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Channel: なのにオイラは京都へゆくの?
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山よりも 今日のメインは 京都御所 《後編》

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 ▼ 人、多そうやなあ。

 ▼ 普段は閉まっている建礼門が開いている。ただしここから御所内へは入れません。

 ▼ 宣秋門が入り口なのだが、その前に簡単な手荷物検査があった。刃物・危険物の持ち込みは厳禁!

 ▼ 10:17 生涯初の京都御所探訪がスタート。

 ▼ 宣秋門をくぐると、まずはこんな場所。「順路」に沿って歩いていきます。

 ▼ 「御車寄(おくるまよせ)」。昇殿を許された者が参内する時の玄関なそうな。

 ▼ 「諸大夫の間(しょだいぶのま)」。参内した者の控えの間なそうな。三つのお部屋があって、身分の上下で通されるお部屋が違うらしい。

 ▼ 「新御車寄」。大正以降の天皇皇后両陛下の玄関なそうな。

 ▼ 白テントは休憩所とお土産コーナー。「ここだけでしか売っていない」というふれこみの和菓子やらグッズが販売されておったが、予算0円を由とするオイラは華麗にスルー。

 ▼ ここで送り火が見れたら、さぞやゆったり見れるんやろなあ。

 ▼ 承明門。奥に紫宸殿が見えるのだが通り抜けは不可。

 ▼ おっ、「蹴鞠」やったはる! 単純に球を蹴るんやなくて、作法があるらしい。例えば、誰々が蹴った球を誰某が蹴らないと終了できないとか。

 ▼ 生け花コーナー。

 ▼ 「紫宸殿(ししんでん)」。「左近の桜」はもう葉桜なり。

 ▼ 紫宸殿は、即位礼などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿だそうな。

 ▼ これが天皇の御座「高御座(たかみくら)」だ。

 ▼ 「右近の橘」。

 ▼ 天皇の日常御生活の場「清涼殿」には、御休息用の御帳台。狛犬のようなものが置かれているねえ。

 ▼ 「陣の座」。「いつもは扉が閉まってるのに今回は開いてるわ」とリピーターのご婦人。

 ▼ 「小御所」(手前)と「御学問所」(奥)。

 ▼ 五箇条御誓文などの儀式に使用されたという「大宗屏風(たいそうのびょうぶ)」。

 ▼ 「御池庭(おいけにわ)」。

 ▼ 天皇日常のお住まいとして使われた「御常御殿(おつねごてん)」には、当時を再現する人形展示。

 ▼ 各所にさりげなく井戸があった。

 ▼ 宮中御内儀の行事が行われた「御三間(おみま)」。

 ▼ 唯一咲いていた八重桜に人気が集中。

 ▼ 11:08 清所門が出口。

 公開最終日の日曜日ということで、老若男女、日本人、外国人と多種多彩な見学者が訪れておりました。割とスイスイ見学できましたが、ところどころで渋滞が発生しておりました。

 わいわいがやがやとした雑沓の中での見学だったので、「御所」が持つ歴史の重厚さとか様式美とかをあまり感じることができなかったのが残念でありまする。

 ▼ 御苑の桜を愛でる。

 ▼ 御所の鬼門「猿ヶ辻」。


 ▼ 染殿井。

 ▼ 御苑の森をしばし探検。

 ▼ 梨木神社の「染井」。京都三名水で現存する唯一の井戸水。マイルドな口当たりでござった。

 ▼ 紫式部の家だった蘆山寺。

 ▼ 鴨川でしばしの休憩。(-。-)y-゜゜゜

 ▼ カモが遊歩道を散歩しているのを初めて見た。

 ▼ 鴨川の水面を流れゆく桜の花びら。春の京都でしか見れない光景どすえ。

 ▼ 本日の歩行距離=12.3km。
(←クリックしよし)


『京の音 −音で体感、京の風景−』

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京の音―音で体感、京の風景 小松 正史,杉本 幸輔 淡交社

 【内容紹介】 from Amazon
 山・川・木など自然を育む音…祭・催事・民俗芸能・観光ガイド・商い・日々の生活の音…京都ならではの音風景が、あなたを驚きの世界へと誘い込みます。「ゴトーンゴトーン」「ギュイギュイ、ピーピー」「ぱちぱち、じゃらじゃら」…何の音だかわかりますか? 盛り沢山の音風景が本書からきこえてきます。本書と付録CDで音体感です。

 「京都」をタンノするには五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を研ぎ澄まさなければなりまへん。
 この本は、その「聴覚」に特化した偏愛京都者向け(?)観光ガイドブックでありますなあ。

 「京都」を感じるのに「音」はすごく大事な要素です。

 その昔、大阪の歩行者用信号機が「とおりゃんせ」を流していたころ、四条河原町交差点の信号機が「ピヨ、ピヨ」だったか「カッコー、カッコー」だったか忘れてしまいましたが、大阪とは違う信号機の音色を聞いて「京都へ来たぞい」ということを実感しておりました。

 付録CDには約46分もの「京都の音」が収録されております。

 祇園祭の「コンチキチン」や舞妓はんの「こっぽり」の音も収録されておりますが、それはあくまでもオードブル程度の扱いでしかありまへん。
 鴨川の上流と下流の音、宇治上神社の屋根を伝う雨水の音、御池通を走る車の音(2005年、2000年、1996年)、かぶらを千枚漬け用にスライスしている音、京町家の階段を上がり下がりする足音、などなどマニアックな音のオンパレード!

