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Channel: なのにオイラは京都へゆくの?
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ブラタモリ「#54 大坂城・真田丸スペシャル」

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 【内容紹介】from 公式HP
 今回の舞台は、名城として知られる大坂城。
 豊臣秀吉が天下統一の拠点として築いた大坂城は、当時“日本で最も堅固で難攻不落の城”と呼ばれるほど。1614年の大坂冬の陣では、“真田丸”という出城を築き、徳川の大軍を撃退した事でも有名です。現在放送中の、大河ドラマ「真田丸」も大坂冬の陣を目前に、いよいよ佳境!そこで今回のブラタモリでは“真田丸スペシャル”と題し、大坂城が難攻不落だった理由を、絵図や地形をもとに様々な角度から徹底的にひもときます。 年間230万人が訪れる観光名所・大坂城ですが、実は、今我々が見ている巨大な石垣や深い堀は、“秀吉の大坂城”ではなく、豊臣家が滅亡した後に、徳川家がつくったものなんです。しかし、城内にたった一カ所だけ“秀吉の大坂城”の痕跡があった!地下深くに眠る太閤の遺産にタモリさん大興奮!そして大坂城の北、京橋駅の近くにある一見普通の道路。実はここが大坂冬の陣の激戦地。地形を上手く利用した、驚きの戦い方が明らかに。さらに今年発見されたばかりの真田丸の絵図を手に、タモリさん「真田丸探し」の旅へ!高低差に注目しながら歩くと??謎に包まれた真田丸の姿が明らかに!?

 今回のブログも「京都」とは全く関係ない内容でござんすよ。11月12日放送のNHK「ブラタモリ」だす。

 先月、「ブラタモリ 真田丸」で検索して拙ブログにアクセスされた方が数名おられたんだすが、10月7日にロケが行われてたようだす。今年、発見された真田丸の古地図をもとに真田丸をさがしはりました。

 ▼ 清水谷公園ですやん。動く生タモリ、見たかったな~。

 ▼ 清水谷町。

 ▼ 心眼寺坂に出丸南辺の空堀跡。オイラはこの不自然な石垣の施工に気付きませんだした。

 ▼ オイラが勝手に名付けた「真田の抜け道」に入って軍人墓地に行きはりましたで。

 ▼ この傾斜が真田丸東辺の崖の名残。

 ▼ 大阪明星学園東南角の十字路。まさにタモリ氏が立っている場所で、オイラはポケモンGOのピカチュウをゲットしたんだす!








 ▼ 画面の下側に注目だす。道路の舗装が石畳風のゴロタ石舗装になってるんだす。
 この近辺では、この十字路から玉造筋に至る約350メートルの坂道だけが石畳風なんだす。
 その昔、歴オタのオカルト好きの人から「あそこだけアスファルトやないやなんてオカシイでしょ? あの道は何かを封印してると思うんですよ」と言われたことがあったんだすが、もしかしてもしかすると……?

 ▼ もしオイラがこのロケに遭遇してたら、近江友里恵アナウンサーしか見てなかったかもしれまへんなあ。(#^^#)


オイラ的「真田丸」紀行・太閤秀吉はんに会いに行く

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 大河ドラマ「真田丸」を見るようになってから、豊臣秀次公の墓所に幾度となく足を運ぶようになったんだすが、太閤殿下の墓所には最近一度として行ってまへん。

 現在の「大阪」があるのは、太閤殿下が大坂を天下の台所にしてくれはったことに端を発すると思います。「真田丸」が最終回を迎える前に阿弥陀ヶ峰へ行って、ドラマでは豊臣方が勝つように戦勝祈願しときたいんだす。(*^^)v

 11月20日(日)

 ▼ 7:52 京阪電車・七条駅から阿弥陀ヶ峰へ出発。

 ▼ この道を歩くのは、小学校の遠足で京都国立博物館と三十三間堂へ行ったとき以来。

 ▼ なんか身軽になってるなあと思ってたら、トレッキングポールがないことに気づきましてん。引き返す。(>_<)

 ▼ この先が三十三間堂。

 ▼ 8:04 京都国立博物館前を通過。11月27日まで坂本龍馬展を開催中なれど、今のオイラの気分は戦国武将なんで興味なしだす。

 ▼ 七条通のドンツキ、智積院。

 ▼ 8:08 豊国廟参道の女坂を登って阿弥陀ヶ峰へ進行だす。

 ▼ 妙法院の紅葉。

 ▼ 8:13 坂の途中にあった新日吉神宮(いまひえじんぐう)で山歩行安全祈願参拝。

 ▼ 賽銭箱横の大黒様像の小槌にさわるとご利益があるらしいので、さわってみましたがな。

 ▼ 愛宕神社ファンのオイラにとっちゃ、境内末社に愛宕神社と秋葉神社があるのはうれしいサプライズだす。

 ▼ 右の鳥居が愛宕・秋葉神社。左の鳥居が樹下社(このもとのやしろ)。

 ▼ 樹下社の御祭神は太閤殿下だす。


 ▼ 新日吉神宮の御神木。記念にさわっとこう。


 ▼ 本殿の裏。

 この時間、神宮内はオイラだけの貸切り状態で、気分よく参拝できましたがな。!(^^)!

 ▼ 8:32 京都女子大学前に人多し。今日は推薦の入学試験日やったんか。

 ▼ 8:36 初代の豊国神社があったとされる太閤坦(たいこうだいら)に到着。豊国廟(ほうこくびょう)の入口だす。

 白丁衣装の駐車場係(?)の人から「豊国廟に行かれるの初めてですか?」と声をかけられる。「昔、裏道から迷い込んだことがありますねん」と正直に言うと、「階段に志納金箱がありますから100円入れてくださいね」と親切に教えてくれはりました。100円? 5年前は50円やったぞ! と心の中で叫んだオイラだす。
 それと……「火器使用厳禁」の看板が目に映らず、タバコ吸ってたら同じ人に「ここは禁煙ですから」と注意されましてん。(/ω\)


 ▼ 8:41 出発。314段の石段。この長い階段、トレーニングには最適なようで、上ったり下りたりを繰り返してはる人が2名いてはりました。

 ▼ 8:48 途中の中門からは更に172段の石段。

 ▼ 8:52 豊国廟に到着。

 ▼ 今朝、誰かが参拝してはったようだす。

 ▼ 8:58 豊国廟の裏に阿弥陀ヶ峰の山頂を発見。眺望なし。


 ▼ 豊国廟背面。突然、小鳥がさえずり始め、穏やかな雰囲気の気持ちがエエ場所だした。

 ▼ 9:02 5年前に歩いた道を通って、京都一周トレイルコースに合流しまひょ。

 ▼ 5年前の記憶なんてもうありまへん。分岐でどっちか迷い、まずは破線の道を選択。

 ▼ 赤色のバスが見えます。太閤坦に着きそうなんでUターン。

 ▼ この看板は記憶にあり。

 ▼ 9:18 「東山12」。京都一周トレイルコースに合流。この場所、三叉路なんだすが、よく見ると南東方向に薄い踏み跡が一本延びていて十字路っぽいんだす。

 ▼ 薄い踏み跡を進むと、ハッキリした山道に変わってきましたで。

 ▼ 9:26 ゆるい傾斜を登ると今熊野山に着きましたがな。眺望なし。


 ▼ 道はまだ続いておりますが……。

 ▼ 行く手を阻む巨大なクモの巣と、打ち捨てられたマイクロバスが不気味過ぎてUターン。

 ▼ 9:35 「東山13」に到着。山から脱出しました。

 ▼ 9:40 最初の予定では、これから清水山、粟田山を通って南禅寺で紅葉を愛でる予定やったんだすが、ふと「渋谷街道(しぶたにかいどう)」の標識を見つけてしまいましてん。

 その昔、渋谷街道を通って山科まで歩いてみようかなと考えていたことがありまして、渋谷街道は気になる道。歩いたことがないので行ってみることにしたんだす。

 ▼ 「街道」と言っても普通の道だすがな。

 ▼ 警察がネズミ捕りしてはりましたで。

 ▼ ゆるい坂道を下って山から離れると、フツーの町並みだす。

 ▼ オイラも4種類のポスターをコンプリートしたいだす。

 ▼ 渋谷街道がもうすぐ終わりというところに「真田紐」の看板が!

