日曜日に大文字山へ細切れ消し炭を拾いに行こうと思っていたのに、あいにくの天気だったじゃないですか。
そんな日は外に極力行かずDVD観賞だ。
TVアニメ『たまこまーけっと』のDVD5巻(10話)まで視聴完了。
あとはまだ借りれてない6巻の11話と最終回を残すのみ。

たまちゃんは南の島へ行っちゃうの?
もち蔵の恋の行方は?
どーなっちゃうのかな? すんごくワクワクするよ〜。
○
日曜日に大文字山へ細切れ消し炭を拾いに行こうと思っていたのに、あいにくの天気だったじゃないですか。
そんな日は外に極力行かずDVD観賞だ。
TVアニメ『たまこまーけっと』のDVD5巻(10話)まで視聴完了。
あとはまだ借りれてない6巻の11話と最終回を残すのみ。
たまちゃんは南の島へ行っちゃうの?
もち蔵の恋の行方は?
どーなっちゃうのかな? すんごくワクワクするよ〜。
○
森見センセの小説は再読率高いのであるが、この『有頂天家族』は「毛玉風情」の物語だったので3年ほど前に一度きり読んでそのままなのである。
で今回、TVアニメの第8話を視聴したのであるが、涙腺崩壊寸前のうるうるしてしまうエエ話やないですか。
ものすごく日本人の「情緒」に訴えかける神回ではなかろうかと……。
魂の器は、懐深い大きなものにせにゃならんと思いましたよ。
全話放送終了の暁には、ぜひぜひ再編集して映画化し、「全日本が泣いた」というコピーで世界中に配給していただきたい。
もう一度原作本を読んでみようかなと感じた次第であります。
○
▼ 相変わらず背景が丁寧に描かれている。ここは天寧寺前の寺町通。
▼ 「額縁門」の奧に、ちゃんと比叡山が見えてるじゃないか!
Be Interesting!
去年もこの時期、同じ事をやってました。
マンネリ企画です。(^O^)
8月29日(木)
▼ 6:30 出町柳から大文字山へ出発。
地蔵盆の頃、京都では「六地蔵めぐり」なる風習があるのだが、オイラもそれにあやかって街中、山中に点在するお地蔵さんを行き当たりばったりでお詣りしていきたい。(複数体並んでいるものも一体と見なす事とする)
▼ 身勝手六地蔵めぐり? 田中上柳町のお化粧地蔵さん。
▼ 身勝手六地蔵めぐり? 北白川弥陀石仏。
▼ 今日も出会った「アビタ北白川」駐車場ネコ。2週間前よりシッポの炎症が酷くなってないか? 早く病院に連れてってもらいよし、ネコ。
▼ 身勝手六地蔵めぐり? 浄土寺石橋町のお地蔵さん。
▼ 身勝手六地蔵めぐり? 行者の森石仏群。
▼ 身勝手六地蔵めぐり? 千人塚のお地蔵さん。
▼ 7:41 大文字山の火床に到着。
▼ ちょっとガスってるなあ。
▼ 風はないし、気温23℃でも汗ダラ状態である。
▼ 金尾(かなわ)。
▼ 細切れの小さい消し炭を回収して残り福ゲット?
本日のメインイベント「消し炭拾い」を終えたので帰ることにする。諸事情により午前中に大阪へ戻る必要があるのだ。
▼ 8:44 真如堂通過。
▼ 真如堂境内も安心して歩けないのか?
▼ 身勝手六地蔵めぐり? 真如堂境内の鎌倉地蔵。これで罰障消滅、家内安全、無病息災、家運繁栄まちがいなし。
▼ 9:34 鴨川でちょっと休憩。最寄りのコンビニで買ったパンを食べて軽い腹ごしらえ。
以前この場所でトンビにパンをかっさられたことがあった。
上空を見て、今日はトンビが飛んでいないことを確認。
安心してポケ〜っと川の流れを見ながらアンパンを食べていたら、突然オイラのパンを持つ手に衝撃と黒い影が!
何じゃこりゃ〜! と思ったときには、すでにオイラの手にアンパンは……ない。まだ一口しか食べてないんやぞ。
▼ またトンビにやられちまった。ヤツは木の枝に留まってオイラを鳶視眈々と狙っていたようだ。(+_+)
▼ 鴨川鹿はもういないの?