 個人的には豆腐屋さんのラッパと、銭湯で客のオッチャンが「あ〜、ええわぁ〜」と心底つぶやきながら湯船につかってはる音がベスト・トラックでした。和めまっせ。

 ▼ この人も音の旅人。

ディラン御大のジャパン・ライヴハウス・ツアー2014の最終日

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 アメリカの大統領とディラン御大が、アジアの片隅のこんな小さな島国にいてはるなんて、なんか不思議な感じがする今日この頃。

 4月23日(水)

 ▼ 18:30 やって来ましたZeppなんば大阪! 今宵がディラン御大のジャパン・ツアー最終日なのだ。

 ▼ 最終日とあって人が多そうやぞ。オイラは指定席ではないスタンディングなんで早く行かねば。

 4年前は18:30に会場へ行ったらホールの中央を陣取れたのだが、今日は満員。中央には行けそうにもないので、ドアを入ってすぐのホールの左側を陣取る。

 19:00 ライヴ・スタート。(時間をきっちり守るのは日本的でよろしいぞ、御大

 ディラン御大のライヴは日々セットリストを変えてくるのが常套だったのだが、今回のツアーはほぼ固定。オイラが苦手とする2000年代の作品群が目白押しなのだ。

 1曲目は「Things Have Changed」とわかっているのだが、オリジナルとは違うアレンジで歌うのはいつものスタイルなので、やはり最初は「???」になってしまう……。

 バンド編成は4年前と同じはずなのだが、音像が若干ショボク感じるのはオイラのホールでの位置取りのせいなのか……? サウンドが'40・'50年代風味なので、あたかも映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のアメリカン・ハイスクール的学園祭の雰囲気も濃厚であるが……。

 2曲目の「She Belongs To Me」で、いきなり御大の飛び道具であるハーモニカがフィーチャリングされると、そんな音がどうたらこうたらとかいうことが一切雲散霧消してしまうのだ。恐るべし、ディラン御大のミュージック・マジック! オイラの目の前にいた白髪のオッチャンなんか、一見おとなしそうなフツーの人やのに「ひゃっほぉ〜!」と叫びまくってたよ。

 買った当初は聴き込んでいたのだが、最近めっきり聴いていなかった最新オリジナルアルバム『テンペスト』(2012年リリース)全9曲中から6曲も演奏しはったぞい。御大のお気に入りアルバムなんやろうか? スタジオ録音盤で聴くよりも、やはりライヴの方が断然かっこよくすごい! ただし個人的に「Duquesne Whistle」のアレンジはスタジオ録音盤の方がよかったなあ。

 そりゃ、会場が盛り上がること必至の「Like A Rolling Stone」を聴きたかったわけやけど、今回はそれに匹敵するぐらいに盛り上がったのではないかと思われる「Tangled Up In Blue」を聴かせてもろうて、オイラは満足ですわ。あの盛り上がり具合を考えると、アンコールの「All Along The Watchtower」と曲順を入れ替えてもよかったのではなかろうか、ともさえ考えてしまった。

 4年前のライヴと比べると、ディラン御大の悪声はゲロゲロ声ながらも聴きやすくなっていたなあ。ボイトレしはったん?

Osaka, Japan
Zepp Namba
April 23, 2014

Act 1
1. Things Have Changed (Bob center stage)
2. She Belongs To Me (Bob center stage with harp)
3. Beyond Here Lies Nothin' (Bob on piano, Donnie on electric mandolin)
4. What Good Am I? (Bob center stage, Stu on acoustic guitar)
5. Huck's Tune (Bob center stage, Stu on acoustic guitar)
6. Duquesne Whistle (Bob on piano, Tony on standup bass)
7. Pay In Blood (Bob center stage)
8. Tangled Up In Blue (Bob center stage with harp then on piano on 4th verse, Stu on acoustic guitar)
9. Love Sick (Bob center stage with harp)

(Intermission)

Act 2
10. High Water (For Charley Patton) (Bob center stage, Donnie on banjo)
11. Simple Twist Of Fate (Bob center stage with harp)
12. Early Roman Kings (Bob on piano, Tony on standup bass)
13. Forgetful Heart (Bob center stage with harp, Donnie on viola, Tony on standup bass)
14. Spirit On The Water ((Bob on piano)
15. Scarlet Town (Bob center stage, Donnie on banjo, Tony on standup bass)
16. Soon After Midnight (Bob on piano)
17. Long And Wasted Years (Bob center stage)

(encore)
18. All Along The Watchtower (Bob on piano)
19. Blowin' In The Wind (Bob on piano with harp then center stage)

Band Members
Bob Dylan - piano, harp
Tony Garnier - bass
George Recile - drums
Stu Kimball - rhythm guitar
Charlie Sexton - lead guitar
Donnie Herron - banjo, viola, violin, electric mandolin, pedal steel, lap steel

 御大の体力への配慮なのか、今回のライヴは前半、後半の2部構成で、途中約20分の休憩があったのだが、休憩に入る間際、ディラン御大が日本語で「トモダチ、アリガト」と我々に言うてくれはったのにはビックリしたな、もう。

 ▼ 21:00過ぎ、ライヴ終演直後の様子。通路が狭くて、なかなかロビーまでたどり着けないのが難点。

 ▼ 今回もパンフレット(2000円)と帽子(3500円)を購入。

 ▼ これでオイラも「自由な石工」の一員でっせ〜。

 ▼ 生きるレジェンド、あの「ボブ・ディラン」と約25メートルの至近距離で出会えた喜び。

 ▼ 4年に1度の五輪の如く来日して、次回もまたZeppで演ってと願いながら、オイラは難波の風に吹かれて闇の中へと消え失せるのであった。

 やっぱりライヴは生がいい!

