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Channel: なのにオイラは京都へゆくの?
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感激の『有頂天家族』第2話(^O^)

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 やっと観れたぜ、ベイベー!

 第2話は絶対に見逃さないために録画予約していたのだ。

 野球中継で35分も放送時間が押されたとしても、時間変更追従機能が作動して無問題なのである。

 ▼ OPテーマ。

 ストーリーは原作通りだったので新鮮味はありませんでしたが、背景は(写真をスキャンして作画しているのであろうが)実にリアルに仕上がっている。

 オー! お母さんが逃げ込んだ橋の下は、オイラがよく知っている賀茂大橋ネコのネグラだった場所ではないか〜! まったりできうるマイナースポットやったのに、聖地になってしまうのか……?

 ▼ EDテーマ。

 第3話も録画予約しておこう☆


山中さん宅前を歩いてみる

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 以前、拙ブログで紹介した宇賀なつみアナウンサーのロケ取材地を訪ねてみた。

 ▼ 二条城北小学校の東側を南北に走る細い通りを北上。

 ▼ 下立売(しもだちゅーり)通に突き当たる。場所は「上京区下立売通智恵光院西入ル」。

 ▼ T字路の東側に山中さんの町家は建っていた。

 ▼ 表札は「京まちや平安宮」となっている。

 ふむふむ。

 実際にこの町家に山中さんが住んでいるのではなく、イベント会場的な使われ方をしている山中さん家の別棟のようであるねえ。

 この町家の斜向かえにある山中油店さんの所有物件なのだね。よう知らんけど。

 目の前に水車は回っているしで、この一画だけは特に京風情が濃厚にありました。

これぞ京都の懐かCM!

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 犬も歩けば棒に当たる。

 オイラも歩けばボーロに当たる。

 ▼ こんなところに西村衛生ボーロ本舗があったとは! 場所は中京区間之町二条上ル。

 オンエアーから40年以上も経っているはずなのに、未だに覚えているのはどういう理由か?

 ローカルな低予算CMがゆえのベタな演出が、子供のヤワな海馬を直撃したためか……。

 この際、京都発の懐かCMをまとめとこう!

 ▼ いづもや。「私らあそこのモンでんねん」というVer.もあったような気が……。

 ▼ 岩田呉服店。「♪そいつぁ岩田だよ〜」

 ▼ 亀岡山田木材経営団地。「よいしょ!(ドドドン)」2008年倒産。

 ▼ 近年の愛染蔵(あぜくら)CM。京都と思ってたけど大阪の会社やったのね? 2006年倒産。

 適当な動画が見つからなかった「墓ない人生」の河波忠兵衛はんも絶対忘れたらあきまへん。

 最近では京都銀行の「なが――い、おつきあい」シリーズが楽しみであるが、ローカルCMにしてはあまりにもソフィスティケイトされている。今以上のクオリティーはいりませんので、ほどよいチープ感をこのままキープしておいて欲しい。

 ここ数年、KBS京都テレビでよく観るCMといえば「オリジナル・キモノみむろ」。
 ▼ レポーター編のレポーター役の女子が誰なのか気になっているオイラである。
 http://www.mimuro.net/cm.html

 「♪まい、まい、まい、京都米」っていう歌もよく聴くが、「♪三条(さんじょ)、東山、田中人形〜」ってのは今もオンエアー中やったっけ?

『有頂天家族』第1話を秘かに入手

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 とある山鉾巡行があった夏の日の昼下がり。

「あなた、『有頂天家族』の第1話を見逃してますよね。うひょひょひょひょ」

 「四畳半統括委員会」と名乗る謎の人物から、「一日一善」と表書きされたDVDを無理ヤリ手渡された。「早く見ないと、このDVDは自動的に消滅するんですよ」

 恐ろしいので可及的すみやかに視聴してみた。\(^_^)/

 のっけから素晴らしいシーンの連続じゃないか!

 ▼ 百万遍交差点北西角。今はなき「レブン書房」があるのはサプライズ? 手前のおじさん(淀川教授?)はあそこのマクドでテイクアウトしてるんや〜。

 ▼ 川端今出川交差点を東に約100m進んだあたりから見える大文字山。

 ▼ 川端今出川交差点の賀茂大橋東詰から見える大文字山。

 ▼ 鴨川デルタから見える大文字山。

 ▼ 下鴨納涼古本まつり。第25回は去年だが、日付の曜日は今年のもの。看板の書体がそっくりすぎる。

 Bパートが始まる直前にインサートされる地図。これを見て聖地巡礼に来いということか?
 ▼ 第1話の出町枡形商店街周辺地図。

 ▼ 第2話の夷川発電所周辺地図。

 ▼ 第3話予告から、出町橋(?)から見える送り火中の大文字山。

 このシーンはあまりにも「大文字」をデフォルメしすぎですね〜。実際こんなに大きく見えないし、見物人も凄まじく多い。鴨川デルタ周辺で送り火を見ようと考えている人は、ある意味、見物人と格闘する勢いで行かないと圧倒されてしまうのだ。

 1話と2話を連続して視聴しましたが、あまり説明もなくストーリーが進んでいる感じなので、原作読んでないとわかりずらくないでしょうかね?