▼ 10:08 鴨川デルタも人がおらず静かです。
○
【裏表紙・内容紹介文】
北朝鮮が、日本に向けた中距離弾道ミサイルに燃料注入を開始した。中身は核なのか。支持率低迷と経済問題で打つ手なしの自由民権党の浅尾総理は、国家的な有事を前に京都に隠されていた「本物の内閣」に政権を譲ることを決意した。
指名された影の内閣は、京都の公家出身の首相を筆頭に、温室育ちの世襲議員たちでは太刀打ちできない国家の危機を予測し、密かに準備されていた強面の「ナショナルチーム」だった。果たして、その実力は?
○
あらゆる方向の関係各位から圧力がかかってくるだろうと想像される昨今、ここまで書いてもゆるされているのが逆にいぶかしく感じてしまう、小気味よいコメディー・ポリティカル小説である。
面白くって一週間で読んじゃった。
北朝鮮、韓国、中国、ロシア、アメリカ、朝○新聞は怒ってこないのであろうか?
たとえば、
『クレーマータイプの人間は一旦対立すると理屈で説得するのは不可能になる。こちらが正論を並べ立てて説得しようとしても、言えば言うほど、相手に新たな攻撃材料を与えるだけだ。要は理屈もへったくれもない人間なのさ。あるのは自分が認められたいという願望だけなんだな。何が何でも自分が正しい、ってのが彼らのスタンスだ。まともに相手したんじゃあ、徒労に終わらあね。北朝鮮なんて建国後まもなく朝鮮戦争を始めて、南が先に攻めてきた、と大ウソをついた国だ。その後も『地上の楽園』って大ボラ吹いて日本からの帰国者相手に詐欺を働く。ラングーン事件も大韓航空機事件も白を切る。日本人拉致事件は一旦認めたものの、解決済みと開き直る。まあ、まともに相手できない国ということさ。俺ぁ大っきらいだな』
というような煽る文章が随所に書かれている。
風の噂では「在○特○」に触れることはマスコミのタブーだという。
本書でもその辺のことは一切書かれていないが……まあ、北朝鮮が日本に対してミサイルを向けているシリアスな状況をゆるいユーモアで描いたフィクションなので、とりあえず「言論の自由の国、日本万歳!」ということにしておきましょう。
○
▼ 今出川通と志賀越道との交差点の脇に鎮座しているのが子安観世音。
初めて見たときにゃあ、こんな場所に「うわっ、でけー!」と思ったのだけれど、大文字山の行き帰りに何十回と前を歩いているので、今では北白川の街の風景の一つとして溶け込んで目に映っている。
それゆえ、怖さを微塵も感じることはない。
▼ ところがこの体長約2メートルの巨大石仏は、奇妙な伝説を持ってはるのであった。
「太閤秀吉が北白川の里を訪れた時、街道沿いのりっぱな石仏が気に入り、聚楽第の堀川まで運んで、もてなしをすることになった。秀吉は毎日のように対面してはたいそう喜んでいた。しかし、ここに移して以来、夜になると地響きのようなうめき声が聞こえるので、確かめてみると、石仏が北白川の里が恋しくて泣いてことがわかり、もとあった場所に安置したという」(京都検定テキストから抜粋)
この石仏の総重量は、鎌倉〜京都間を運ばれてきはった鎌倉地蔵の比ではない。運ぶには相当苦労しそうだ。
なので、頭部を切り取って、頭部だけを聚楽第に持って行ったそうな。
まあ、秀吉ってのは自分の甥と妻子らを三条河原で公開処刑させたり、利休に切腹を命じたりと、かの国の独裁指導者並みの一面も持ったはった人物やから、京都人も好きやなかったんやろね〜。
「太閤の石仏」のエピソードは、嫌悪感の婉曲的表現が伝説化したもんやろうなと推測しますが……さて真実はどうなんでしょう?