 ▼ (4年前もそうやったけど)バックのギタリストがチャーリー・セクストンやったんでっせ。ステージ中央に出てくるわけでもなく、今回は堅実なバック・ギタリストに徹してはりました。

第32回 春の古書大即売会

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 去年は行き忘れていたみやこめっせでの春の古書大即売会

 今年は忘れずに行ってきましたよ。

 5月4日(日)

 ▼ 9:41 やって来ました京阪・三条駅。

 ▼ みやこめっせへの道中、T字路で妙な道路標識を発見。右か左、どちらかを選択したならもう後には戻れまへんでという京都人の深い教えがあるのか、ないのか?

 ▼ 10:02 みやこめっせに到着。

 ▼ さっそく会場内へ入ってみる。

 ▼ 春夏秋と年三回行われる古本まつりで、唯一、春だけ「京都コーナー」が設けられている。各古書店舗の「京都本」が一堂に集められているのである。「京都本」漁りに余念がないオイラにとっちゃ、このコーナーはとてもありがたいのである。今年は3冊買っちゃいました。

 ▼ 12:00 会場を後にする。みやこめっせ前の元・京都会館はロームシアター京都としてリニューアル工事中。オープンは2016年1月なんやそうです。

 ▼ 緑がまぶしい東山の山並み。最近、大文字山に行けてないなあ。もう初夏の陽気なんで、さぞや虫天国になってるんやろうなあ。

 ▼ 古本まつりの真骨頂は真夏の糺の森にあり! 諸君、8月11日〜16日を忘れるな。

大文字山の脇道探検

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 大文字山には、まだまだオイラが歩いたことのない道がタントありますねん。

 5月6日(火)

 ▼ 三条京子ちゃん、アニメの放送が終わってもまだいたはったのね。

 ▼ このホワイトタイガーには品位を感じるなあ。もしやリアル・ジャングル大帝なのでは?

 ▼ 8:32 今日もやって来ました地下鉄・蹴上駅。

 ▼ 8:46 水路閣そばの鐘楼横から今日は山に入っていこう。まだ歩いたことがない道なのだ。

 ▼ 9:08 無事、七福思案処(東山39)に到着。

 ▼ ×の道に進行。よい子はマネしちゃダメ。

 ▼ 左に進むと東岩倉大日如来の遺構があるエリアに行くのは既に調査済みだが、右の道はどこに通じているのやら?

 ▼ 方向的に言って、トレイルコースに合流するのはほぼ間違いないのだが、どの辺で合流するのかが楽しみである。行ってみよう。

 ▼ あっけなく、トレイルコースの石の門のそばに出ちゃいました。再度、脇道に潜り込んで探検続行。

 ▼ てっ! 墓地発見。

 ▼ 元禄とか文政とか、約300年前の古いお墓のようである。


 ▼ 石垣と階段もある。

 ▼ おっ! 磐座のような巨石の上に五輪塔が建っている!

 ▼ この場所こそが、桓武天皇が一切経を埋めたという観勝寺跡なんやろうか?

 ▼ 一瞬、血の池かと思ってビックリ。この辺、赤土なんですわ。

 ▼ 蜘蛛の巣が多い歩きづらい道なき道になってきたので探検は断念。

 ▼ またもやお墓を発見。

 ▼ 無事、トレイルコースと合流。

 ▼ 大文字山山頂への道の途中の十字路を右折。この道もオイラは未踏なのだ。

 ▼ 軽快に坂道を下ると、こんな場所にたどり着いたぞ。

 ▼ 山科Cルートとつながっていたのね。人の往来が多かったトレイルコースと比べ、Cルートは誰も歩いていない。

 ▼ このまま歩いていくと山科に行ってしまうので、途中の防火貯水池の横から再び山の中へ。

 ▼ 結構、登り坂がきつい。

 ▼ 無事、トレイルコース「東山44-1」そばに合流。

 ▼ トレイルコースを大文字山方向に歩いておりますと、右手に最近できた新しい林道が目に入った。行ってみよう。

 ▼ この道も誰も歩いていない。

 ▼ このまま直進すると池の谷薬草園まで行ってしまいそうなので、左折。

 ▼ 11:02 大文字山山頂に到着。気温13℃。


 ▼ 11:19 火床に到着。気温17℃。


 ▼ 上空を旋回中のトンビに狙われないよう気にしながら、おにぎりタイム。

 ▼ 11:39 下山開始。

 ▼ たまには旧道を使ってみよう。誰も歩いていない。

 ▼ このまま下山するのも面白くないので尾根に登ってみる。

 ▼ 中尾城址の裏道から下山。右折するとどこに出るのか? 虫のいない冬場に行ってみたい。

 ▼ 護摩木運搬用のリフト。

 ▼ 12:14 無事、下山。

 ▼ あゝ、GWが終わっちゃうよ〜。

 ▼ 本日の歩行距離=10.6km。
(←クリックしよし)