『四畳半王国見聞録』

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四畳半王国見聞録 (新潮文庫) 森見 登美彦 新潮社

 【カバー裏・内容紹介文】
 「ついに証明した! 俺にはやはり恋人がいた!」。二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。果たして運命の女性の実在を数式で導き出せるのか(「大日本凡人會」)。水玉ブリーフ、モザイク先輩、凹(へこみ)氏、マンドリン辻説法、見渡すかぎり阿呆ばっかり。そして、クリスマスイブ、鴨川で奇跡が起きる――。森見登美彦の真骨頂、京都を舞台に描く、笑いと妄想の連作短編集。

 一気呵成に読み終える。

 誰の賞賛、感嘆もないにもかかわらず、毎日ひたすら愚にもつかぬ不毛なブログ更新をしている阿呆なオイラであるが、この連作短編集に登場する腐れ大学生の阿呆たちはそんなレベルではござんせん。

 阿呆ここに極まれり!

 阿呆なオイラにも理解不能な阿呆がこれでもかと言わんばかりに次々と登場する。もうワケがわかりません。
 千万人と雖(いえど)も吾往(われゆ)かんとする阿呆の猛者のオンパレードである。

 『四畳半神話大系』では気丈だった明石さんであっても、この小説の中では朱に交われば阿呆の趣なのである。

 既刊小説群と多重リンクしているので、モリミ初体験の方は『四畳半神話大系』、『夜は短し歩けよ乙女』、『【新釈】走れメロス他四篇』、『恋文の技術』を先に最低限読んでおいた方が良ろしいかと。

 内的四畳半(インナースペース)小説でありますので、本書未読の方は阿呆神に精神汚染されぬように注意が必要。

 阿呆神万歳! ビバ阿呆神!

 ▼ 豊穣なる四畳半王国の深奥には、こんなに素晴らしき桃色ぷるぷるの楽園もあるはずだ。旅立て若人たちよ! そしてオイラを連れてっておくれよ〜。

今度のディラン御大の新譜は良さそうじゃないですか

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アナザーサイド・オブ・セルフポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[デラックス・エディション] ボブ・ディラン ソニーミュージック

 7月17日、ソニーミュージックから宣伝メールが届いた。

 京都市出身のみうらじゅんさんも大好きなボブ・ディラン御大のブートレッグ・シリーズ最新作が8月に発売されるのだ!

 お蔵入り未発表曲・ライヴ、デモ、別テイクを自ら発表するという海賊盤シリーズも今作で10作目。

 60〜70年代の御大黄金期において、評論家から最も酷評された1969〜1971年の作品群が今回お披露目されることになる。

 ▼ 予告PV。

 当時、オンタイムで御大の音楽を聴いていた評論家たちは、60年代の御大のラジカルなロック・イメージを引きずっていて、マイルド・ディランを簡単に容認できなかったんだろな〜。

 この頃のタバコと酒をやめて美声になった御大の『ナッシュヴィル・スカイライン』、『セルフ・ポートレイト』は、『追憶のハイウェイ61』や『ブロンド・オン・ブロンド』同様に一番よく聴く大好きなアルバムなんやけどね、オイラは。

 完全生産限定1500セットのデラックス・ボックス・セットはCD4枚組のボリューム。

DISC ONE
1.Went To See The Gypsy (Demo)
 ジプシーに会いに行った
2.Little Sadie (Without Overdubs, Self Portrait)
 リトル・セイディ
3.Pretty Saro (Unreleased, Self Portrait)
 プリティ・サロー
4.Alberta # 3 (Alternate Version, Self Portrait)
 アルバータ#3
5.Spanish Is The Loving Tongue (Unreleased, Self Portrait)
 スペイン語は愛の言葉
6.Annie’s Going To Sing Her Song (Unreleased, Self Portrait)
 アニーズ・ゴーイング・トゥ・シング・ハー・ソング
7.Time Passes Slowly #1 (Alternate Version, New Morning)
 時はのどかに流れゆく#1
8.Only A Hobo (Unreleased, Greatest Hits II)
 オンリー・ア・ホーボー
9.Minstrel Boy (Unreleased, The Basement Tapes)
 ミンストレル・ボーイ
10.I Threw It All Away (Alternate Version, Nashville Skyline)
  アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ
11.Railroad Bill (Unreleased, Self Portrait)
  レイルロード・ビル
12.Thirsty Boots (Unreleased, Self Portrait)
  サースティ・ブーツ
13.This Evening So Soon (Unreleased, Self Portrait)
  ディス・イヴニング・ソー・スーン
14.These Hands (Unreleased, Self Portrait)
  ディーズ・ハンズ
15.In Search Of Little Sadie (Without Overdubs, Self Portrait)
  イン・サーチ・オブ・リトル・セイディ
16.House Carpenter (Unreleased, Self Portrait)
  ハウス・カーペンター
17.All The Tired Horses (Without Overdubs, Self Portrait)
  オール・ザ・タイアード・ホーシズ

DISC TWO
1.If Not For You (Alternate Version, New Morning)
 イフ・ノット・フォー・ユー
2.Wallflower (Alternate Version, 1971)
 ウォールフラワー
3.Wigwam (Without Overdubs, Self Portrait)
 ウィグワム
4.Days Of ’49 (Without Overdubs, Self Portrait)
 デイズ・オブ・フォーティ・ナイン
5.Working On A Guru (Unreleased, New Morning)
 ワーキング・オン・ア・グルー
6.Country Pie (Alternate Version, Nashville Skyline)
 カントリー・パイ
7.I’ll Be Your Baby Tonight (Live with The Band, Isle Of Wight, 1969)
 アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト
8.Highway 61 Revisited (Live with The Band, Isle Of Wight, 1969)
 追憶のハイウェイ61
9.Copper Kettle (Without Overdubs, Self Portrait)
 コパー・ケトル
10.Bring Me A Little Water (Unreleased, New Morning)
  ブリング・ミー・ア・リトル・ウォーター
11.Sign On The Window (With Orchestral Overdubs, New Morning)
  サイン・オン・ザ・ウィンドウ
12.Tattle O’Day (Unreleased, Self Portrait)
  タトル・オデイ
13.If Dogs Run Free (Alternate Version, New Morning)
  イフ・ドッグズ・ラン・フリー
14.New Morning (With Horn Section Overdubs, New Morning)
  新しい夜明
15.Went To See The Gypsy (Alternate Version, New Morning)
  ジプシーに会いに行った
16.Belle Isle (Without Overdubs, Self Portrait)
  ベル・アイル(美しい島)
17.Time Passes Slowly #2 (Alternate Version, New Morning)
  時はのどかに流れゆく#2
18.When I Paint My Masterpiece (Demo)
  マスターピース