石仏が実際うめき声を発するとは考えづらい。もとの場所に帰ってきたということは、何らかの仏罰が秀吉はんの身に下ったんでしょうか……(゜д゜;) ギクッッ
▼ 背面。
▼ 横の地蔵群の祠側面に飾られている昭和初期(?)の古地図。保存状態がよくないのは残念。
○
東京都とは「東の京都」のことである。
と、ナポレオンの辞書に書いてあったのか、なかったのかオイラは存ぜぬ。
とりあえず、「東京都」の皆さんおめでとうございます。\(^_^)/
これからは、今まで以上に世界からTokyoやJapanは注目されましょう。これを機にFukushimaの諸問題もスムーズに解決していく方向に進めばよいのにねえ。
噂になっている関東大地震や富士山大噴火も気になるところ。
○
オリンピックは「参加することに意義がある」「アマチュア・スポーツの祭典」のようでありますが、裏では「カネと利権」が絡み合って大きく蠢くダーティー・ワールド……いやビジネス・チャンスでもあります。
京都の観光業界も海外から来るオリンピック観戦客を京都へ呼び込むために、あの手この手のキャンペーンを打っていくことでしょう。まゆまろは休日返上かもね。
2020年までに「京都検定1級」を取得すれば、オイラも今の職場を離れてビジネス・チャンスに乗じることができるかもしれんぞ。(^▽^ケケケ
▼ 7年後は東京出張で「東京娘」に会いに行けたらいいな〜。(笑)
ただ今『たまこまーけっと』全12話の視聴完了。
家族愛、地域愛あふれるほのぼのハートフル・ファンタジー・コメディー・アニメでありました。
何故こんな良質のアニメが、地上波の深夜枠で放送されていたのであろうか?
情操教育のためにも全国のチビッコたちに、ゴールデンで放送して見せてあげた方が良かったのではなかろうか。
今やセクハラ・パワハラ放送局として名高いTBSであります。
編成局もろとも、かの国の息がかかった電通や博報堂に牛耳られ、またまた息がかかったジャニーズやら吉本やらAKBやらの芸能人がわんさか出る番組を垂れ流し、日本人総白痴化を推し進めているので仕方ないのでありましょう。よう知らんけど。
▼ このアニメを見ちゃうと、「ウサギ山商店街」のモデルになった出町枡形商店街に行きたくなりますわな。
四条烏丸にかなり「ヤバい」神社があるという。
▼ 四条烏丸(しじょうからすま)といえば、京都でも一、二を争う繁華街で、多数の銀行がそこかしこ点在する金融・ビジネスの中心地でもある。
四条烏丸の交差点からちょいと西入り、交通量の激しい四条通から一歩外れる。
▼ ひっそりと静かな風情漂う膏薬辻子(こうやくのずし)と呼ばれているロージに入ってみた。
▼ そのロージの中程に鎮座しているのが「神田明神」。
▼ 東京に神田明神という大きく立派な神社がありますが、ここ京都こそが本家?
桓武天皇の末裔といえども朝廷に反旗を翻したならば朝敵となる。
討たれた反逆の武将・平将門の首は関東から運ばれ、この地で晒し首にされたという。
その首が関東をめざして飛んでいき、千代田区大手町の首塚の場所に落ちたというんだから、将門の怨み恨みはすさまじいものだったんでしょう。
祟りが頻発しても、京は天皇のお膝元だったんで朝敵を大々的に祀ることができず、しかたなく小さな祠になってしまったのでしょうか……?
▼ オイラが行ったのは朝の9時半前。シャッターが閉まっていて祠は見れませんでした。
最初に「神田明神」へ行こうとしたときは、すぐ近くまで来ていたのにまったく所在がわからなかったのだ。(地図も持たずに適当に来たのが間違いかもしれないけど)
で、今回は来れたけどシャッターが閉まっている状態だ。
完全に「神田明神」に拒絶されているようなオイラだけれども、これでいいのかもしれないとも思う。
(都市伝説かもしれないが)「ヤバい」神社なのである。
三度参れば必ず願いが叶うのだという。
願いが叶うんだったら、「願ったり叶ったりの素晴らしい神社じゃないか!」という人もいるであろう。
だが待て、しばし。
【たとえば借金の返済に困った男は、最愛の妻を失い保険金を手に入れた。不倫の恋を実らせた女性は、暮らし始めてすぐに彼がDV男だと思い知った。ダイエットの成功を望めば拒食症で骨と皮になり、合格祈願して入った学校では在学中原因不明の奇病に悩まされ続ける……】(入江敦彦・著『怖いこわい京都』抜粋)
たとえ念願成就したとしても、こんな皮肉で悲惨な状況を誰が喜びうるであろう……?
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
将門はん、あんさんホンマにイケズやな〜。
▼ 建物内部はこんならしい。四条烏丸へお寄りの際は、ぜひ神田明神にも足をお運び下さい。
【裏表紙・内容紹介文】
「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー!