 ▼ 10:15 渋谷街道を離脱して方広寺へ。

 ▼ 10:20 豊国神社参拝。

 ▼ 境内でちょっと一服。「真田丸」のポスターに太閤殿下いてはりませんやん。(>_<)

 ▼ この日は「太閤まつり」が行われていて、京女茶道部がお茶席を設けてはりました。(500円)

 ▼ 豊国神社の紅葉を愛でながら帰りまっさ。

 ▼ なぜかオイラは、鴨川べりから見える京都タワーが好きなんだす。

 ▼ 10:39 帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=7.0km。(↓クリックしよし)

オイラ的「真田丸」紀行・木村重成ロード&千姫ロード

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 今回も「京都」とは関係おまへん。

 雨が降るある日のこと。
 傘は持参してますのやが、極力雨には濡れたくないのが人情というもの。

 そうや! 商店街のアーケードの下を歩けばエエやんとひらめいたオイラだした。

 ▼ 久しぶりにその商店街に入ると、真田の六文銭と徳川の葵紋が一緒にデザインされたノボリが目に飛び込んできて、びっくりぽんだした。なんじゃこりゃ!?

 後日、人通りが少ない深夜帯に商店街に行ってきましたがな。

 ▼ 大阪市生野区の鶴橋本通商店街だす。

 ▼ ハングルなんで何の店やったんかわかりまへんが、ずっと閉まったままの店のシャッターが郷土史の掲示板と化してまっせ。司馬遼太郎先生の生家跡……なんやろか?

 ▼ ↓クリックしよし。

 ▼ シャッターに貼ってある文章を読みますと、大坂冬の陣の時、岡山(御勝山古墳)に陣を置いた徳川秀忠と和議締結のため、豊臣秀頼代理人の木村重成が通った道なんやそうだす。

 ▼ 夏の陣の時、落城する大坂城から救出されはった千姫が、祖父・家康ではなく、父・秀忠の陣へ連れて行かれたのなら通ったであろうと思われる道でもあるそうだす。

 ▼ 今まで聞いたことがなかったエピソードが、「真田丸」ブームで陽の目に当るのはよろしおすなあ。

今さらながら『響け!ユーフォニアム』の視聴完了

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響け!ユーフォニアム 1 [DVD] 黒沢ともよ,朝井彩加,豊田萌絵,安済知佳,寿美菜子 ポニーキャニオン

 2015年4月~6月にテレビ放送されていた京都アニメーション制作のアニメだす。

 リアルタイムでオンエアされていた時は第2話まで見たんだすが、シリアスな内容に面白味を見出せなかったのでオイラは視聴リタイアしたんだす。

 ところが今春になって映画が公開されたり、今秋から第2期がスタートしたりしてるんで、もしかすると『響け!ユーフォニアム』には、まだオイラが知りえていない面白さがあるのかも……。

 DVDをレンタルしてみましたがな。

 音楽に対するひたむきさ。ギスギスした人間関係。ほのかな同性愛指向。登場人物たちそれぞれのドラマ、青春の光と影。切なさ。優しさ。

 はい、簡単にハマってしまいましたがな。ヾ(≧▽≦)ノ

 京都を舞台にしたアニメでは、オイラの中では今まで『有頂天家族』が至高でおましたが、その座は『響け!ユーフォニアム』に変わってしまいましたでぇ。

 ▼ 主人公の黄前久美子ちゃんが使ってるスマホは、オイラが以前使ってた京セラのURBANO L01とちゃいまんのんか? しかもオイラと同じグリーン! (オイラは機種変更してURBANO V01使いだす)

 宇治市の山は今までノーマークだした。

 ▼ 仏徳山とも呼ばれている大吉山。年内にぜひ登頂しておきたいだすよ。

劇場版 響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~(2016年公開)

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劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~ [DVD] 黒沢ともよ,朝井彩加,豊田萌絵,安済知佳 ポニーキャニオン

 監督:石原立也
 脚本:花田十輝
 原作:武田綾乃(『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』)
 CV:黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳

 【あらすじ】 from 公式サイト
 黄前久美子は中学3年の吹奏楽コンクールで見た高坂麗奈の涙を忘れられないままでいた。高校に進学した久美子は加藤葉月、川島緑輝に誘われて吹奏楽部に入部するが、肝心な吹奏楽部の演奏はお世辞にも上手とは言えなくて……。

 しかし、吹奏楽部に新しい顧問・滝昇がやって来たことによって状況は一変する。滝のスパルタ指導に反発しつつも、少しずつ上手くなっていく様子に自信を持つ部員たち。久美子も少しずつではあるが、麗奈との距離を縮めていった。

 サンライズフェスティバル、コンクールメンバーを決めるオーディション……。数々の試練を乗り越えた吹奏楽部は吹奏楽コンクール京都府大会に臨む――。

 TVシリーズ第1期を全力で見た勢いで、映画化された『劇場版』もレンタルしてみましたで。


 ▼ 内容はTVシリーズの総集編だしたが、音声が5.1chになっとりますがな。(オイラにゃそれを再生する機器がないんで、まったく恩恵がありまへんでしたが……)

 ▼ 北宇治高校が演奏中にインサートされる出番待ちの立華高校のシーン。気のせいかもしれまへんが、ホール内のそこはかとない騒めくSEがTVシリーズよりも鮮明になっていて、緊張感と臨場感がUPしてたような……。

 30分13話のTVシリーズをギュギュっと約100分の映画にしちゃうと、カットされたエピソード、シーンが出てきますわな。

 ▼ カットの恩恵で、吉川優子ちゃんのウザさ加減の印象が少しマイルドになりましたなあ。彼女の先輩を思う気持ちもわからんではありまへんが……感情優先で物事を進めてしまうとねえ……。

 ▼ 逆にカットされて、キャラの良さがほとんど伝わらくなった可哀想な人が中川夏紀先輩だす。非常に残念。

 出番がなくなった大学生の姉ちゃんと斉藤葵ちゃんよりはマシかいな……?

 TVシリーズを編集したといっても、新たに作画されて追加されてる部分もありました。

 ▼ しかし、映画で新規追加された一人朝練する鎧塚みぞれちゃんと会う吉川優子ちゃんのシーンは、なくても別に問題ないと思うんだすが、どういう理由で追加されたんやろう……不思議だす。

 ▼ この映画、TVシリーズ1期未見の人に、秋から始まる2期を見せるためのプロモーションという側面もあったように思いますねん。

 しかしながら、今放送中の「響け!ユーフォニアム2」を見てないオイラはどうしたらエエんだすか? すでに9話まで進んでるみたいやし……途中から見てもなあ。

 DVDが全話レンタルできる頃まで待って、また一挙に見るべきか? 「Hまわり動画」などのサイトで1話を探し出しで今から見るべきなのか?

 この深遠な問題をあすか先輩はどう思いはりますか?