DISC3 ワイト島フェスティヴァルLIVE完全版(Bob Dylan & The Band)
1.She Belongs To Me シー・ビロングズ・トゥ・ミー
2.I Threw It All Away アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ
3.Maggie’s Farm マギーズ・ファーム
4.Wild Mountain Thyme ワイルド・マウンテン・タイム
5.It Ain’t Me, Babe  悲しきベイブ
6.To Ramona  ラモーナに
7.Mr. Tambourine Man  ミスター・タンブリン・マン
8.I Dreamed I Saw St. Augustine  聖オーガスティンを夢で見た
9.Lay Lady Lay  レイ・レディ・レイ
10.Highway 61 Revisited   追憶のハイウェイ61
11.One Too Many Mornings   いつもの朝に
12.I Pity The Poor Immigrant   あわれな移民
13.Like A Rolling Stone   ライク・ア・ローリング・ストーン
14.I’ll Be Your Baby Tonight   アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト
15.(Quinn The Eskimo) The Mighty Quinn  マイティ・クイン
16. Minstrel Boy   ミンストレル・ボーイ
17.Rainy Day Women #12 & 35  雨の日の女

DISC 4 オリジナル『セルフ・ポートレイト』CD (Remastered 2013)
1 All the Tired Horses オール・ザ・タイアード・ホーシズ
2 Alberta #1 アルバータ 1
3 I Forgot More Than You'll Ever Know 忘却の彼方に
4 Days of '49 デイズ・オブ・フォーティ・ナイン
5 Early Mornin' Rain 朝の雨
6 In Search of Little Sadie イン・サーチ・オブ・リトル・セイディ
7 Let It Be Me レット・イット・ビー・ミー
8 Little Sadie リトル・セイディ
9 Woogie Boogie ウギ・ブギ
10 Belle Isle ベル・アイル(美しい島)
11 Living the Blues リヴィング・ザ・ブルース
12 Like a Rolling Stone ライク・ア・ローリング・ストーン
13 Copper Kettle コパー・ケトル
14 Gotta Travel On ゴッタ・トラヴェル・オン
15 Blue Moon ブルー・ムーン
16 The Boxer ボクサー
17 (Quinn the Eskimo) The Mighty Quinn マイティ・クィン
18 Take Me as I Am (Or Let Me Go) テイク・ミー・アズ・アイ・アム
19 Take a Message to Mary マリーへのメッセージ
20 It Hurts Me Too イット・ハーツ・ミー・トゥー
21 Minstrel Boy ミンストレル・ボーイ
22 She Belongs to Me シー・ビロングズ・トゥ・ミー
23 Wigwam ウィグワム
24 Alberta #2 アルバータ 2

 ▼ ザ・バンドとのワイト島ライヴが完全収録されるというのもうれしいじゃないか!

 日本盤は8月28日発売。
 五山送り火を終えて夏の終わりを感じている寂寥のオイラに、マイルドな御大の歌声が癒しとなってくれるであろうぞ。

みたらし祭の足つけ神事初体験

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 7月21日(日)

 毎年、土用の丑の日の時期(今年は7月19日〜22日)に下鴨神社で行われるみたらし祭へ初めて行ってみました。

 平安貴族たちが疫病を防ぐために始めた禊(みそ)ぎが起源とされているが、今じゃ御手洗池に足をつけて無病息災を願う庶民の楽しい夏祭りなのである。

 ▼ 20:58 下鴨神社参道に到着。


 ▼ 糺の森の参道は縁日の屋台と人でかなりの賑わいだ。人ごみを避けるべくオイラは裏道へ。

 ▼ 大鳥居の下で出張出店中の加茂みたらし茶屋。みたらし団子の購入に長蛇の列ができている。10本入り1050円、5本入り525円。

 ▼ 21:10 足つけ神事参加者は楼門の手前100m以上もの長蛇過ぎる列だった。みたらし団子はいつでも食べられるが、足つけ神事は季節限定。とにかく最後尾に並ぶ。

 ▼ 21:17 順路が決まっていて、拝殿でお詣りするようになっていた。

 ▼ 靴を入れるレジ袋は無料配布中。入口でお供え料200円を払うとお供え用ローソクがもらえます。

 楼門前の最後尾に並んでから15分。思ったより早くたどり着いた感じ。
 ▼ 21:25 裸足になって、ズボンの裾を膝までたくしあげ、足つけ神事スタンバイ完了。あの曲橋をくぐればいよいよ御手洗池だ。

 先を歩いている人々から次々に「(水が)冷たい〜!」と喚声があがる。
 ホンマでっか〜?