○
三年前に一度読んだきり。
森見センセの本は常々拙ブログにてレビューしているオイラであるが、なにゆえこの本を紹介していなかったのであろうか?
しばし記憶の糸を手繰りよせてみるが、当時の事柄はすでに初期化済みで復元する手立てがない。想像するに、中盤から終盤にかけての、阿呆な狸らしからぬ人間のような天狗のようなダーティーな展開を読んで、ちょっとばかし陰々滅々な気分に陥ったためであろう。
下鴨家の狸たちに感情移入しながら読んでいると、しばし歯がゆい思いを強いられてしまう。森見センセのファンタジー作品にしては珍しく鬱展開なのだ。
最終章である第七章なんぞはほぼ忘却していた。
なので「あの作品」に出ていたキャラ登場にニンマリ驚きつつ、ほとんど御都合主義と言うべき第一部大団円に向かってのハチャメチャなジェットコースター的展開を、ハラハラドキドキしながら読むことができたことは幸いなり。
絶賛放送中のTVアニメの方も残り三話。
ちょうど歯がゆいエピソードのところである。たぶん、またまた今週も切歯扼腕を強いられるのであろうなあ。orz
「捲土重来!」
▼ NHK京都放送局・避難情報ページ
http://www.nhk.or.jp/kyoto-kasen/kyoto/bousai/hinan.html
○
5:05 京都府・滋賀県・福井県に大雨特別警報発令
9:58 京都府 大雨特別警報から大雨警報に切り換え
10:56 福井県 大雨特別警報から大雨警報に切り換え
11:30 滋賀県 大雨特別警報から大雨警報に切り換え
○
朝5時前にテレビをつけたら、KBS京都は本放送前やってんけどライブカメラ映像が流れていて、桂川の水位上昇がものすごく、渡月橋の橋の上に川の水がざっぶんざっぶん。もう橋が流されてもエエような状況に驚いてしまった。(゜_゜;)
▼ 5:50 KBS京都は放送開始直後に約1分半の臨時ニュースを入れたのだが……。
三条付近の鴨川も、遊歩道より水位は上でした。
その後、KBS京都は通販番組を垂れ流しながら、台風情報を字幕スーパーで放送するのであった。
嗚呼、これが地方ローカル局・報道の実力なのであろうか!(>_<)
まさか視聴者の生命より、スポンサー様の方が大事ってことじゃありまへんよね?
○
気象庁は大規模な災害の発生が迫っているとして、周囲の状況を確認して直ちに安全を確保するよう呼びかけているようです。
特に山・川の付近にいてはる方、ご注意下さい。
日本列島に大きな傷あとをもたらした台風18号でした。
被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。
復旧にご尽力されている方々、お疲れさまでございます。
○
さて、常日頃から妄想の天空を自在に飛行することを由としているオイラである。
以下に書くことも阿呆の世迷い言なので、興味のない方々は読み飛ばしていただきたい。
○
時として人は「偶然」だとか「必然」だとかを問うけれど、我々大多数の凡人には不可知の事象がこの世の中には「存在している」のである。
電波や電磁波とは違う目に見えない「何らかの糸」は、この世界中に張りめぐらされていると言っても過言ではないだろう。
伊勢神宮と出雲大社の式年遷宮が同年内に行われるということは日本歴史上なかったことで、平成25年の日本は未だかつて踏み入れたことがない未知の領域に船出しようとしていると言えよう。
▼ 式年遷宮と台風18号との関係をさらりと書いてはるブログを発見!
伊勢神宮【御戸祭】と台風18号
※ 次の祭事が10月3日と5日。
○
▼ 以前、拙ブログでも書いた串田氏の「近畿圏地殻大型地震」の最新予測がこれ。
「長期前兆予測No,1778」続報No,043
※ 大地震の可能性は10月5日前後。
○
奇しくも両者が「10月5日」を指しているのがなんとも気持ち悪い。
ちなみに10月5日は旧暦9月1日。月齢は「0.1」で新月である。うひゃー、もし停電したりすると夜中は真っ暗じゃないか……。(゜_゜;)
また、たわけたことを書いてしまったなあ。反省。
「京都本大賞」ノミネート作品が発表されました。
「京都本大賞」とは、過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から、もっとも地元の人々に読んで欲しいと思う小説を決める賞です。
昨日9月20日から10月20日までが投票受付期間です。
▼ 京都府書店商業組合HPから投票できます。
http://www.books.gr.jp/
○
ノミネート三作品中、オイラが未読の『回廊の陰翳』。
今日、大阪の書店を二軒まわったのであるが、品切れでありました。
京都の書店では売っているのか? それともamazonで発注しておけばいいのか?