 ▼ 次はどんなサプライズを用意してくれのか、大文字山。今日、想い出の道がまた増えました。

五分刻みの五山送り火

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 京都新聞 5月7日 から抜粋

 京都五山送り火連合会は7日、今夏の送り火(8月16日)から、点火時刻を一部変更すると発表した。点火時刻の変更は51年ぶり。「妙法」は午後8時5分、「船形」は同10分となり、それぞれ従来より5分早まる。今年から、五山が5分おきに点火されることになる。

 点火時刻は各山でまちまちだったが、観光業界の要請で1963年に固定化。左京区の「大文字」から右京区の「鳥居形」までを反時計回りに順次点火するようになった。今夏からは、午後8時=大文字、同5分=妙法、同10分=船形、同15分=左大文字、同20分=鳥居形−の順に点火される。

 ふむふむ、8時点火の大文字山から反時計回りで5分きざみでの順次点火となるのか。

 点火時間が覚えやすくなったのはありがたいでごんす。

 5分ごとに点火されていく全ての送り火を鑑賞しようと思ったら……今年はアソコか。

ディラン御大と京都 #2

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武道館(紙ジャケット仕様) ボブ・ディラン SMJ

 【内容紹介】 from Amazon
 78年作品。日本武道館で行われたボブ・ディランの初来日公演の模様を記録したライヴ盤。当初は日本のみのリリースであったが、その後全世界でもリリースされた。日本にとっては大事件となった初来日公演の2日間を録音。その中からベストテイクが選ばれた。【初紙ジャケ化・2013最新リマスター】

 このLPを買ったのはいつだったのだろう?

 リリース直後ではなくて、後追いで買ったので明確に覚えていないのであるが、ゆうに約30年の月日は流れているのであるなあ。Foever Young!

 最新リマスターされたというので、久しぶりに聴きたくなり買ってみましたよ。

 ハイテンションでもなくパンキッシュでもない、すごくマイルドでポップなサウンドのライヴ盤で、ディラン御大のアルバムの中では最も聴き入りやすいアルバムではないかなー。(代表曲がテンコ盛りで入門用に最適な1枚でごんす)

 ディラン御大のライヴ盤で、世間の評価が高いのは『偉大なる復活』と『激しい雨』の2枚なのであるが、当時のオイラも「『武道館』は悪くないぞ」と思ったものである。

 久しぶりに聴いて気づいたことは、今では無口なディラン御大も、この時は曲紹介を英語でしゃべったはるんですわ。それに、客の反応が薄かったといわれている割に、歓声と拍手は充分あるやないですか。
 スタジオ録音のオリジナルから大きく跳躍した「オー・シスター」のアレンジに、後の「フォーリング・フロム・ザ・スカイ」の萌芽が見受けられるぞい。
 再聴して新たな発見を見つけることは非常に楽しいのである。 

 さて、ここからが本題。

 ▼ ジャケット裏にディラン御大自身のライナーノーツが印刷されているのだが、その内容が今回最大の発見でござった。

 思えば思うほど、日本に多くのことを残してきたことに気づく──ぼくの魂、ぼくの音楽、そして料亭で出会った美しい芸者──彼女はぼくを覚えているだろうか? もし日本の人たちがぼくを知りたいのなら、このアルバムを聴くといい。また、京都龍安寺の石庭で、いまでも鳴っているぼくの心臓の鼓動を聴くといい──いつの日か、戻って強くよみがえらせるつもりだ。  ──ボブ・ディラン

 オイラは龍安寺に行ったことがありまへんねん。

ローソンで新福菜館を体感

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 ▼ ローソンで、京都の老舗中華そば専門店である新福菜館本店監修のやきめしを発見したぞい。

 新福菜館の店の前を何回か通ったりしているのだが、満員だったり、お腹が減っている状態でなかったりで、一度も店に入ったことがないオイラであった。

 新福菜館初体験であるのだ。

 色がかなり濃い茶色なので、そばめしのソース味を予想していたのだが、反してこの色の正体はお醤油(しょゆう)であった。
 ほほお〜、こういうお味なのか。諸君らもご賞味あれ。

 新福菜館の店では扱っていない冷し醤油ラーメンも同時監修で販売されているようだ。今回、ラーメンの方は売り切れていたようで、オイラは購入できなかったのだ。残念。


ローソンで新福菜館を体感 #2

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 ▼ ローソンで、京都の老舗中華そば専門店である新福菜館本店監修の冷し醤油ラーメンを買ってきたぞい。

 スープの色がかなり濃い茶色なので、さぞや濃厚なお醤油(しょゆう)味を予想していたのだが、反してこのあっさりした味は一体なんなんだ? あまり醤油臭くない醤油スープなのである。味覚音痴のオイラ的にはかなり微妙な感じがするのだが……完食。
 諸君らも、一度体感してみてくだされ。

使えるgoogleマップ「京都が出てくる本のデータ」

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 ▼ 「京都が出てくる本のデータ

 京都の図書館で働く図書館司書さんたちのグループが、小説やマンガに登場する京都の各スポットを地図上で確認できるようにしてくれてはったのである。

 この地図は、スマホ・アプリの「ご当地なび」にも組み込まれていて、現在地からスポットまでの経路も表示してくれるのであった。

 オイラ未読の「京都本」がぎょうさん紹介されておりますねえ。「京都本」探しにはもってこいなのであります。

 ただ、オイラが愛読している森見登美彦センセの作品群がまったくないのは、どないな理由ですのん? 随時更新してはるようなので、今後に期待しますえ。

国見山・交野山(こうのさん)縦走!