石山寺駅から宇治駅まで、東海自然歩道で歩くハズが……

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 『響け!ユーフォニアム』を見たからには、聖地・大吉山(仏徳山)へ登りたいんだす。

 京阪電車の宇治駅まで行けば、すぐに大吉山に登れるんだすが、それではあまりにもイージー過ぎますわな。

 そこでオイラが目をつけたのが、滋賀県大津市の石山寺から醍醐山地を横切って大吉山へ至る東海自然歩道だす。

 12月11日(日)のち

 ▼ 7:53 京阪・石山寺駅に到着。『響け!ユーフォニアム』のラッピング電車に乗るなんてことは想定外だした。幸先エエやんか。ヾ(≧▽≦)ノ

 ▼ 7:58 大吉山に向かって進行開始。瀬田川沿いの道は非常に寒い。

 ▼ 町中では東海自然歩道の道標が見つからないんだすが、まずは岩間寺をめざします。

 ▼ 5年前に登った懐かしき袴腰山(左)とこれから登る岩間山(右)だす。

 ▼ 岩間寺ってぼけ封じの御利益があるようだす。

 ▼ 京滋バイパスを高架で横断したあたりから坂がキツなってきましたでぇ。

 ▼ 子猫は見ませんだしたが、成猫は3匹おりましたで。

 ▼ 9:07 奥宮神社分岐点に到着。左の道へ進行。

 ▼ 振り返ると鈴鹿山脈?

 ▼ 振り返ると琵琶湖。

 ▼ 岩間寺は松尾芭蕉とも所縁があるようだすなあ。

 ▼ 鹿の角が落ちてます。さすが自然歩道。

 ▼ たぶん岩間山山頂は無線中継所のあたりにあると思うんだすが、部外者立入禁止だす。

 ▼ 9:53 岩間寺・本殿に到着。

 ▼ この池こそが、松尾芭蕉が詠んだ「古池」なんやそうだす。

 ▼ 岩間寺の紅葉。

 ▼ 西国三十三所の札所なんで境内は参拝者でにぎわってますが、この道を行くのはオイラだけだす。

 ▼ 10:05 東笠取・奥宮神社分岐。奥宮神社に行きたいんで右の道へ。

 ▼ 岩間寺までずっと舗装道路を歩いて来たので、山道を歩けるのがうれしいだす。

 ▼ 10:12 奥宮神社に到着。

 ▼ 琵琶湖が一望できる展望台完備。


 ▼ お札の授与所も閉まっていて誰もいない境内。ゆったり落ち着いて参拝できました。

 ▼ 愛宕社もあったんで参拝。

 ▼ 境内の片隅から琵琶湖が見える。地味ながらエエ気が漂う神社ではなかろうかと思います。ようわからんけど。

 ▼ 神社を後にして来た道を戻っていると、鹿が2頭、左から右の茂みへと横切りましたがな。これは絶対、奥宮神社の「神様サイン」だす。おおきに。

 ▼ 10:30 東笠取・奥宮神社分岐まで戻る。今度は東笠取方面へ進行。

 ▼ 東海自然歩道なれど、やや荒れの急坂道だす。

 ▼ 10:48 東笠取(谷ノ奥)の集落に到着。ここからまた舗装道路だす。

 ▼ 振り返る。

 ▼ 放し飼いなのか野犬なのか? 犬に吠え立てられましたがな。(>_<)

 ▼ 分岐。気温の表示板は7℃を表示中。左の道へ。


 ▼ 山の急斜面に向かって紙垂。御神体山てことなんやろか?

 ▼ 11:17 道端に清瀧宮なる社を発見。ちょっと寄り道。

 ▼ 清瀧宮をちょっと過ぎたところにある分岐。どっちや?

 ▼ でも心配御無用。親切な案内板が設置されておます。

 そこへ、西笠取方面からやって来た乗用車が停まり、
「道、わかります?」とドライバーのおっちゃんから声がかかったんだす。

 一瞬、道に迷ってはるドライバーさんなんかなーと思い、
「オイラ、ここへ来るの初めてなんですわ」(道を教えるほどの土地勘ありまへんねん)と、声と心で言うと、
「どこまで行きはるの?」と問いかけてくるんで、そこでようやくオイラに親切で声をかけてくれはったんやと納得。

 清瀧宮の「神様サイン」とちゃうん?

「西笠取まで行って……最後、宇治まで行きますねん」と言うと、
「それやったら西笠取から谷山林道に入って炭山へ行った方がエエよ、遠いけど」とオイラの予定ルートを先読みしはりますねん。「谷山林道の行き方、わかる? わかりずらいねんけど」
「さあ……?」
「西笠取に行ったら、小学校があってアクトパルがあって工場みたいなトコを右に行ったら谷山林道。右折せずにまっすぐ行ったら高速(道路)に行っちゃうから」
 アクトパルというのが全くわからんかったけど、取りあえずお礼を告げてオイラは西笠取へ進むのであった。

 ▼ 11:47 西笠取の集落に到着。

 ▼ 道路沿いの紅葉がきれいだした。

 ▼ 天文台のドームのようなものがある建物が気になる。

 ▼ 11:54 そこが宇治市総合野外センター・アクトパル宇治だした。

 敷地内で持参したおにぎりで軽めの昼食。
 後日調べると、管理練の食堂でカレー等の軽食が食べれましてん。しかも『響け!ユーフォニアム2』の夏合宿の場所でしてん。

 ▼ 12:11 工場みたいなトコを右折して谷山林道へ。

 ▼ 道路標識がないんで、車ならそのまま直進してしまいそうだすが、歩行者なら東海自然歩道の案内板が目に入ると思います。

 ▼ ゆるい坂道をエッチラオッチラ。射撃場があって、発砲音が怖かった。

 ▼ 振り返れば岩間山。

 ▼ ラジコンを飛ばす広場。

 ▼ また振り返れば岩間山。

 ▼ お分かりいただけたであろうか? 道路を歩行中のスズメバチだす。季節柄もう飛ぶ元気がない?

 ▼ 目が合うと怖いんだす。

 ▼ 13:21 谷山林道の終点。左折。

 ▼ 13:35 炭山林道へ入る。

 ▼ 志津川の渓流沿いに歩く。谷山林道はほとんど車が通らなかったが、炭山林道は車が多かっただす。

 ▼ 14:32 志津川の集落で東海自然歩道の道標を見落とす大失態。(↓クリックしよし)

 「危ない 子どもに注意」の看板の家から孫と爺さんが出て来たのと、信号のところでシューワ石油のタンクローリーが「♪雪やこんこ」の音楽を鳴らして停車しているのに気が取られたんだす。

 ▼ まちがいに気付かずそのまま歩きましたがな。

 ▼ 14:45 天ヶ瀬ダムが見えて、初めてルートのまちがいに気付く。戻る元気はないんで宇治川沿いに歩く。

 ▼ でも、まちがったおかげできれいな紅葉が見れましたがな。

 ▼ 15:04 興聖寺の裏から大吉山へ行けそうやぞ。


 ▼ 大吉山の山道で東海自然歩道と合流。

 ▼ 15:23 大吉山(仏徳山)三角点に到着。眺望なし。


 ▼ 大吉山展望台。



 ▼ 大吉山の紅葉。

 ▼ 15:43 宇治上神社参拝。

 ▼ 15:52 宇治神社参拝。

 ▼ 15:57 朝霧橋。

 ▼ 16:09 京阪・宇治駅に到着。帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=30km。(↓クリックしよし)

 ひさしぶりの30km。その99%が足に負担がかかる舗装道路だす。かなりキツイ旅だした。(+_+)

極私的オイラの2016年三大ニュース

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 去年の暮近くから極私的に絶不調だったんだすが、今年の春先あたりからようやくトンネルをひとつ抜けた感じだしたなあ。

 今年、あまり山歩きしなかったのは、例年以上に行く先々でスズメバチと遭遇するんで、怖くて敬遠してたんだす。スズメバチが多い年と少ない年というサイクルがあるのかどうか知りまへんが、今年はちょっと遠慮気味だした。

 第位 オカン、逝く
 1月31日、永眠。享年80歳。
 「死」が既にそこまで来ているとき、いくら延命措置をしても、
 数日、数時間の定まった命の火を再び燃やすことはできまへんなあ。
 さてさて、あの世は居心地の良い場所なんかどうなんか……まだ連絡がおまへんがな。
 便りの無いのは良い便りと申しますけど。

 第位 なんとなくアクセス数アップしてます?
 ブログ開設から約7年半。
 開設当初は日に10人も満たなかったのに、
 今では平均2~300人の方々がアクセスしてくれてはります。
 今年は「京都で人気のブログ」「滋賀で人気のブログ」にランクインさせてもろて涙だす。
 皆さん、おおきに。
 アクセス数を励みにして、来年も自己満足道を邁進しますので、よろしくお願い申し上げます。

 第位 ディラン御大来日&ノーベル文学賞・みうらじゅん賞w受賞
 今年はボブ・ディラン御大がらみで散財だす。ライブチケット25000円。36枚組CD25000円+税。
 関連書籍も何冊か買いましたが、
 結局、誰もディラン御大の正体をつかまえることができないんだす。
 答えは風の中にあるんだすか?