うーん、悩むな〜。(´・з・`)
○
【内容紹介】 from amazon
スタッフの熱い想いを乗せ、構想4年をかけて、堂々たるTVアニメ化! 原作もアニメも楽しめるガイド。本書のために書き下ろした、胸躍る傑作短編『冬の女神と毛玉たち』も収録!
森見登美彦氏の代表作『有頂天家族』が、2013年7月にTVアニメとなる。構想から4年をかけて、すばらしい完成度の大作になった。キャラクター原案に人気漫画家の久米田康治氏、アニメーション制作は実力派のP.A.WORKSという夢の座組みだ。
本書は、アニメを楽しみたい人も、原作をあらためて噛みしめたい人も、単純に森見登美彦ワールドを堪能したい人も満足できる、「森見度100%」の公式ガイド本。
いちばんの読みどころは、本書のために森見登美彦が書き下ろした番外編。『冬の女神と毛玉たち』は、胸躍る傑作短編!
森見作品史上、もっとも壮大な構想とされている『有頂天家族』は、この後、第二部、第三部と続く予定がある。その“第二部"の前に、毛玉や天狗たちに何が起こっていたのかは、ぜひこの短編で――。
その他、森見登美彦氏のロングインタビューのほか、声優・能登麻美子氏、漫画家久米田康治氏、監督吉原正行氏との対談も収録。
また、登美彦氏と、“有頂天"の舞台を巡りながら、厳選せされた「有頂天式・京都観光コース」も紹介。
主人公矢三郎の天敵である金閣・銀閣の、間違った四字熟語講座も!
○
「アニメ業界」にゃ疎いオイラである。
声優さんがどうとか、監督さんがどうとか、制作会社がどうとうか、よくわかりまへん。
書き下ろしの短編小説が掲載されているというので買ってみました。
時系列的には第一部と第二部の間に位置するエピソードのようである。
節分の頃。底冷えする京都。
読んでみて別段、胸躍りはしなかったけれど、毛玉たちの阿呆ぶりは未だ健在だったので安心したなり。
さて、次に控える第二部はどのような塩梅なのであろうか?
うおっ、本書の最後に第二部の予告が載ってあった!
↓
【桜花絢爛たる春四月、かつて赤玉先生との闘争に敗北を喫して欧州に逃れた二代目が帰朝し、新たな騒動の幕が上がる。二代目と弁天が繰り広げる華麗なる空中戦、下鴨家と南禅寺家の縁談、金曜倶楽部の手に落ちた独逸製空気銃をめぐり、やがて沸騰していく天狗の血、阿呆の血。下鴨家の四兄弟は、ふたたび結束を固め、迫り来る危機に立ち向かえるのか? 天下無敵、融通無碍。史上もっとも毛深い京都絵巻『有頂天家族』、第二部「二代目の帰朝」に乞う御期待。】
ところが出版日は一切記載されていない。
極秘プロジェクトとして進行しているのか?
上梓はいつになるのだろう?
早く続きが読みたーい!