 次はオイラが足をつける番だ。

 うっ! ホンマに冷たい。次回来るときは何度ぐらいあるのか水温を測ってみたいぐらいだ。

 ▼ 左に見える小さな祠に灯っているローソク元火からお供え用ローソクに火をつけるらしいのだが、すでに火をつけていた隣の人から「火をどうぞ」と言われたので、オイラのローソクに着火完了。

 ▼ 御手洗池は人がいっぱい。

 人口密度が高いので、ボォ〜ッとしてたら他人のローソクの火で服を焼かれそうな気もする。


 ヤバイ! いつのまにかズボンの裾が下がって水に濡れてしまっているぞい!(T_T)

 ▼ 水位の低いところを歩いて、早々にローソクを祭壇にお供えする。

 ▼ 13番目の月。

 ▼ 人が途切れることなく池へとやって来る。

 ▼ 濡れちゃった。池の水位は深いところで膝あたりまでありました。

 ズボンが濡れようが濡れまいが、足は確実に濡れるのでタオル必携です。

 ▼ 靴を履いたら「ご神水」をいただこう。


 ▼ 足形のお札に無病息災祈願してはる人多数あり。

 ▼ 最後は井上社(御手洗社)にお詣りして「禊ぎ」完了。

 ▼ 奉納されていた賀茂なす食べたい。

 ▼ 21:45 もうすぐ終了時間(午後10時)だというのに、人が減る気配なし。

 ▼ みたらし団子の列は増殖中のようだ。今夜は購入を断念。

 オイラの身近なところに毎年みたらし祭に行ってはる人がいるのですが、オイラもなんだかハマってしまいそうです。神事に自由参加できるのがうれしいじゃないですか。

 ▼ 帰路、出町枡形商店街に行ってみる。

 ▼ 時間が時間なもので、当然のごとく店のシャッターは降りておりました。

 ▼ 巨大サバ・オブジェにTVアニメ『有頂天家族』のポスターがぶら下がってた。

 ▼ 今日の戦利品。みたらし祭の時しか授受してもらえない「みたらし夏越 脚のお守り」(500円)を購入。これで山歩き(トレッキング)は「鬼に金棒」だぞ。

比叡山の秘密基地資料、古書店で見つかる

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 7月24日・産経ニュース関西版より抜粋。

特攻兵器「桜花」 本土決戦に備えた秘密基地が比叡山にあった 写真・スケッチ見つかる  先の大戦末期、本土決戦を想定して比叡山(848メートル)の山頂付近に、極秘裏に建設された特攻兵器「桜花」発射基地の様子を克明に伝える写真やスケッチが、大津市内の古書店で見つかった。旧制京都三中の生徒が戦後に撮影したとみられる。戦後間もなく米軍に壊され、公的な資料も存在しない「幻の基地」。専門家は「不明な点が多い基地の全容が分かる極めて貴重な資料。本土決戦に向けた緊迫感も伝わってくる」と高く評価している。

 写真は、京都三中(現京都府立山城高校)の生徒が比叡山に登って撮影したとみられ、アルバムに10枚収められていた。写真のそばに「昭和21年9月1日」と記され、この日に撮影したとみられる。大津市内の古書店で県内在住の郷土史家が見つけた。

 幻の桜花発射基地は、戦況悪化で本土決戦が叫ばれる中、大阪湾に襲来する敵艦を特攻専用機の桜花で迎撃するため、20年5月に海軍が建設を始めたとされる。桜花は自力で発進できず、カタパルト(発射装置)を使って機体を空中に飛ばした後、ジェットエンジンで飛行する仕組み。

 基地には発射用レールや、機体を方向転換させる回転台などを設置したとみられ、見つかった写真には、琵琶湖に向かって敷設されたレールや桜花を載せる台車に取り付ける噴射装置などが写っていた。

 さらに1枚の写真の裏面には、基地全体の配置を克明に記したスケッチも描かれていた。レールや回転台の位置、特攻隊員が宿泊した施設やカタパルトの部材を隠した場所まで詳細に書き込まれていた。

 坂本ケーブルのケーブル延暦寺駅付近に海軍の基地があったとは、オイラはまったく知りませんでした。

 戦後まもなく米軍によって基地が破壊されているので、今では痕跡すらありません。

 ▼ 1枚目の写真左上に琵琶湖が写ってますが、湖畔の高層ビルを除けば当時と変わらぬ姿です。

 ▼ スケッチに描かれている山上の「オハカ」とは、この墓地のことでしょうか?

 来月、終戦68年目の夏がやって来ます。合掌。

 


幻のことしろ神社を探せ!

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 5年ほど前、ネットで大文字山の登山地図を拾ったのである。

 ただ、京都一周トレイルの道標が表記されていないので、この地図の作成時期は京都一周トレイルコースが整備される前のように思われます。
 (今回、そのHPを再度見てみたのですが、ページは存在していましたが地図表示はもうできませんでした)

 ▼ 「ことしろ神社跡」と「墓」がずっと気になっていたのである。

 「ことしろ神社跡」に何回も行かれているふーちゃん大師匠が最近また「ことしろ神社跡」に行かはったようなので、オイラも挑戦してみたくなったのです。

 7月28日(日)

 ▼ 7:30 地下鉄東西線・蹴上駅前から出発。

 ▼ 7:50 南禅寺・奥の院から若王子墓地方向の山道に進行。

 ▼ 7:55 分岐。

 ▼ ゆるい坂道が続く。今日は風がまったくない。もう汗がダラダラです。

 ▼ 分岐。左道を選択。

 ▼ 8:12 前回来たとき探検した脇道を経由して京都一周トレイルコースに合流。


 ▼ まずは山中の「墓」探索だ。「東山40」の破線の道に進行。

 ▼ その辺をウロウロしたのだが、「墓」発見できず。(>_<)

 ただただ疲労感のみをたずさえながら大文字山方面に進行。

 ▼ 8:53 「東山43-2」から本日のメインイベント「ことしろ神社跡」探検に出発。(×印ルートへの進入は自己責任)


 ▼ 8:54 「石の山」に到着。

 ▼ 荒れた道なれど踏み跡はわかる。木々にテーピング多数あり。


 ▼ 途中で発見。誰かがキャンプした痕跡?