たぶんそれは太陽の色を切りぬいてはりつけたとか
おれが立ってる四つ角の上にかぶせたとか
それとも天気とか そういったものなのだろう
けどママ、あんたのことおもっていたよ

訳/片桐ユズル

オイラ的「真田丸」紀行・岡山→茶臼山→安居神社を歩く

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 大坂夏の陣で、冬の陣では徳川方の陣やった茶臼山と岡山を再利用して第二、第三の「真田丸」にした真田信繁。

 12月16日に放送されたNHKの「歴史秘話ヒストリア」では、茶臼山と岡山の間に巨大な堀があったことが紹介されてました。






 現代の大阪にはCGのような深い空堀はないんだすが、その痕跡はあるようなので実際に探してみよう。
 いざ出陣!

 12月25日(日)

 ▼ 13:03 JR桃谷駅から岡山(御勝山古墳)をめざしてスタート。

 ▼ 13:15 駐車場の片隅に木村権右衛門邸跡の木村重成お手植え神木。案内板の類いはありまへん。

 ▼ 13:18 徳川秀忠の休息所だった場所に建つツツミ医院。看板はありますけど、開業してはらへん感じだす。写真には写ってまへんが、玄関に祇園祭のちまき(大船鉾)を飾ってはりました。よろしおすえ~。

 ▼ 13:23 最初の目的地、岡山(御勝山古墳)に到着。

 5世紀前半に造られた前方後円墳やったそうなんだすが、徳川秀忠が本陣を置いた際に破壊され、現在は後円墳が残るのみ。柵の中には入れまへん。
 大阪国際女子マラソンで選手が走る勝山通が古墳を分断し、前方墳は公園になってます。

 空堀があったコースを歩いたものの、それらしき高低差は見つけられませんだしたが、天王寺区の北河堀町辺りまで来て、ようやく高低差を見つけましたがな。


 ▼ 14:11 第二の目的地、茶臼山に到着。

 冬の陣では徳川家康の本陣だしたが、現在では真田方がこの地を掌握。赤いノボリと、真田信繁の歴史がわかる案内板がぎょうさん建ってました。


 ▼ 木立の向こうに通天閣が見えまっせ。

 ▼ 14:35 第三の目的地、安居神社へ到着。真田信繁終焉の地だす。

 ▼ 初めて来たんだすが、こじんまりとした境内だす。

 ▼ かんしずめの井。この水を飲めば疳の虫が治まったそうなんですが、今は枯れてるそうだす。

 ▼ 拝殿に奉納されている真田の品々。


 ▼ 薩摩に落ち延びたっていう説もあるしなあ……。

 【おまけ】

 ▼ 大阪にも清水寺があるんだすよ。安居神社から近いんで久しぶりに行ってみました。

 ▼ 音羽の滝のように筧(かけい)から水が流れ落ちてるんだすが、ここは行場。不動明王の前で水行だす。

 ▼ 清水の舞台もあるんだす。下から見上げた風景。

 ▼ ここから見える夕陽はきれいんだす。

 ▼ 15:06 地下鉄・四天王寺前夕陽ヶ丘駅に到着。オイラ的「真田丸」紀行終了。ヾ(≧▽≦)ノ

 ▼ 本日の歩行距離=7.1km。(↓クリックしよし)

 もひとつ【おまけ】

 ▼ こんなこともあろうかと、某月某日、天王寺区役所にて真田丸のジオラマを撮影してましてん。


minchouさんへ・今朝の真田丸跡地(推定)

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 『緊急報告“真田丸”を掘る』と題された12月16日放送のNHK「歴史秘話ヒストリア」。

 民間団体「真田丸発掘推進協議会」が大阪府教育委員会と大阪市教育委員会と調査団を結成して、真田丸を発掘するという内容だした。

 結果、これこそは! という目ぼしい成果は得られませんでしたなあ。

 ▼ 大都会・大阪の住宅地でっさかい、簡単には発掘調査できまへん。そこで目をつけられたのが街中の駐車場。

 ▼ 発掘現場の駐車場はS学会専用駐車場だした。巨大な宗教法人ゆえ、発掘許可を得るのに手続きが大変そうな気がします。ようわからんけど。

 ▼ 今は穴もなくなり、きれいなもんだす。minchouさんが言いはるように、偶然、この駐車場は土橋の上やった可能性もありますわな。

 ▼ 今後も発掘調査しはるんなら、目の前の高津高校のテニスコートを掘って下さい。

 ▼ 道路とテニスコートとの高低差が1メートルぐらいあるんだす。堀やった可能性が高いんやおまへんか?

 府立高校やさかい、教育委員会から強い圧力かけたら発掘許可簡単に得られそうな気がしますねんけど……。

 ▼ 今朝の心眼寺。

 ▼ 真田丸顕彰碑と大阪明星学園グラウンド。

2016大晦日→2017元旦・東山界隈彷徨、そして大文字山ナイトハイク

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 オイラは未だかつて「大晦日の京都」を体感したことがありまへんねん。

 お寺さんが多いさかい、除夜の鐘があちこちからゴーン、ゴーンと鳴り響いてるイメージですねん。

 ホンマにそうなんかなあ? 行ってみよ。ダダダッ(((((/ ̄ 3 ̄)/

 12月31日(土)

 八坂神社で「をけら詣り」っていう祭事があるんだす。
 京都検定テキストには「「をけら火」を火縄(吉兆縄)に点火し、消えないように回しながら持ち帰り、神前の灯明や、正月の雑煮を炊く時の火種として一年間の無病息災を願う伝統的な祭事」と書いたある。「をけら火」て何やねん? まずはその正体を確かめに行こう。

 ▼ 22:53 京阪電車・祇園四条駅に到着。総本家にしんそば・松葉で年越しそばを食べたい人が5、6名並んではりました。

 ▼ 23:10 四条通は人が多かったんで裏道を歩いて八坂神社・西楼門に到着。今夜は通行規制でこの門からしか神社へ入れないようだす。

 ▼ 西楼門から見た四条通。人だらけや~。

 ▼ 西楼門を入っても人の行列、人の壁。だめだこりゃ。

 ▼ 前に進む気配がまったくないんで、お帰り口に回り込むことにしましたがな。

 ▼ をけら火の火種は見えまへんでしたが、火縄を回してはる人を多数目視。

 八坂神社では除夜の鐘の音が全く聞こえまへん。

 ▼ 23:21 除夜の鐘で有名な知恩院に到着。鐘の音は聞こえますが、ここも人だらけ。

 ▼ 鐘突きを見るのに長蛇の列。だめだこりゃ。並ぶ気になれまへん。

 ▼ 23:42 平安神宮に到着。

 ▼ 拝殿前に初詣参拝の人たちがぎょうさん待ってはります。

 ▼ 23:56 金戒光明寺まで北上してきました。この辺はほとんど人気がなく、地元の人しか歩いてはらへん感じだす。金戒光明寺と真如堂の除夜の鐘が心地よく聞こえます。

 金戒光明寺と真如堂との中間地点の住宅街で2017年を迎えました。\(^o^)/

 ▼ 0:04 真如堂の前を通過。

 ▼ 0:12 日吉神社を通過。

 ▼ 0:27 人通りが少ない哲学の道に到着。

 ▼ マンション前のイルミネーション。

 ▼ 幸せ地蔵尊の不動明王も輝いてました。

 ▼ 0:36 銀閣寺に到着。ここまで来てしまったからには大文字山に登らねば。

 ▼ 今夜はをけら詣りと知恩院を満喫するつもりだしたが、こんなこともあろうかとヘッドライトを持て来て良かっただす。

 ▼ 0:40 トレッキングポールは持参してなかったんで、登山口の杖をちょっくら拝借。

 ▼ 序盤、まったく人通りがない闇の世界。撤収した方がエエかなと怖気づいた矢先、下山してくる人たちとすれ違いましたがな。「上に人、いてはりますか?」と訊ねると、「いてはりますよ」との答え。勇気を持って前進するのみ!