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 5月24日(土)

 最近、運気低迷気味のオイラなのだ。

 ひさしぶりに愛宕神社に行っておみくじを引いてみようと思ったのであるが(この神社は「大吉」率が高いように思う)、相変わらずグズでノロマのオイラはスタートダッシュに出遅れてしまい、「今から愛宕山に出発して探検して帰宅したら夕方6時過ぎるなあ。しんどいなあ」と考えてしまった。(-_-;)

 ならば近場でお茶を濁してみよう!

 ▼ 京都の山を歩くトレーニングのために大阪の山を歩く。

 ▼ 8:29 JR津田駅に到着。

 ▼ 駅前からおおさか環状自然歩道を歩きはじめる。

 ▼ 町中で、京都に縁が深い惟喬親王(これたかしんのう)と在原業平(ありわらのなりひら)に関係する池を発見。


 ▼ 9:04 第二京阪道路横の登山口に到着。

 ▼ 9:33 途中で国見山コースをはずれ、道なき道から尾根伝いに歩いて「夫婦岩」に行く。さっきまで、この岩の上で男性が法螺貝を吹いてはったのだが、オイラの気配に気付いてどこかへ行ってしまいはった。とてもシャイな人だったようだ。

 ▼ 9:44 国見山に到着。

 ▼ 小学生の遠足に遭遇。

 ▼ 10:10 白旗池を通過。

 ▼ 急坂。急階段。もうすぐ交野山の山頂らしい。

 ▼ 岩に梵字が彫られている。

 ▼ 10:32 交野山の山頂に到着。「観音岩」と呼ばれる巨岩は古代神道の磐座。どうして交野(かたの)市に交野(こうの)山なんやろうか? 呼び方を「かたのさん」にしてもらえまへんか。こんがらがります。

 ▼ 絶景ではあるが、高所恐怖症のオイラはちょっと怖いのである。

 ▼ 「この線より前に出るな」という意味で、岩に赤いラインが引いてある。

 ▼ 山頂付近に、三宝荒神を祀る祠があった。

 ▼ 次の目的地、くろんど園地をめざします。山頂から南へと下る道はプチ・アスレチック。


 ▼ 分岐が増えてきた。「せみしぐれの小路」から「こげらの小路」へと進む。


 ▼ 一旦、舗装道路に出て再び山道へ。

 ▼ 11:09 交野市野外活動センターの横を通過。

 ▼ おっ、山道の横に田園が広がっている。

 ▼ 田んぼの端の分岐。オイラは間違えて左へ進んだのだが、おおさか環状自然歩道は右の道が正解らしい。道標なし。

 ▼ 再び田んぼの横を歩く。カエル発見。

 ▼ 通行を邪魔するかのような、道にトラロープが張られているT字路に出た。右折。この時はまさか道を間違えているとは思ってもみなかったので、なんでやろう? と思っていた。

 ▼ 11:29 舗装道路と出合う。道標がないので右か左か直進か迷っていると、通り過ぎるバイク、自転車、車がみんな左方向に行くので、オイラも左を選択。

 ▼ 11:40 田園風景に集落が見えてきた。道標があったので見ると、くろんど園地を指す方向は、オイラが今まで歩いてきた道やないか! (;´Д`)

 来た道を戻っていると、くろんど園地から交野山へ向かっているという二人のご婦人に遭遇した。「交野山に行くには、この道とちゃいまっせ」と教えてさしあげた。オイラが間違えて歩いてきた道をレクチャーしたので、無事、交野山にたどり着けたのか気がかりであるが……。(^^;)

 ▼ 11:51 くろんど園地の入り口に到着。

 ▼ 湿地帯を歩けるように「八ツ橋」と呼ばれる回廊がある。

 ▼ バーベキュー広場。

 ▼ 園地案内書で「生駒山系まるごとハイキングマップ」(500円税込)を購入。

 ▼ しばらく、管理道路をひたすら歩く。

 ▼ 平坦な管理道路を歩いていても面白くないなーと思っていたら、やたら道標が乱立している場所が目に入る。

 ▼ 距離が消えているのが気になるが、展望台があるようだ。行ってみよう。

 ▼ たとえ息切れがしても、山道の方が楽しいのだ。

 ▼ 15分ほど歩いて展望台に到着。大阪市街地のビル群。

 ▼ 枝道がいっぱいある。

 ▼ 「ヤバイ」って何がヤバイねん? 回遊しているスズメバチは一匹確認しましたが。

 ▼ うへぇ! こんな鎖場を下りました。怖かった。

 ▼ 13:34 月の輪滝を通過。

 ▼ 13:56 京阪・私市(きさいち)駅に到着。

 ▼ 券売機そばの監視カメラの上にツバメが巣を作ってはります。


 ▼ くろんど園地内は木の枝から糸で垂れ下がっている尺取虫が多かった。てっ! ズボンのすそに……。

 ▼ 本日の歩行距離=15.5km。
(←クリックしよし)

 ▼ 交野山は夜景スポットでもあるらしいのだが、夜中にあそこに行くなんてオイラには無理。

インスタントで「京都」を味わえるのか?