 ▼ 9:03 真正面から飛んできたスズメバチさんとアイコンタクトをかわして遁走し、分岐ポイントの「石の広場」に到着。

 スズメバチと出会ったことによって冷静さを逸していたオイラは、ここで「ことしろ神社跡」への道の選択を誤ったようである。

 が、その時のオイラは道をまちがえたことに露とも気づいていなかったのであるなあ。

 ▼ 冷静に読むと「鹿ヶ谷←」であるが、この時はテンパってて「廃神社←」と読んでいたのである。嗚呼……。(T_T)

 ▼ 急斜面を降りていくとシカ・イノシシ除けの防御ネットに遭遇。

 ▼ 害虫くん蒸エリア。

 ▼ もうほとんど崖に近い道なき道。慎重に降ります。

 ▼ 建物発見! 助かった。

 ▼ 9:28 「波切不動尊」の奧に下山したようである。


 ▼ いかなるご神水よりも、山の水の方がありがたいし美味しいのだ。

 ▼ 「東山47-2」前で休息。スゥッ・・・(ーoー)y゜゜

 ▼ 9:38 暑さで体力消費量がハンパなく、半ば心が折れていたのだが、ここで帰ってしまっては今日の企画が水の泡。勇気と男汁をしぼって「ことしろ神社跡」探索に再出発だ!

 ▼ 谷沿いのきつい坂道。しんどいよぉ〜。

 シャイなヘビとアシナガバチがおりました。
 ▼ 朽ちそうな丸木橋のある場所が分岐ポイント。鳥居は見あたらない。

 ▼ 左に延びる急斜面の木々の間に、なにやら人工の建造物が垣間見える。行ってみよう。

 ▼ 9:54 キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !! ここが「ことしろ神社跡」なのか?

 ▼ 「九十四露」と書いて「ことしろ」と読む。表札に付いているセミの抜け殻が象徴的である。

 ▼ 社務所の中はもぬけの殻とは言えないが、これじゃ人が文化的な生活をできそうもない。

 オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ 九十四露神社の社務所はあっても本殿が見あたらない。もっと上に登らなくてはいけないのか?
 ▼ 谷をはさんだ対岸の崖っぷちにも建造物が見えるのだが、ここから谷に降りて斜面をはい上がる気力と体力はもうオイラにはありませんでした。あれが本殿なのか?

 九十四露神社跡の調査は今後も継続事案にすることにしよう。
 (神サンはもういないかもしれないが)あの建物が本殿であると仮定して「無事に下山できますように」と手を合わす。

 暑い、熱い、暑い、熱い、暑い、熱い……これから大阪に帰るぞぉー!

 ▼ 哲学の道にアジサイがまだ咲いていた。

 ▼ 子安観世音(北白川石仏)の裏側。

 ▼ 11:23 京阪・出町柳駅に到着。

 ▼ サラバ大文字山よ。今日は健脚冒険野郎向けのベリー・ハード・コースだったぜ。(>_<)

 ▼ 本日の歩行距離=9.7km
(←クリックしよし)

九十四露神社(ことしろじんじゃ)跡

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 ググってみても、この神社の詳細はよくわからず、謎めいている。

 古代神道系のとある宗教法人が所有していた神社だったことはわかりましたが、創建時期やらご祭神がわからない。

 神社名から推測するとご祭神は「事代主(ことしろぬし)」なのかもしれませんが、なんとなく常世神(とこよのかみ)も信仰していたような気もするし……。

 この神社は九十四露暦という和暦を編纂していたという。
 事代主命を守り神として祀る賀茂氏。

 上記二つの要素を結びつけると陰陽師・安倍晴明の師匠、賀茂忠行に出自の源流があるのかも?と妄想してしまう。

 ▼ 大文字山の山中に、ひっそりと佇む、ただ崩壊の時を待つだけの社務所。

 ▼ 社務所A棟(仮称)の内部はひどい荒廃。

 ▼ A棟(仮称)の屋根に倒木。樋がはずれてしまっている。

 ▼ B棟(仮称)の扉が微妙に開いていたが、のぞくのはちょっと怖い。物置小屋なのか?

 ▼ C棟(仮称)は、AB棟がある場所から谷をはさんだ離れた対岸に位置している。

 ▼ C棟(仮称)は崖っぷちに建っているので、土砂崩落があるとすごく危険。

 ▼ C棟(仮称)が本殿のような気がするが、オイラは行ってないので確証はない。

 秋葉神社のように荒廃していても、まだ神社の体をなしているのはまだ良いとしましょう。
 この九十四露神社跡のように、打ち棄てられ、朽ち果ててしまった神社跡に来てしまうとどうしようもなく陰鬱な気分になってしまう。

 いかようないわく因縁でこんなにも荒んだ状態になってしまったのであろう?
 霊感ゼロ人間にはわからない目に見えぬヤバいトラップが仕掛けられているかもしれないのだ。(妄想)

 帰り際、駅でコンデジを落としてしまったのはナゼなんだろう? こんなことは今までなかったのだ。

 コンデジを壊し、神社跡の写真を公開させたくはない何らかの意志が発動したのではないだろうか……と思ってしまうのであるなぁ。ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

リテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール

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 視野狭窄で自分中心原理主義者はどこの世界でもいてはるのでしょうが……こうもあからさまだとねえ……。(゜_゜;)

 ▼ 「アンタの人生なんて知ったこっちゃねえが、一度オレが履いている靴になってみな。そしたらアンタがどんだけオレの足を引っぱっているかがわかるだろうよ」とゆー歌が聴きたくなりました。

 さあ、日曜日は晴明神社でも行ってみるべえか?