 ▼ 1:06 火床に到着。湯を沸かしてカップ麺を食べる大学生たちがいたり、除夜の鐘の音を録音してはる人がいたり、元旦の早朝から大文字山にいる酔狂な人々に幸あれ!

 ▼ 火床の気温は5℃。

 ▼ 1時を過ぎてても、まだ除夜の鐘が聞こえてきます。

 ▼ 京都タワーは赤くライトアップされて、こんな時間までまだ光ってますねえ。

 ▼ 1:40 下山開始。

 ▼ 2:04 下山完了。

 ▼ 元旦の子安観世音。

 ▼ 去年は行けなかったんで、今年は吉田神社の節分祭に行かなくちゃ。

 ▼ 2:54 京阪電車・出町柳駅から帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=12km。(↓クリックしよし)

 ▼ 帰りの電車内でブログチェックしていたら、オイラの拙ブログが「山歩き(トレッキング)」部門で1位になってるじゃあーりませんか!

 おおきに、皆の衆。

 今年も今北産業やなくて、ダラダラと長文を書いていきますので、よろしくお願いいたします。<m(__)m>

 謹賀新年

開運トレッキング? 上醍醐でプチ回峰行、そして大吉山ふたたび

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 桜井識子さんの本『京都でひっそりスピリチュアル』に、上醍醐にはユーモアがあっていたずら好きな大天狗がいてはると書かれておます。
 オイラは醍醐寺に行ったことがないし、上醍醐がある醍醐山に登ったこともないし、こりゃ一度行っとかにゃ。

 ただ、天狗にからかわれる人というのは、将来霊能力が発達するであろう人のようなんで……オイラではどうかな~?

 1月3日(火)のちのち

 ▼ 8:47 地下鉄・醍醐駅に到着。近場のコンビニでおにぎりとポカリを買って準備万端。

 ▼ 9:22 醍醐寺に到着。さすが世界遺産、朝早いのにそこそこの人数の参拝者。

 ▼ 五重塔。京都府下で現存する最古の建造物。951年完成。応仁の乱を生き抜いた強者だす。

 ▼ 女人堂の横が上醍醐への登山口。入山料600円は落雷で焼失した准胝堂(じゅんていどう)の復興資金らしいだす。

 ▼ 9:50 上醍醐に出発!

 ▼ 10:00 太閤秀吉が花見をした場所。派手好きの秀吉はんにしたら、割とこじんまりとしたスペースだした。

 ▼ 10:10 不動の滝。行場だす。

 ▼ 10:30 天狗の気配を感じることなく上醍醐の境内に到着。ただただ汗をかき、シンドイのみだす。(+_+)

 ▼ 「醍醐味」の語源となった醍醐水が飲めますねん。さてお味の方は……ほにゃにゃにゃら。

 ▼ 2008年8月24日未明の落雷による火災により焼失した准胝堂跡地。再建はいつでっか?

 ▼ 薬師堂。

 ▼ 五大堂へ上る階段左のこの道が、たぶん醍醐山三角点に通じているような……でも通行止め。

 ▼ 五大堂。

 ▼ 如意輪堂。

 ▼ 白山大権現の正面が展望ポイントだす。

 ▼ 白山大権現。

 ▼ 開山堂。

 ▼ 開山堂前が醍醐山頂(標高450m)だす。

 ▼ 11:07 開山堂の横にある一の鳥居から奥之院へ出発。

 ▼ 11:12 二の鳥居分岐。まっすぐ進むべきか、鳥居をくぐるべきか悩んでいると……そばの細い木が風に揺られてギーコギーコ音を立てるんで、オイラには「こっちへ来い」と呼ばれているような気がしたんだす。

 ▼ 行ってみると……古い墓場ですがな。まだ奥へ道が続いているようだしたが撤収。二の鳥居をくぐりました。

 ▼ さっきまでいてたお堂の周辺には参拝者がいてはりましたが、奥之院方面には人の気配がまったくありまへん。所々に立つ道標が頼りだす。

 ▼ 十字路。傍らに古い道標が立っていて、「右をくのいん」て書いたあるんで右折してしまいましたがな。


 ▼ しばらく進んで、なんか違っているような感じがして撤収。

 ▼ 11:46 三の鳥居。ここも十字路になってます。さて、どっちに進むべきか?

 ▼ 鳥居の右の急登道が気になったんで登りつめてみました。

 ▼ 三叉路に到着。木の幹に道標あり。三の鳥居に戻って鳥居をくぐる。


 ▼ 急な坂を下って分岐に到着。道標あり。

 ▼ 11:59 お堂が建っているのをイメージしてたんだすが、ここが奥之院? 行場だす。なむなむ。

 ▼ 12:04 さっきの分岐から先に進んで「東の覗き」に到着。

  ▼ 岩の行場だす。下を覗くとめっちゃ怖い。西笠取の集落が見えます。

 ▼ 東の覗きの背後に急登斜面の道が延びてます。行ってみよう。

 ▼ 12:14 三の鳥居の上にあった三叉路につながってました。

 ▼ 回峰道(行者道)に進行。

 ▼ 神隠しにあっても不思議やない雰囲気が漂う中、文字が消えた道標だけが頼りだす。

 ▼ だんだん、道が荒れてきましたで。

 ▼ 急斜面道。お助けトラロープもありました。

 ▼ 12:30 岩場に出る。ここからは炭山の集落が見えます。


 ▼ 鎖場もありました。決して登りでは使いたくない回峰道だす。

 ▼ 12:40 林道と出合う。登れば醍醐寺へ、下れば炭山へ。

 一の鳥居からスタートして、道を迷いながら上ったり下ったりで林道へ至る山道は、なんか一つの修行させてもろたような気持ちになれましたで。過酷なれどそれでいて、ほっこり気分が味わえる道だした。(*_*)
 鍛える聖地の比叡山、愛宕山は人が多く入り込んで、ここと比べると俗っぽく感じますなあ。

 ▼ 炭山へ進行。

 ▼ 12:52 林道を抜け炭山の集落へ到着。

 ▼ 13:11 ここは前回(去年12月11日)に来た谷山林道終点の十字路。正月には縁起がよかろう名の大吉山を、今日も東海自然歩道でめざしまっせ。

 ▼ 志津川のほとりでしばしおにぎりタイム。(-。-)y-゜゜゜

 ▼ 志津川集落内を抜けた方が近道ではなかろうか? 東海自然歩道をしばし離脱。

 ▼ 志津川猫。


 ▼ 14:20 前回見落とした道標を確認。舗装道路から山道へ。

 ▼ さっそく害獣防止の扉だす。扉を開けて山へ。

 ▼ 大吉山は人が多いイメージなんだすが、この裏道は誰も歩いてまへん。

 ▼ 14:37 分岐。ちょうどそばで、木の手入れをしてはる翁のようなおじいさんがいてはったので、「大吉山へ行きたいんでっけど、どっちだすか?」と訊ねてみました。ニコニコしながら「朝日山から道を下って、また上ったら大吉山ですわ。朝日山のお堂の扉、閉まってますが開けて観音様を拝めますし、小さい展望台があるんですわ」と親切に教えてくれはりました。

 ▼ 14:41 朝日山観音に到着。なむなむ。


 ▼ 標高124mの朝日山観音展望台からは、真正面に平等院が見えます。しばし休息。

 ▼ 前回、オイラが興聖寺(こうしょうじ)から登って来た道(左)と合流。大吉山三角点はもうすぐや。

 ▼ 15:01 大吉山三角点に到着。

 ▼ 大吉山展望台は人が多くて落ち着きまへん。

 ▼ 大吉山を下山中、軽い雨が降って来ましたがな。天気予報で雨と言うてなかったんで傘はありまへん。(T_T)

 ▼ 晴れ間もあるし、狐の嫁入りだす。

 ▼ 15:20 宇治上神社に着いたら雨がやみました。参拝。


 ▼ 今年初めての運試し。おみくじは200円と300円の2種類おましたが、奮発して300円のうさぎおみくじや! 小さいうさぎの置物の中にくじが入ってるんだす。

 ▼ キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━!!