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 ローソンストア100でインスタントの京都ラーメンを買ってみましたよ。

 ▼ その名も「ご当地グルメ 京都 まろやか豚骨醤油ラーメン」。

 ▼ 108円やと麺もスープもこんなもんか……けっこうなお味どした。完食。

 そもそも即席で「京都」を味わおうなんていう、その考え方が既に邪道であるなあ。偏愛京都主義者を標榜するならば、京都へちゃんと足を運ぶべきではないのか、このすっとこどっこい!
 でも、めんどくさいし……。

『京ことばの知恵』

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京ことばの知恵 河野 仁昭 光村推古書院

 【内容紹介】 from Amazon
 京ことばをめぐるエッセイ集。暮らしの中の京ことばに思いをめぐらせつつ、時代が変わっても一朝一夕に変化したり、断ち切られたりすることのない本質であり、伝統というべき京都文化の深層に近づく身辺雑記。

 「はんなり」とか「まったり」とかと語感が似たような言葉に、「ほっこり」という京ことばがおます。

 大阪人同士の会話では、フツー「はんなり」という言葉は出てきまへんが、「まったり」と「ほっこり」は年に一、二度ぐらいは使うことがあるように思います。(自分基準なので他の大阪人のことは知りまへんが)

 で、今回、この本を読んでて、オイラは「ほっこり」ということばをまったく誤用していたことに気づきましてん。「今日は長風呂してほっこりしたわ〜」とか「ほっこりした焼きイモやなー」とか、“ほっこり=暖かい”という意味でつこてましてんけど、(そういう意味も持ってますが)京都ではちゃいましてん。

 京都で「ほっこりした」は、「がっかりした」「疲れた」「いやになった」というような意味で用いられてましてん。

 京都検定公式テキストを読むと、

 ハンナリ 上品で明るく晴れやかなさま。主として、色あいについていうことが多い。「ハンナリした色あいやし、うれしオスナー」

 マッタリ 飲食物のとろんとした穏やかな口あたり。「伏見の酒はマッタリしてよろしオスナー」

 ホッコリ 仕事や作業が完了したが、思ったより手間取り、気分的に疲れを感じた時に使う。それがこうじるとクタビレ、シンドイと変化する。「やっと山も越えて、ホッコリシたわ」

 と書いたーる。

 「今日も職場でほっこりほっこりしたでぇ」と、畳みかけて用いてもエエんやそうです。

「ヤマノススメ セカンドシーズン」はKBS京都で放送されますのん?

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 ただ今、KBS京都テレビで毎週月曜日25:30〜絶賛(?)放送中の「ヤマノススメ1期」。

 7月からTOKYO MXとBS11で2期(ヤマノススメ セカンドシーズン)の放送が決定したようですが……もちろん、KBS京都ハンも放送してくれはりますよねぇ?
 ねぇ?

はぐれ道遠回り派、かいがけの道を行く(*_*)

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 京都の山を歩くトレーニングのために大阪の山を歩く。

 2週間ほど前、交野山(こうのさん)からくろんど園地へ歩いている道中、傍示(ぼうじ)あたりでオイラは一度道をまちがえているのだ。そのポイントがどこやったのかを検証するために、もう一度現地へ行ってみることにしました。

 同じ道を歩くのは面白くないので、今回は、奈良時代から河内と大和を結ぶ道として利用されたというかいがけの道(峡崖道)を歩いてみることにしよう。

 6月8日(日)のち

 ▼ 6:01 JR河内磐船駅に到着。

 ▼ かいがけの道の途中に龍王山への分岐があるようなので、龍王山にも登ってみよう。

 ▼ 案内板がまったくない。この道を進めばよいのかと早速不安がよぎる。

 ▼ 30分歩いて、ようやく案内板を発見したのだが、オイラがこれから行かんとする「かいがけの道」の表記がないぞ……石仏の道? 持参の地図を広げると……曲がる場所を通り過ぎてる〜!

 ▼ かいがけの道に行くには、この十字路で山側に進まなければならなかったのだ。道標なし。傍らに「弥生時代住居遺跡」の石標が建ってます。


 ▼ 「かいがけの道」の道標を発見。

 ▼ 住宅地を抜けると美しい田園風景。

 ▼ 6:57 まずは住吉神社で道中安全祈願。

 ▼ 神社の右に、かいがけの道の案内石柱がありました。レッツ・ゴー!

 ▼ 直進するとまたもや田園風景。畦道の横から山道へ入る。

 ▼ いきなり分岐。道標なし。どっちの道も道幅狭いし荒れているし、蜘蛛の巣だらけやんか……。

 ▼ この穴は何やろう?