マダニと暮らす五日間

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 先週、大文字山から帰宅してシャワーを浴びた時に気づいたのだが、左足太もものやや内側にほの赤い小さなかさぶたのようなものができていた。

 痛くもかゆくもない。

 はて?

 長ズボン着用で山歩きをしているので、いかなる理由でこんな部位にかさぶたができたのか甚だ疑問を抱いたのであるが、そのうち自然に治るであろうと放置プレーを決め込んでみた。

 金曜日の夜。

 シャワーを浴びようとして驚いた。

 なんと、例のかさぶた部分が、黒く小さな豆粒状に変化しているではないか!?
 小さな黒乳首のようにも見える。面妖このうえない。

 その時のオイラは脂肪の塊かなんかだと思っていたので、引き千切ると血が出て痛いだろうなと想像し、とりあえずシャワー水圧を最大限にしてその部位にあててみたのである。

 あれ? 小黒乳首はぽろりと取れて排水溝に流れていってしまったぞ。

 土曜日の夜。

 シャワーを浴びようとして驚いた。

 小黒乳首が風呂の床にぽつんと落ちている。昨夜、排水溝に流れていったハズじゃないか?

 面妖このうえない。

 しばらくじっと見ていたら、なんとなく移動しているように見える。

 目の錯覚か?

 近くで凝視すると、数本の触手のようなものがある。

 「これって恐ろしきマダニやん!」

 熱湯シャワーで再度排水溝に流し、排水溝のぬめり取りを大量に流し込んでやった。

 早速ネットで調べると、マダニに噛まれたら早いうちに皮膚科に行って噛まれた部位を切除してもらい、抗生物質を数週間服用した方がよいのだそうだ。

 恐ろしい感染症を引き起こすことがあるようなのだが、病院はキライなので行きたくはなし。とりあえず様子見しておくことにしておこう。

妄想千日詣り2013

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 だいたいカレンダーの日付なんちゅーもんを気にするからいけない。

 現代日本は太陽暦を使っちゃいるが、その昔は太陰暦を使っていたし、世界には独自のカレンダーで生活している国々があると言うじゃないか。そのぐらい「日付」のアイデンティティーは曖昧なものなのだ。諸君、ヤツに平伏す事なかれ!

 今日が「7月31日だ!」と念じれば、誰が何と言おうがオイラにとっちゃ、今日は愛宕神社の千日詣りの日になるのである。(。+・`ω・´)☆キラリーン

 (便宜上)8月4日(日)

 ▼ 7:50 二の鳥居から表参道スタート。気温27℃。


 ▼ 7:55 お助け水通過。

 ▼ 道端の各所に、千日詣り用の電球をぶら下げていた電線がとぐろを巻いていた。(下山時には回収されなくなっていた)

 ▼ 8:01 火燧権現跡(ひうちごんげんあと)通過。もう汗ダラ状態であるが、ココから五合目辺りまでがおきばり所の道である。

 ▼ 8:24 茶屋跡休憩所通過。

 ▼ 8:45 五合目休憩所通過。休憩所内にいる若いべっぴん山ガールふたりとオイラは、神社まで抜きつ抜かれつの暗黙のデッドヒート・レースを繰り広げたのであった。しかし、女子とはいえ若い体力と持久力には追いつけなかったよ。完膚無きまでの大敗。

 ▼ 8:47 大杉大神通過。

 ▼ 大杉大神横の崩落現場。斜面に穿たれた銀色の物体は何だろう?


 ▼ 9:03 七合目休憩所跡通過。

 ▼ 9:13 水尾別れに到着。ココでスゥッ・・・(ーoー)y゜゜しようと思ったらタバコがない! 参道のどこかで落としてしまった〜(+_+)

 ▼ 9:18 ハナ売り場通過。「水尾」のオシャレな看板は以前なかったぞい。


 ▼ 9:36 黒門にて。(上記「水尾別れ」の写真の右の男性が先行し、黒門で休憩してはった。オイラが黒門の写真を撮っていると「撮りましょうか?」と親切に声をかけていただいた。ありがとうございました)

 ▼ 9:41 愛宕神社境内に到着。

  ▼ 境内広場の木の幹に付いていたプレート。標高924m地点はココじゃありませんが……。

 ▼ 拝殿までの階段がしんどい。

 ▼ 階段下の温度計は23℃。

 ▼ 9:55 やっとこさ拝殿に到着。

 ▼ お詣り。これで千日分のご利益ゲット。

 ▼ 古いお札を納める。

 ▼ 札所前の温度計は21℃。涼しい〜。

 札所前で休憩。おにぎりタイムとする。

 先週、負のオーラ漂う九十四露神社跡に行ったせいなのか、以来ツキに見放されている感じがする。試しにおみくじ(200円)を引いてみよっと。
 ▼ キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

 ▼ 10:27 愛宕神社の神サンのご加護を信じ、気をよくして表参道で下山開始。

 ▼ 11:56 二の鳥居まで帰還。温度計は34℃。暑い〜。

 ▼ 12:28発の京都バスで阪急嵐山駅まで。

 ▼ 阪急嵐山バス停にて。誰かさん、リュック忘れてまっせ〜!