 第二二番 大吉 「長閑(のどか)な庭の美しい花の咲き匂って春の盛りの楽しい様に上吉の運に向かいます けれど油断せずに信心して行い正しく些(いささ)かも不義の楽しみに身を過(あやま)たぬ様にせよ」

 神様、御意だす。(*'ω'*)

 ▼ 宇治神社では行列ができてたんで参拝はパスしました。

 ▼ 京阪電車・宇治駅へ向かってる途中、虹が見えましたがな。上吉の運に向かってる気がしてきます。


 ▼ 15:43 宇治駅に到着。帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=19.8km。(↓クリックしよし)

気になったユウレイ峠の周辺探索、そして上醍醐ふたたび

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 1月3日に行った上醍醐周辺のgoogleマップを見てみましたら、「ユウレイ峠」という名の峠があるやないですか!

 名前の由来はわかりまへんが、明らかにその峠で幽霊が出た、あるいは出ると考えてもエエんとちゃいますか? ここは是が非でも行っときたいやおまへんか。

 1月9日(月)のち

 ▼ 7:42 地下鉄・石田駅からスタート。

 ▼ まずは、鴨長明はんが「方丈記」を書きはった庵跡をめざして日野道を直進だす。

 ▼ あと1km先。

 ▼ 途中、萱尾神社(かやおじんじゃ)で山歩安全祈願。本殿は1652年に再建されたもののようで、歴史の趣きが感じられますなあ。


 ▼ 8:16 日野野外活動施設前を通過。門にボーイスカウトが作成した上醍醐周辺の地図が掲示されておましたが2007年3月作成らしく、長い月日と風雨で文字と線(道)が消えかけていてとても残念だす。

 ▼ 8:19 舗装道路が終わり、いよいよ山道だす。

 ▼ 夏から秋にかけては、ここへ来るのはヤバいんかなあ?

 ▼ 8:27 谷沿いの坂道を登り、鴨長明方丈石に到着。

 ▼ 巨石の上に長明はんの草庵があったそうだす。晩年を何でこんな山ン中で暮らそうと思いはったんやろか?


 ▼ 方丈石の碑からさらに登りつめると、よく踏み込まれた山道に出合いましたで。次にめざすは供水峠(こうすいとうげ)だす。

 ▼ 何て書いてあるか、もうわからない道標。

 ▼ 分岐。道の左右に道標あり。

 ▼ 文字が消えかけてますが、なんとなく左へ行けばユウレイ峠に行けそうだす。


 ▼ 9:04 地蔵堂に到着。お地蔵さんが一杯いてはりますが理由がわかりまへん。

 ▼ お堂の中。

 ▼ 珍しいちょんまげ地蔵さんが2体いてはりました。

 ▼ お地蔵さんの写真を何枚か写した中で、この写真だけにモヤが写り込んでますがな。線香、ロウソクは灯してまへんし、オイラはタバコを吸ってまへんのだす。もちろん肉眼ではモヤは見てまへんし……天狗のイタズラか?

 ▼ 地蔵堂脇の岩から湧き出る水は「お香水」と呼ばれてるそうだす。

 ▼ 9:13 供水峠に到着。十字路になっとります。

 ▼ 方向が反対なんで行く予定はなかったんだすが、往復30分ならイイかも。

 ▼ 霧でガスってます。これは肉眼でハッキリと見えましたで。

 ▼ 9:28 天下峰に到着。眺望なし。


 ▼ 供水峠へ戻る途中で見つけましてんけど、「アホ」ってなんやねん! これも天狗のイタズラでっか?

 ▼ 9:44 ふたたび供水峠へ到着。次は北側の日野岳(日野山)をめざします。

 ▼ 薄い踏み跡の登り道。カラーテープが頼りだす。

 ▼ 9:52 日野岳に到着。眺望なし。

 ▼ 日野岳のピークから緩い坂をカラーテープ頼りで下って分岐へ。道標あり。


 ▼ こんな所までMTBで来る人がいはるんや。今日は誰ともすれ違いませんが。

 ▼ 分岐。小さい道標あり。

 ▼ 10:05 道が岩場になって来たら、そこは「パノラマ岩」と呼ばれるビューポイントだした。しばし休息。


 ▼ クリックしよし。この絶景感はタマラン!

 ▼ あのグラウンドは日野野外活動施設。

 ▼ 大岩山にあんな大規模なソーラーパネル施設ありました?

 ▼ 伏見桃山城に京セラビル。伏見区が一望できる素晴らしい場所だす。

 ▼ 10:22 パノラマ岩から道を下って、ついに「ユウレイ峠」に到着。

 おどろおどろしさが全く感じられまへんがな。真夜中に来たら相当怖いんでしょうが、ここまで夜中に来る人間がもしいはるんなら、そっちの方がよっぽど怖いだすよ。

 ▼ 西方向を見る。

 ▼ 東方向を見るとすぐに分岐。道標はないけど上醍醐方面の左を選択。

 ▼ 歩きやすいユリ道をしばらく進むと分岐。道標なし。国土地理院の地図に記載がない直進コースを選択。

 ▼ 小川に沿って歩いていると、頭上からブォーンという低い機械音が聞こえてきましたで。最初、飛行機の音かなと思ってたんだす。ところが、飛行機ならすぐに遠ざかっていきますが、まったく遠ざかる気配がありまへん。

 水をくみ上げるポンプ? 木を切るチェーンソー? 発電施設? 枯葉を吸う掃除機? などと考えながら立ち止まって周囲を見渡してみましたが、それらしき設備も人もおりまへん。途切れることなく聞こえてきます。



 天狗のイタズラ? 面妖だすが、オイラは無事上醍醐まで行けるのかが心配やし、歩き疲れているわで、そんな音にこだわってる場合やないんだす。緩い坂道を前進。

 ▼ 10:41 音が聞こえなくなったころ、十字路分岐に到着。小さい道標あり。右折。


 ▼ カラーテープ頼りの道だす。

 ▼ 歩きづらい崖っぷちめいた箇所もおましたがな。

 ▼ 11:04 T字分岐に到着。道標はありまへんが国土地理院の地図に記載されておます。

 ▼ 北に進めば上醍醐参道へ。

 ▼ 南に進めば上醍醐境内だす。南へgo。

 ▼ 分岐。道標あり。右に行くと墓場やそうだす。

 ▼ 寺務所が見えてひと安心。これで遭難することはない。

 ▼ 振り返る。立入禁止エリアを歩いてたようだすなあ。

 ▼ 11:24 寺務所裏口でまた振り返る。上醍醐境内に到着だす。

 ▼ 今日も醍醐水をいただく。水の恵みに感謝して飲むと美味しいでんがな。

 ▼ 清龍宮拝殿。

 ▼ 上醍醐陵(かみだいごのみささぎ)。白河天皇の皇后、皇女らのお墓やそうだす。

 ▼ ちょうどお昼時やったんで、開山堂の横の建物入口の階段に座っておにぎりタイム。土蔵やと思っていたんだすが、中を覗いてびっくりぽん。地蔵堂だした。バチが当りませんように。