 ▼ 一進一退を繰り返す。あまりにも蜘蛛の巣が多いので山への進行は断念。実はこの道、かいがけの道ではなかったのだ。オイラは道標を見落として山林作業路へ闖入していたのであったが、この時はそんなトンマなことをしているとはまったく思ってもいなかったのである。

 ▼ 7:50 別ルートで傍示に行くことにする。舗装道路なら道に迷うこともあるまい。

 ▼ このカーブミラーの向こう側に、何かありそうな気配がするぞ。

 ▼ そこは、交野市を見渡せるビューポイントでありました。


 ▼ さらに舗装道路を進むと、傍らに「南山弥生時代住居遺跡」の石標が建っていた。


 ▼ だんだん、龍王山に近づいているのを実感。

 ▼ 8:26 傍示の里に到着。

 ▼ 菅原神社の鳥居。崖の真下に建っているのでくぐっても前に進めない。トマソン? どうしてこうなっているのか謎である。

 ▼ 2週間前、道をまちがえていなかったら、この場所に出るハズだったのである。交野山方面に歩いて、まちがえた場所を検証してみよう。


 ▼ カーブせず、なんとここでオイラは直進してしまったのであるなあ。道標の矢印を見誤ってたんやー。

 ▼ 田んぼの端の分岐点。直進すると交野山。左折するとどこへ行くのか進んでみた。

 ▼ また分岐。右の登り道はどこへ? オイラは左の下り道を選択。

 ▼ 八葉蓮華寺の横を通過。

 ▼ オイラが町から歩いて来た舗装道路と出合う。では、いざ帰ろうぞ。

 ▼ 8:49 傍示側からかいがけの道で下山開始。

 ▼ 道幅が広い。ところどころに階段もあり整備されている。下山するまでに約20人ほどの老若男女とすれ違ったので、そこそこ人気のある道であるようだ。


 ▼ 8:55 龍王山への分岐点。石鳥居に到着。なんか荒れてる道やなあ。


 ▼ 蜘蛛の巣が多かったが、つぶしながら直登。次第に竹林になってきた。

 ▼ 9:13 竹林を抜け、龍王山(312m)山頂に到着。


 ▼ この磐座の上で、弘法大師が雨乞いの儀式をしたという伝説があるらしい。それゆえ、この巨岩は地元民から「龍王石」と呼ばれるパワーストーンであるようだ。ナデナデ。

 ▼ 9:27 石鳥居まで帰還。

 ▼ 9:29 かいがけ地蔵の前を通過。なむなむ。

 ▼ 今日はスズメバチを見かけませんでしたが、こんな注意書きが……。

 ▼ かいがけの道の各所に、「伏拝(ふしおがみ)」と呼ばれる石柱が建っていた。直接現地へ行って参拝できなかった古人の遙拝所であるらしい。

 ▼ かいがけの道の入り口付近にやってきたようだ。果たしてどこに出るのか?


 ▼ 9:43 振り返って撮影。うへ! ここか! オイラは道標に気づかず直進してしまい、誤って田んぼに行ってしまっていたのだ。

 ▼ 住吉神社にてしばし休憩。(-。-)y-゜゜゜

 ▼ 10:18 JR河内磐船駅に無事帰還。

 ▼ この駅も、券売機前にツバメが巣を作っていた。ツバメは電車が好きなんやろうか?

 ▼ 本日の歩行距離=13.0km。
(←クリックしよし)


インスタントで「京都」を味わえるのか? #2

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 近所のスーパーでインスタントの京都ラーメンを買っていたのを忘れていた。190円ぐらいだったかな。試食してみましょう。

 ▼ その名も「京都 背脂醤油味」。

 ▼ 後入れかやくの「九条種ネギ」を入れると、濃厚なネギの香りが食卓に漂い、食欲が増してくる。

 ▼ 麺は正直いまいちなれど、(天一の濃厚さには程遠いが)このスープはいける。にんにくペーストがさりげなく効いていて、けっこうなお味どした。完食。

 そもそも即席で「京都」を味わおうなんていう、その考え方が既に邪道であるなあ。偏愛京都主義者を標榜するならば、京都へちゃんと足を運ぶべきではないのか、このおたんこなす!
 でも、めんどくさいし……。

 ▼ いつの日か、北白川の天一総本店で濃厚こってりを食したいもんだす。

『怪談狩り』

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怪談狩り 市朗百物語 (幽ブックス) 中山市朗 KADOKAWA/メディアファクトリー

 【内容紹介】 from Amazon
 六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、仕事中の風俗嬢を見つめる女の顔、湖で釣り上げた西洋人形、トンネル工事で起こった不穏な振動、高校の演劇部に代々伝わる黒い子供、お笑い芸人の不謹慎なコント中に現れた女、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談――さまざまな人が遭遇した怪談実話を狩り集める。怪談ハンター中山市朗による、7年ぶりの怪談実話。満を持して放つ百物語!