オイラは文庫本になる前に、我慢できず単行本を買ってしまいそうである。
▼ 『有頂天人生』ってエエ言葉やなあ。有頂天に生き、有頂天に死す。座右の銘にしようかしらん。
11月3日に「第1回みんなが選ぶ京都本大賞」が発表されましたね。
ノミネート作品の中でオイラが最もオモチロクないと感じた『珈琲店タレーランの事件簿』が受賞するとは、まさに青天の霹靂。
白足袋族と反日団体からの圧力がかかったのかと思いたいほど、オイラと「時代」との感性は遊離してしまっているのだなあ。
そんな哀しきロートルなオッサンは、もう古本を漁るしか能がないのである。
11月4日(月)
▼ 12:02 やって来ました出町柳。冷たい視線の賀茂大橋ネコにまずはご挨拶。
▼ 12:21 百万遍さん(知恩寺)に到着。「秋の古本まつり」会場であります。
▼ お昼時は客が少なめなので狙い時なのである。
▼ 昨日から今朝にかけての雨で、ぬかるんだ場所が多数ありました。
▼ チャリティーオークション。
▼ Mr.ポール&池田さんコンビによる英語絵本の読み聞かせライヴ。夏の糺の森でもしてはりましたな。
13時ごろ一瞬、小雨がパラついたのだがすぐにやんで良かった。
約100分ほど古本を物色し、今回は「京都本」を8冊も衝動買いしてしまったぞ。
○
▼ 寒くはないが「木枯らし1号」の風が強く吹く。お多やんの暖簾も激しくなびいちゃってます。
▼ 今日は「衣笠丼」(550円)を注文してみました。
生まれて初めて衣笠丼を食べたのだ。「玉子丼に揚げさんが入ってるだけやないか」と言うなかれ。食べ終えたあと、もう一人前追加注文したくなる美味な一品であった。(しなかったけど)
○
▼ 大文字山のすぐそばまで来ているというのに、「今日は絶対に登らない」という贅沢を味わう。この感じ、わかってもらえますー?
▼ 京都の街は徐々に色づきはじめておりました。
○
▼ 大阪に戻ってきたものの、16時11分に発生したJR大阪環状線・今宮駅での人身事故のため、電車がストップ。15分ほどホームで待ったのだが、運転再開の気配がない。
▼ 「振替輸送してます」ってことで大阪市営地下鉄に乗るハメに。
▼ で、このキップは手元に残ってしまいましたとさ。
○
【帯・内容紹介文】
花の都に寄り添い 鴨の川面に姿を映して たおやかに横たわる 東山三十六峰――
朝夕・四季おりおりに 変幻の表情を見せ 栄枯盛衰の歴史を 見つめ続けてきた 古都の借景 名所づくし歌枕の峰々を めぐり歩く 平成の回峰――
○
秋の古本まつりで買い求めた一冊。
平成6年(1994年)5月から翌年3月まで京都新聞夕刊に連載されていた東山紀行をまとめた本で、オイラが購入したのは1995年7月発行の初版本である。
○
ほぼ20年前の内容なれど、東山は景観上、主要部分は国有林で古都保存法などの法的規制で保護されており、江戸期の俳人、服部嵐雪が「ふとんきて 寝たる姿や ひがし山」と詠んだ佳麗明媚なるなだらかな稜線は未だ健在なのだ。
本文中の「巨木が倒れて道をふさぐ」等の細かい情景描写は、20年後の今も残っているとは思えないが、参考にはなりましょう。
「第十四峰・善気山」のページで、筆者の三浦氏は頂上から市街地を見、右に細い林道を進み中尾水の東あたりに降りてはるのだが、現在、頂上から北に向かう細い林道があったかなあ? オイラが気付いていないだけなのか……。善気山の北側には、本文に記されている「湧き水」「土砂止めのえん堤」が今もあるので、そんな幻の林道を探してみるのも面白いかもしれないねえ。
○
「東山三十六峰とはこの山々のことや!」という具体的な山名を指す定説はないらしい。「三十六」というのは、単に数が多いという意味なんだそうだ。
比叡山を三十六峰に入れるかどうかにでさえ異論があるようなのだが、現在では昭和31年(1956年)に京都新聞が定めた説が一般に流布しているのだという。(すごいぞ京都新聞!)
北から列記しておこう。
△比叡山△御生山△赤山△修学院山△葉山△一乗寺山△茶山△瓜生山△北白川山△月待山△如意ヶ岳△吉田山△紫雲山△善気山△椿ヶ峰△若王子山△南禅寺山△大日山△神明山△粟田山△華頂山△円山△長楽寺山△双林寺山△東大谷山△高台寺山△霊山△鳥辺山△清水山△清閑寺山△阿弥陀ヶ峰△今熊野山△泉山△恵日山△光明峰△稲荷山。
ふむふむ……東山トレイルコースを歩いていても、まだ行ったことがない山、なんとなく付近を通りすぎてしまっている山がたくさんあるぞ。(O_o)WAO!!!
それに、地元民であったとしても、人それぞれに呼び名が違う山もあったりして……奥が深いぞ東山!