 ▼ 開山堂の前は展望スポットなんだすが、パノラマ岩からの展望を見てしまうと、かなり見劣りします。

 ▼ 12:17 下山開始だす。

 ▼ 12:38 不動の滝を通過。

 ▼ 12:46 醍醐の花見場所通過。

 ▼ 12:53 女人堂の登山口に無事下山。

 ▼ 13:07 小粒の雨が降りはじめました。下醍醐の境内を出て、角の酒屋さんの軒先で(-。-)y-゜゜゜

 ▼ 13:29 地下鉄・醍醐駅に到着。帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=13.6km。(↓クリックしよし)

供水峠の地蔵堂

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 ▼ 日野から供水峠(こうすいとうげ)へと登る山道で、「バイク走行禁止」という注意書きを何回か見たんだす。

 ▼ 地蔵堂の直前、折れた木々が道をふさぐようにして横たわってました。これはMTBの走行を妨害するための施策やと思ってたんだすが……もしかすると「結界」やったかもしれんのだす。(゚Д゚;)

 ▼ 峠の頂上にお地蔵さんが祀ってあるのはよくあるパターンだすが、この場所は頂上から数百メートル下がったところにおます。いつ、誰が、どのような目的でお地蔵さんを祀りはったんでしょう?

 ▼ しかも50体以上の数なんだす。





 ▼ お地蔵さんのほとんどが日野の町の方向を向いてはるんで、日野の安全祈願が目的なんでしょうか?

 ▼ この時、薄気味悪さとか、怖い感じは何にもしなかったんだすが、家に帰って写真を確認したところ、白いモヤが1枚だけ写り込んでいたんだす。

 モヤの正体はわからないんだすが、浮遊霊は石仏に助けをすがって集まって来るという話を聞いたことがおます。もしやその類いかも……なんちゃって。\(^o^)/

雪の女子駅伝はテレビ観戦だす

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 全国女子駅伝は現地でナマで見たいと常々思ってるんだすが、今年は事前に天気予報で「雪」やとわかってたんで、雪が降ってない大阪市内のヌクヌクの我が家でテレビ観戦にしましたがな。

 ▼ 今年は駅伝発祥100年目やそうだす。

 ▼ それに、全国女子駅伝35回目の節目の年だした。

 しかも、大会史上初の雪開催とちゃいますのんか?
 京都競馬場が積雪のためにレース中止を決めたのは、「生類憐みの令」が京都市中に発令されたというもっぱらの噂だす。(うそ)

 競技前に大会関係者や市民のみなさんが、懸命に除雪作業を行ったと言うてはりました。
 凍結した路面を走ることになるんで、滑って転倒する選手が続出するんやなかろうかと懸念しておったんだすが、グリップ力が強いシューズの賜物なのか(?)、テレビ画面上では転倒する選手がいはりませんでした。スゴイ。

 ▼ 金閣寺、京都御苑付近では雪が舞っていたものの、銀閣寺付近では雪が止み、これから走りやすくなってきたんやないかなあ。

 ▼ ところが……比叡山に近い宝ヶ池付近でエライことになってきましたがな。

 ▼ まさかの豪雪レースに変貌だすがな。

 ▼ 走ってる選手は、前が見えてはるんやろか?

 ▼ 沿道で応援してはる人も大変そうや。

 ▼ 日本一過酷な駅伝かも?

 ▼ もう何がなんだか……。

 ▼ もう放送事故レベルでしょ?

 ▼ でも、選手にとっては一生の思い出やろね。

 ▼ 応援してる方も一生の思い出だすなあ。オイラも行っとけばよかったかなあ?

 ▼ 復路の白川通。だいぶ雪がマシになってきた?

 ▼ いやいや、まだダメだす。

 ▼ 誰が走ってんねん?

 ▼ 「区間トップを走れば全国のテレビに映るから」という邪まな理由で、もし頑張る選手がいてはるとするならば……。

 ▼ その夢は完全に潰えてます。(>_<)

 ▼ 雪が止み、ラストの9区へ京都は2位で通過。

 ▼ しかし、また雪が……。

 ▼ 宝ヶ池ほどではないにしろ、この雪のレースへの影響は……あるやなしや?

 ▼ 千葉を抜いて京都が1位で走ってるんだすが……。

 ▼ 今年も西京極陸上競技場のトッラクでのデットヒート。すぐ後ろに岡山が近付いてまっせ!

 ▼ 今年も僅差のゲーム展開だす。

 ▼ 京都ゴール!



 ▼ 1位でゴールインする選手は、テープに引っかからないようにせなアカンのやね。

 ▼ トップランナーは大変や。

 ▼ 京都チーム、3年ぶりの優勝おめでとうございます。

 ▼ 今年も大混戦で面白いレースでおました。

 選手のみなさん、過酷なレース条件の中、お疲れさまだした。

4月9日より「有頂天家族2」

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 さてさて皆さん、さて皆さん。
 TVアニメ「有頂天家族2」の放送日が発表されましたねえ。

 ただ今オイラは原作本の『有頂天家族 二代目の帰朝』を読んでいる最中でおます。

 思い起こせば……昨年の早秋に分厚い原作本を読み始めて幾年月。途中、何回か読書中断を余儀なくされ、今年に入ってようやく夷川呉一郎登場シーンまで読み進めてまいりました。
 ラストまであと一息。アニメが放送される4月までには余裕で読破できものと考えておりまする。

 今作で新たに登場するキャラクターのビジュアルだすが、オイラが原作本を読んで脳内イメージしたものと若干違ってましたなあ。南禅寺玉瀾はもうちょっと美形やし、天満屋はもうちょっと禍々しい雰囲気やったんだすが……これはこれで宜しかろうて。

 恐惶謹言! <m(__)m>


備忘録:続・肺に黒い影!?

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 去年の健康診断の結果、「1月中旬に再検査しなさい」とのことやったんだすが、もう2月になってしまいましたがな。

 今朝、近所のクリニックに再検査の予約をしに行ったんだすが、今日診てあげるということになりまして、胸部X線写真を撮ってもらったんだす。

 実際の写真を見せてもらって説明を受けたんだす。
 肋骨と肋骨の交差部分は正常なら四角い形状に写るんだすが、オイラの左胸の一か所はいびつな形状をしてるんだすがな。

 先生曰く「この写真だけでは、軟骨か、悪いもんかわからへん。CTで調べたら一発でわかるけどウチに設備ないんや。大きい病院、紹介したげるさかい受診した方がエエよ」

 ということで急転直下、オイラ史上初のCT検査が2月末日に行われることになってしまいましたがな~。(゚Д゚;)

 今後の展開はいかに……!?

吉田の節分詣 2017

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 去年は、ウチのオカンの葬式があったもんで節分詣でに行かれへんかったんだす。

 2年前の「疫神斎(えきじんさい)」も今日でやっと納札だす。おつかれちゃんだした。

 2月3日(金)時々

 ▼ 12:21 京阪・出町柳駅に到着。

 ▼ 平日やけど参拝者多し。

 ▼ 東一条通から見えた大文字山。電柱がジャマだすなあ。

 ▼ 12:41 二の鳥居をくぐって吉田神社の境内へ。

 ▼ まずは2年前の「疫神斎(えきじんさい)」を納札。

 ▼ 今年は当てたい豪華景品群。

 ▼ 抽選券付き厄除け福豆(1袋200円)をゲット! 「疫神斎(えきじんさい)」(1枚1000円)もゲット!