 参道を登っているとき、下っているとき、すれ違う人から別々の場所で「お登りやす」「お下りやす」「おきばりやす」と声をかけられました。

 諸君! 妄想千日詣りはオイラだけではなかったようだ。連綿たる愛宕神社の歴史とともに「妄想千日詣り」は秘儀として執り行われていたのであ〜る。

 よし、来年は8月3日に妄想千日詣りでお会いいたしましょう。

 ▼ 本日の歩行距離=10.3km
(←クリックしよし)

第26回下鴨納涼古本まつり

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 京都市勧業館の春の古書イベントを忘れていて行けなかったので、夏の下鴨納涼古本まつりは初日に行くことにしたのでありました。

 8月11日(日)

 ▼ 10:34 糺の森の会場に到着。


 ▼ 暑いけれど盛況なり。

 ▼ 古本まつりは、京都の夏の風物詩として確固たる地位を築いているのでテレビ局も取材に来ている。毎日放送(左)と関西テレビ(右)。

 ▼ 地元放送局のKBS京都。

 ▼ 古本の販売だけではなく、紙芝居や絵本と歌のライヴもやってはります。


 ▼ 喫茶コーナーもあり、軽い腹ごしらえもできますが、いつもお客さんが並んではりますなあ。

 ▼ ヤマト運輸の宅配便コーナーもあるので、大量に本を大人買いしても自宅へ配送してくれます。箱が「KYOTO仕様」でレアアイテムなのもうれしいじゃないか!


 ▼ 森の中とは言え、油日照りの京都なのでかなり暑いのです。今日の予想最高気温は38℃。飲物・タオル・団扇、扇子は必携です。

 ▼ おじいさんが熱中症で運ばれはりましたよ。

 各店舗をひととおり回って「京都本」を3冊購入後、下鴨神社に参拝。
 ▼ 平成27年に式年遷宮しはるそうです。

 ▼ 今日の御手洗池。

 ▼ 森の中を散策。カラスとハトはいたがタヌキは見かけなかったねえ。

 ▼ 13:13 会場から「サヨナラ」。結構長居しちまった。

 【次回予告】
 さていよいよ来る8月16日は「五山送り火」でありまするが、今年も例によってどこで見るかは決めておりませぬ。気分次第、体調次第の成り行きまかせなのだ。


             観賞地と見た送り火
 2005年 吉田山………………………………………大文字
 2006年 京大農学部総合館(部外者立入禁止)……五山すべて
 2007年 吉田山………………………………………大文字
 2008年 自宅にてKBS京都テレビの生中継視聴……五山すべて
       (夕刻雨天だった為、京都には行きませんでした)
 2009年 銀閣寺道……………………………………大文字
 2010年 出町柳………………………………………大文字、法
 2011年 嵐山渡月橋…………………………………鳥居形、大文字
 2012年 善気山………………………………………五山すべて
 2013年 ?    ← 今ココ

マダニと暮らした六日間・その後

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 マダニに刺されてから2〜8日後に高熱と発疹で発症するのが「日本紅班熱」。

 マダニに刺されてから6日〜2週間後に発熱、倦怠感、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が現れるのが「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」。致死率は10〜30%程度。

 オイラが大文字山でマダニに刺された日が7月28日なので、なんとかドキドキの2週間を経過いたしました。

 これでホンマに大丈夫なんかなあ……?

 半信半疑なのであります。

 ▼ 刺された跡はまだ炎症を起こしているのだが……。


今年のKBS京都の送り火中継は……

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 鉄板の大文字山火床と、広沢池からのようですね。

 広沢池担当は海平和アナウンサー。

 今年はまだ生なごみんに会っていないオイラでありますが、あえて広沢池には行かず、大文字山原理主義者として「大文字」にこだわってみたいと思います。

 そろそろ大阪出発なう。。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ

2013 五山送り火・北白川住民になりすませ!

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 8月16日(金)

 ▼ 19:02 京阪・出町柳駅に到着。人多し。

 ▼ (写真では暗くてわかりずらいけど)鴨川デルタも人多し。

 ▼ 子安観世音マンションネコ。なぜ逃げる?

 ▼ 白川通今出川交差点には信号待ちじゃなくて、送り火待ちの人が大勢スタンバイ中。

 ▼ 19:36 4年前に送り火を見た場所。まだ誰もいない。穴場です。

 今回、オイラが選んだ観賞ポイントは「銀閣寺前町公園」というホンマに小さい児童公園なのだ。さも、今しがた家から出て来ました的にさりげなく地域住民になりすまして観賞してみたい。
 ▼ 今年1月にロケハン済み。山をさえぎる建物が何もない見晴らしのいい場所である。

 ▼ 19:41 公園に到着。

 ▼ 公園横に、今後住宅が建つであろう更地があって、そこでオイラはスタンバイ。50人程度の見物人で、ゆったりまったりと観賞できました。

 ▼ 20:00 大文字、点火〜! なむなむ。

 ▼ 「大」の字のはらい部分が、ちょっと樹木の影に隠れてるのは少し残念。

 今年は「大文字」の炎だけにこだわるつもりだったのであるが……だんだん他山の送り火も見たい欲が出てきてしまったぞい。
 しかし、ここからだと吉田山が邪魔をして他山が見れそうにない。
 ▼ そーだ、丸山の中腹に行けば他山が見れるハズ! (ロケハン済み)

 ▼ 20:06 銀閣寺前町公園から離脱。

 地域のみなさんの後ろを追いかけながら歩いていたら、道をまちがえて北白川仕伏町のドンツキ(行き止まり)まで来てしまった。
 ▼ 20:15 左斜めからの「大文字」。(手ブレスマソ)

