エンジェルズ ボブ・ディラン SMJ

 【内容紹介】from Amazon
 ロック界最重要アーティスト、ボブ・ディラン。日本ツアー直後、75歳の誕生日(5/24)に合わせて2015年1月発売『シャドウ・イン・ザ・ナイト』以来となる、通算37作目のニュー・スタジオ・アルバム『フォールン・エンジェルズ』を急遽発売。『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』に続く、フランク・シナトラなどが歌ったアメリカのトラディショナル・スタンダード・ナンバーをカバーした作品で、ジャック・フロスト(=ボブ・ディラン)・プロデュースとなる。ツアー・メンバーとの一発録りで、伝説の職人エンジニア、アル・シュミットとともにLAのキャピトル・スタジオにてレコーディングを行なった。

「すべて一発録り。カバーされすぎて本質が埋もれてしまった曲たち。本質を墓場から掘り起こして、陽の光を当てたのさ」 by Bob Dylan

 ハッピー・バースデー・ディラン御大!

 ボブ・ディラン御大の誕生日の今日(5月24日)、ニュー・アルバムがリリースされましたがな。

 またもや前作『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』同様のアメリカン・トラディショナル・スタンダード・ナンバー集でおます。

 1920年代から1950年代にかけての古い歌のカバー集で、スタンダードやと言われても、オイラにゃ聴いたことがない歌ばっかりでおます。

 今作もほとんどフランク・シナトラがらみの選曲のようだすが、唯一シナトラがからんでない「スカイラーク」が、1970年代初頭『セルフ・ポートレイト』のころのアレンジぽくて、初聴ではエエ感じに思えました。

 こんなにも聴き心地がエエ、ボブ・ディランなんて、ボブ・ディランやない! と思ってしまうほど、豊潤でまろやかな大人のディラン・ミュージック・アルバムでしたがな。

この道がわたしたちをどこに連れて行ってくれるのか、
いったい誰がわかるというのだろう
わかったふりをするのは愚か者だけ
でもこのわたしにあなたをずっと愛させてくれたなら
あまりにも確かなことだよ、わたしがあなたをずっと、とことん愛するのは

訳/中川五郎

真田丸 第20回「前兆」

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 前回放送の第19回「恋路」から、ドラマのメイン舞台が京の聚楽第になっておます。

 オイラが高校生のときは、「じゅらくだい」という読み方で習いましたんだすが、このドラマでは「じゅらくてい」と言うてはります。

 呼び名に諸説あるようなんですけど……天正年間ではどの呼び名が主流やったんか、歴史学者は早急に調査の上、もう現存してない建物なんやから、呼称を統一してもよろしいんやおまへんか? あきまへんのんか?







おかあはんのご先祖様のお墓参り

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 この世の中、「死んだら終わり。魂なんてない」と仰る方がいてはります。
 了見の狭い薄っぺらな死生観やなあとは思いますが、ご本人がそういう”実利的”な価値観だけで満足してはるんやさかい、他人のオイラがとやかく言うべきもんではおまへんなあ。
 お金かかりますけど、葬式はイベントとしてやりはるんやろか? 一生、お墓参りする必要性はないんやろうし、経済的にお得な人生やおへんか。
 シンプルに割り切った人生は羨ましおすえ~。

 閑話休題。
 今年初めに亡くなったおかあはんの納骨が先月済みましたので、おかあはんのご先祖様へその報告を兼ねて一族郎党でお墓参りに行ったんだす。

 6月5日(日)のちのち

 ▼ 11:18 北区の上品蓮台寺に到着。このお寺には墓が4基おます。

 ▼ 宝暦七年(1757年)と刻まれておます。(わかる範囲で)ご先祖様の中では最も古いお墓だす。

 ▼ 刻まれた文字が判読できまへんので、こっちの方が古いのかも……?

 なむなむ。

 ▼ 13:41 東山区の戒光寺に到着。このお寺には1基。

 ▼ 明治時代以降のご先祖様が眠ってはります。なむなむ。

 ▼ この墓地からは京都タワーが見えて、よろしおす。

 ▼ 豊臣秀吉が建立した大仏が現存しないので、現在ではこの寺の釈迦如来立像が「京の大仏」と呼ばれてはるそうです。

 ▼ 堂内の撮影は禁止。拝観無料なんで、ふらっと立ち寄れるのがよろしおす。諸君、約10メートルある如来像に瞠目しておくれやす。

 ▼ 京阪電車・東福寺駅前のとあるお家の軒先のツバメ。駅、および駅周辺にツバメの巣が多いように感じますが、偶然なん? 必然なん?

そして季節はめぐりめぐり
色つきの木馬は上がり下がり
わたしたちは時のメリーゴーラウンドに
つかまったまま
引き返すこともできず
通りすぎた場所を振りかえりながら
時の軸の中をまわり続けていくだけ

訳/室矢憲治

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