 ▼ 「レントゲン写真の胸の影が異常でありませんように」と入念にお願いしたいところなんだすが、人が多すぎて精神集中できまへんがな。

 ▼ かくなる上は、おみくじを引いて神様のアドバイスをいただこう。

 ▼ 気合一発、500円のだるまみくじだぜ! 中におみくじが入ってますねん。

 ▼ 境内の人混みが落ち着かないんで吉田山へ。

 ▼ 12:59 二等三角点に到着。

 ▼ 昔、鬼太郎ハウスがあったのに……なくなってます? 見つからなかっただす。

 ▼ 茂庵。

 ▼ 山頂休憩広場から見た大文字山。

 ▼ 13:16 無事、今出川通へ下山。

 ▼ この巨大地蔵は、地元では何と呼ばれてはるんやろか? なむなむ。

 ▼ 百万遍交差点の商業施設は着々と建設が進んでますなあ。

 ▼ 13:43 賀茂大橋の耐震補強工事はいつまでやったかなあ? と考えながら帰阪。

 ▼ 末吉。「長びくが後はよし」とは心の病、恋の病のことかいなw

マザーウォーター(2010年公開)

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「マザーウォーター」 [DVD] 小林 聡美,小泉 今日子,加瀬 亮,市川 実日子,永山 絢斗 バップ

 監督:松本佳奈
 脚本:白木朋子、たかのいちこ
 出演:小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、市川実日子、永山絢斗、光石研、もたいまさこ

 【あらすじ】 from Amazon
 京都で暮らす3人の女性の姿を綴ったハートフルドラマ。ウイスキーしか置かないバーを営むセツコ(小林聡美)、コーヒー店を営むタカコ(小泉今日子)、水から湧き出たような豆腐を作るハツミ(市川実日子)の姿を通して、不器用ながらも健気に暮らす人々を綴る。

 ○

 「何かが起こるんや」と思い込んで見た1時間40分。明確な起承転結もなく終わってしまいましたがなあ。

 「京都へ来たら落ち着く」とか「京都の時間はゆったりと流れている」とか宣う人の幻想の上に構築された、京都の日常的な非日常的映画のような気がオイラにはしましたで。

 「今日も機嫌よくやんなさいよ」と、もたいまさこはんが言う台詞は、この映画を見て「何やこりゃ!」と憤慨してる人間を考慮しての発言やったと仮定すると、意外と練られたシナリオの映画かもしれまへん。

 登場人物たちがあやす赤ん坊の母親が「あの人」やったんやというオチがありますねんけど、冒頭からエンドクレジットまでしっかり見てないとわかりずらおました。

 ▼ すでに多くの皆さん方がブログ等でロケ地紹介してはりますが、オイラもエンドクレジットを参考にさせてもろて、ロケ地の確認だす。

 ▼ 行ったことないんでわからないんだすが、ここは護王神社だすやろか?

 ▼ 小林聡美はんのバーは鞍馬口駅近くの喫茶フランジパニ

 ▼ 今、ストリートビューで見ると塀がないんだすが、塀と小庭は映画用のセットやったんだすか?


 ▼ 小泉今日子はんの喫茶店は白川疎水沿いのcafeシズク

 ▼ 市川実日子はんの豆腐屋は大徳寺近くの小川

 ▼ 加瀬亮はんの工房は一乗寺駅近くの葡萄ハウス工房

 ▼ 光石研はんの風呂屋は東寺近くの日の出湯

 ▼ もたいはんが住んではる長屋(?)はどこでしょう?

 ▼ もたいはんと市川はんがタマゴサンドを食べた公園は一乗寺駅近くの玉岡児童公園

 ▼ 東山駅近くの白川沿い。


 ▼ 藤森神社の不二の水。

 ▼ 白川疎水遊歩道のどこら辺やろか?

 ▼ 小泉はんの家は北大路高野住宅なんかなあ?

 ▼ どこやったかのう? 上賀茂橋の辺りだすかな?

 ▼ ここは荒神橋のお地蔵さんの近くだすなあ。

 NHK朝ドラ『べっぴんさん』で坂東紀夫役の永山絢斗はんが、発展途上の青年役で出てたのはちょっとした収穫だした。

『京女の嘘』 井上章一

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京女(きょうおんな)の嘘(うそ) (京都しあわせ倶楽部) 井上 章一 PHP研究所

 【内容紹介】 from Amazon
 「かんにん」は男を舞い上がらせる。史上初の美人コンテストは平安時代に開催された。京美人には秋田美人の気迫、新潟美人の悲哀が感じられない。京女は3B、同女は3K。かつて女子大は姥捨て山だった。なぜ日本人はうなじと脚首に色気を感じられるのか? ミス・ユニバースの美の基準はどこにあるのか? ベストセラー『京都ぎらい』の著者待望の新刊!

 京都の言葉と大阪の言葉は違っているようで似ている部分もあるんで、たぶん、大阪女も「かんにん」と言う可能性の下地はあると思うんだす。

 ところが字面は同じ「かんにん」でも、大阪女の「かんにん」と京女の「かんにん」はまったく違うような気がしますねん。

 実際に「かんにん」なんて言われたことがないんで、あくまでもイメージの話だすが、大阪女はつっけんどんの強い口調で「かんにん」の後に「!」が付く感じだすなア。頬っぺた膨らませて、相手の目を見ず、うつむき加減に言い放つ、それこそが浪花女の真骨頂だす。

 それに反し京女のそれは、潤んだ瞳で相手の目をじっと見つめながら、甘く切なく囁く感じで「かんにん」だす。つわー、こりゃあ堪りまへんなあ。心の裏で舌を出してても、その嘘に騙され続けたくなるやおまへんか、ねえ。(*´ω`*)

 まえがきで井上センセが「この本は、京女のことを噺(はなし)の枕においている」と書いてはるように、(さすがに井上センセも京女を敵に回したくなかったのか)全編で京女の嘘をぶった切るような内容の本ではありまへんでした。

 美人にまつわるウンチクあるエッセイ集でおましたが、興味深い内容が満載でおました。

 昔、ミス・ユニバースの日本代表選考会は毎年テレビで放送されてたのに、いつのまにか放送せえへんようになってましてんなあ。司会は必ず宝田明やったような……。

 最後に井上センセへのお願いとして、機会があれば「美人」から派生する熟語の中でもネガティブな部類に入る「美人薄命」とか「白痴美人」とかは、いつ誰が使い始めたのか調べてみてほしいだす。不美人の妬み僻みが根源にありそうなんで闇が深そうだすよ。

『有頂天家族 二代目の帰朝』 森見登美彦

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有頂天家族 二代目の帰朝 森見 登美彦 幻冬舎

 【内容紹介】 from Amazon
 狸の名門下鴨家の三男・矢三郎は、親譲りの無鉄砲で子狸の頃から顰蹙ばかり買っている。「面白きことは良きことなり」という父の教えを胸に、誰もが恐れる天狗や人間にちょっかいを出しては、愉快に過ごしていた。そんなある日、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである“二代目”が英国より帰朝。狸界は大混迷し、平和な街の気配が一変する。しかも、人間の悪食集団「金曜倶楽部」は、恒例の狸鍋の具を懲りずに探している……。阿呆の誇りを賭けて、尊敬すべき師を、愛する者たちを、毛深き命を守れ! 待ちに待った毛玉物語、再び。愛おしさと切なさで落涙必至の感動巨編。

 ただ今、読み終えましたがな。

 まだ未読の方もおられましょうし、アニメ放送前なんで、ネタバレになる感想は書きまへんでぇ。

 とりあえず感嘆だけ。

 はぁー。(゚Д゚;)

 ひぃー。(>_<)

 ふぅー。(-。-)y-゜゜゜

 へぇー。(*'ω'*)

 ほぉー。(=゚ω゚)ノ

 で、やっぱりかぁー。

 そして……(今作も)風雲急を告げる金曜倶楽部の忘年会の夜は、ハード・デイズ・ナイトやっただす。

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