 ▼ だが、そのドンツキから「船形」も見えるのであった。観光客などいない地域密着型の観賞スポットであるねえ。(肉眼ではもっと大きくハッキリ見えます)

 ▼ 夜間、コンデジ撮影でのアップはデフォルトだと手ブレが激しくなる。シャッター速度を変えたかったのだが、手元にマニュアルがないのでブレブレブレブレ。この写真はまだマシな方。

 ここで油を売っていてはイカン。丸山に行かなければ。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ
 ▼ 20:29 丸山中腹に到着。「大文字」がほとんど消えかけている。

 ▼ ところが、この丸山中腹からは鳥居形、左大文字、船形を見ることができるのであった。(肉眼ではもっと大きくハッキリ見えます)


 北白川エリアを彷徨することで「妙・法」以外の四山を見ることができたぞい! この辺のどこかから「妙・法」は見れないのであろうか?

 立命館大学地理学教室の方が作りはった「五山送り火MAP」。大きい詳細地図が欲しいよ〜。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/geo/rgis/gallary/gozan.htm

 ▼ 京都一周トレイル「東山52-2」。

 ▼ とある家具屋さんのお盆休み。大阪だと15日までが休みっていう感じなのだが、京都人の感覚やと送り火が終わらないとお盆明けにならないんやろね。

 ▼ 20:56 火床にライトの光が見える。今ごろ消し炭争奪戦が行われているのだろうか?

 ▼ 銀閣寺キャンデー店で抹茶アイスキャンデー(140円)を購入。昔ながらの素朴な味わい。「大文字焼き」は冬場しか売ってないようだ。


 ▼ 向こうから近づいてきた人懐っこそう(?)なアビタ北白川の駐車場ネコ。

 通りすがりのご近所の女性から声をかけられた。「このネコ、人に(カラダを)触らせますか?」
 「いえ、今日初めて会いましてんけど……」
 「この子、尻尾ケガしてるでしょ。病院に連れて行こうとして捕まえようとすると嫌がって逃げるんです」
 誰かが餌づけしているようで、人間を警戒しつつも寄ってくる。早く病院に連れてってもらえ、ネコ。
 ▼ 21:33 送り火が終わっても鴨川デルタにまだ残っている人々は、花火とか夕涼みを満喫中。

 ▼ さあ大阪へ帰ろう。切符売り場にまだ若干行列ができてるなあ、と写真を撮ると、今年もまた大物オーブを撮ってしまったなり。\(^_^)/

 市内の人出は約8万人(京都府警調べ)。

 ▼ 本日の歩行距離=6.3km。
(←クリックしよし)

ケセラセラ

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ケセラセラ fhána ランティス

 TVアニメ『有頂天家族』のエンディング・テーマ曲が8月21日にCDリリースされるそうな。

 唄うのは4人組ユニット・fhána(ファナ)。

 ▼ MVの監督、Good Job これは京都文化博物館で永久保存やね!

Youtubeで見つけた「京都ネタ」あれこれ

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 ただ今、Youtubeで「京都」と検索すると約109万件の動画がヒットします。

 これをひとつひとつ視聴していたんじゃ、余命幾ばくもないオイラの命が尽きてしまいそうです。(+_+)

 ここはひとつ、テーマを絞ってみようじゃないか。

 毎年、多くのみなさんが「五山送り火」の動画を投稿されますが、一様に市内から撮影されたものばかり。

 オイラも同様で、究極的には火床のすぐそばで観賞・撮影したいと思っているのですが、そんな凡人的指向の対極にある「どれだけ遠く離れて五山送り火を見ることができるのか」という発想に脱帽いたしました。

 ▼ 00:55から注目! 火床から約30km離れた大阪と奈良の境にある某山から撮影されたという。こういう観賞の仕方も「あり」なんやね。肉眼で見ると大きさはどんなもんなんやろ?

 情弱のオイラは知るよしもなかったのだが、数年前から鴨川に鹿が出没する、目撃したという情報が地元では飛び交っていたらしい。

 鴨川に行ったことがある方ならご存じのとおり、あそこは完全な街中ですぞ! 大文字山ならともかく鴨川に鹿なんているわけがない! と思っていたら……。

 ▼ ホンマにいてるやん! どこからやって来た? まさか大文字山から今出川通を爆走してきたわけじゃあるまい?

 ▼ 山で鹿に出くわすとすぐ逃げてしまうのだが、鴨川鹿は人間になれちゃってますよ。

 捕獲されずに今でもいてはんのかな〜? カレーになってはったりしてないよね?
 以前、鴨川でヌートリアに出会ったときは驚いたが……そのうち熊も出没しはるかもね。

『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』

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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 岡崎 琢磨 宝島社

 【裏表紙・内容紹介文】
 京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。
 恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり――。
 軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。

 読み終えるのに2ヶ月もかかってしまった。

 以下、オイラの個人的感想。

 

 なんだろ……この面白なさは……。

 読むのが苦痛であった。

 相性の問題かな?

 エピローグなんか2〜3行飛ばし読みから始まって、最終的にページをめくるだけの速読?である。

 オイラが読みたい推理小説は、密室で、ダイイング・メッセージが残っているような連続殺人事件であり、うら若く美しき黒髪の乙女が全裸で殺される猟奇的なやつなのだ。

 恋人の浮気とかストーカーとか……日常的すぎるミステリーにハラハラ・ドキドキ感はまったくない。

 読者をミスリードさせようとする文章も腹立たしく思えてくる。

 

 2013年7月時点で60万部発行しているのだという。

 なぜ売れているのかがわからない……。

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