○
先日、近所のスーパーで、今まで食べたことがない京漬物を見つけたのですぐさま購入してみた。
このように、オイラはブログ・ネタを探して日々奔走しているのである。
▼ 178円というリーズナブルすぎる一品。
千枚漬けと言えば聖護院かぶであるが、かぶも大根も似たようなもんであろう。
薄くスライスした大根を千枚漬け風にしてゆず風味をふりかけたような味であるのだろうな、と予想していた。
帰宅し、食べてみて吃驚。
酸味がない。大根の味がぶわっと口内に広がったかと思うや、1秒後、得も言われぬ「もわもわ」っとした気持ちの悪い不可思議な味が口から鼻にかけて広がるのであった。時間差攻撃である。
ゆずの風味など微塵もない。
未だかつて経験したことがない不気味な味なので、言葉にして的確に表現することができないのが口惜しい。
それでも頑張ってご飯一膳分は食べたのだが、もうこれ以上は無理だと判断し、ゴミ箱に直行した。
○
googleで販売者を検索してもヒットしない。
製造者は記載されていない。
ストリート・ビューで販売者の所在地を見ても、(googleカーが所在地の道に入り込めていないので遠くからしかわからないのだが)会社と言うより一般のお家にしか見えない。
電話はフリーダイヤルで事業者登録されていないのだ。
▼ これを珍味と言わずして何が珍味であろうか。お試しあれ。
○
受験しようかどうしようか、遅疑逡巡しておりましたところ、本屋さんで下記の本を見つけて購入してしまいました。
【帯・内容紹介文】
知ってびっくり、痛快京都学!
歴史、社寺、建築、庭園、伝統文化…。
歴史地理学者・中村武生が送るおもしろくてタメになる500問。
連載開始後の「京都検定」にも類題がぞくぞく登場!
◎次のうち、過去に実在した自治体は何か。
(ア)醍醐市 (イ)伏見市 (ウ)山科市 (エ)淀市
◎現存しないが、相国寺には以前、( )塔があった。
(ア)三重 (イ)五重 (ウ)七重 (エ)九重
◎昭和20年(1945)8月、( )上空からの原子爆弾投下計画があった。
(ア)梅小路機関車庫 (イ)京都御所 (ウ)大徳寺 (エ)二条城
…などなど全8ジャンル500問
○
スマートフォンがあれば「京都検定」アプリで模擬問題をさくさくこなして勉強できようが、オイラはロートルなオッチャンなんで、そんなハイカラなもんは持ってまへんねん。
さっき勢いで受験申込みしたんですが、2級の受験料が4200円とは高っけー!
天一でラーメンが何杯食える?
受験日までまだ28日。今年のオイラはこのドリルで闘うぞ!
○
▼ 65点では「京都検定」不合格です。(>_<)
【大原】
・三千院…天台宗三門跡。往生極楽院阿弥陀堂(重文)。阿弥陀三尊像(国宝)、両脇は大和坐り。華厳音愛の手水鉢。聚碧園・瑠璃光庭・有清園。
・勝林院…顕真と法然の大原談義(大原問答)。証拠の阿弥陀。
・来迎院…薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来の三尊仏像(重文)。音無の滝。
・寂光院…建礼門院徳子が隠棲、後白河法皇行幸。汀の池・桜。平成12(2000)年本堂焼失・平成17(2005)年再建。
・実光院…回遊式庭園。不断桜。
・宝泉院…額縁庭園。五葉松。
・(古知谷)阿弥陀寺…弾誓、即神仏。古知谷カエデ(天然記念物)。
・大原女…薪売り。時代祭(中世婦人列・鎌倉室町時代)。
○
【八瀬】
・かま風呂…壬申の乱、大海人皇子(天武天皇)の背中に矢。湯治。
・八瀬童子…皇室の御輿担ぎ。鬼の子孫。年貢免除。
・八瀬天満宮(秋元神社)…10月、赦免地踊。
・瑠璃光院…三条実美ゆかり。
・御蔭神社…5月12日、賀茂御蔭祭。御生山。
○
【比叡山】
・延暦寺(東塔、西塔、横川)は滋賀県側。
・四明岳(838m)。大比叡(848.3m・一等三角点)。
・叡山ケーブル…高低差561 m、ケーブルカーとして日本最大。
○
これだけ覚えてりゃ10点確保できるかえ(´_`)?
・南禅寺→武家面
・建仁寺→学問面
・大徳寺→茶面
・妙心寺→算盤面
・東福寺→伽藍面
・相国寺→声明面
○
▼ メンとちゃいます、ヅラですねん。