 実は、『新耳袋』ファンのオイラであった。
 その著者の一人である中山市朗氏が七年の沈黙を破って上梓した怪談実話集とあらば、買わざるを得ないのである。

 さっそく読んでみました。

 夜、ひとり寝床で読んでいると、寝つきが悪くなりそうな怪異譚が目白押しなのである。

 数話収録されている山の怪異譚の中で、「禁断の山道」というエピソードが、常日頃、孤独に獣道を好んで歩いているぼっちトレッカーのオイラにはすこぶる怖かった。もし知らずに、そんな禁断の山道に入り込んでしまったらと思うと……〜(((((ペд゚)ヘオバケェ~ ヾ(;゚曲゚)ノ ギャアアーー!!
 本書では、そいつの正体は明らかにされてはいないのですが、(オイラは水木しげる先生の『日本妖怪大全』を読んでいるので)ガラッパか山童(やまわろ)の類ではなかろうかと考えるのである。
 諸君らも山歩きをするにあたっては、いついかなるときに物の怪に遭遇しても狼狽しないよう、常日頃からイメージ・トレーニングしておくことが肝要であろうぞ。

 京都の心霊スポットの有名処のひとつに「Y市の廃病院」があるのですが、数年前、そこへ肝試しで行こうとした若者の一人が近くの踏切で電車にひかれて死亡したんです。ニュースにもなったし、新聞にも掲載されたのでご存知の方も多いと思います。
 本書には、その時同行していた友人たちが見た、ひかれる直前の踏切での様子が書かれてありまして、こんなことがホンマに起こっていたとするならば、かなり激ヤバな場所のようです。事の次第を警察に説明したそうなんですが、信じてもらえなかったというのはうなずけます。

 物見遊山での心霊スポット巡りはやめておきましょう。

 ▼ 廃病院は山の中にあるようなので、まちがってオイラが行ってしまわぬよう、用心して山歩きしなければ。

絶対に負けられない戦いが、そこにはある (*`◇)ブォーーー炎炎炎炎炎炎炎炎炎炎炎

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 今回はオイラの妄想記事なので、読み飛ばしていただいてコケッコー。

 我が京都には蹴鞠の神様をまつる白峯神宮や、日本サッカー協会のシンボルマークである八咫烏を神紋とする熊野神社、八咫烏を奉ずる賀茂氏の氏神、上賀茂神社・下鴨神社などがございます。

 たぶん、サッカー関係者はワールドカップ前にそれぞれの神社に参拝してはるやろうし、サポーターの皆さん方も願掛けに行ってはるにちがいない。
 また、どこかの寺院では、「日本必勝」の加持祈祷が秘かに行われているであろうと想像する。

 ▼ 下賀茂神社の摂社、河合神社にて。(2013年撮影)

 日本人がそうであるならば、相手国の人々も自らの神に「必勝」を祈っていることであろうぞ。

 と考えると、サッカーのワールドカップは、単純に国別サッカーの技量競いというだけでなく、国対国の「神々と精霊の戦い」という側面もあるんやなかろうかと……ようわからんけど。

 まあ、一次リーグを突破してほしいのは山々なれど、とにかく「2014年のワールドカップで1勝はしときまひょうよNIPPON!」ということを、にわかファンのオイラは言いたかったわけでありますな。

 神サマお願い。

「ヤマノススメ セカンドシーズン」 7月9日よりKBS京都で毎週水曜日よる10:00〜

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 KBS京都で放送することが決まったようなのでめでたし、めでたし。

 ところでオイラは原作マンガを読んだことがないのでわからないのですが、カメラを持っている新キャラは誰なんでしょうかね?

あじさいまつりへの道は遠かった(+_+)

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 ▼ 長岡京市、柳谷観音楊谷寺にて、今年もありました「あじさいまつり」。

 今年はどの道を歩いて楊谷寺まで行こうかと検討を重ねておりましたのですが、夜半に雨が降っていたので、土の山道はぬかるんでいるだろうと考え、今回は安易に舗装道を歩こうかと思っておりましたのですが……。

 6月29日(日)のち

 ▼ 7:48 阪急・長岡天神駅に到着。あじさいまつりは10時からなので、着いたのが早すぎるぐらいやと、この時は思っておったのですが……。

 ▼ 長岡公園の池の横を通過中、ホバリング中のスズメバチに遭遇。

 ▼ 御陵道を西へ。

 ▼ あの山のNTTのアンテナのふもとに楊谷寺はあるのだ。

 ▼ 分岐。右の道が正解やったのだが、天皇御陵が気になって左に進んでしまった。

 ▼ 土御門天皇金原陵。四歳で天皇即位って朝廷も無茶しはりますな。


 ▼ 8:46 御陵道のドンツキ。山道に見られる119番通報ポイントの看板もあるし、ここが山への取り付きやとオイラは思い込んでいたのだ。


 ▼ 破線の道やと思もていたのだが、実は南西方向に進んでしまっていた。この時、地図を見ていれば……。

 ▼ マムシ注意!

 ▼ 池の横にある害獣防止のゲートを通る。

 ▼ カエルがたくさん生息している場所にはヘビもいるはず。

 ▼ 池のほとりの西谷地蔵尊で「なむなむ」。無事、柳谷観音に行けますように。

 ▼ 害獣捕獲用の檻。入り口、閉まってますけど……。

 ▼ これ、何やったっけ?

 ▼ この倒木の多さでは前に進めぬ。撤収。

 ▼ ところが不運にも、カラーテープを見つけてしまった。

 ▼ 方向違うけど、道がある。行っちゃおう。

 ▼ 谷を二つ越え、たどり着いたのはまたもや倒木エリア。撤収。

 ▼ 戻り道で新たな道を発見。行ってみよう。

 ▼ 分岐もある。どっちへ行けばエエんや?

 ▼ 道なき道で尾根まで登ると、踏み跡がはっきりした山道に出た。助かった。(^^)/

 ▼ 道標発見。天王山方向にオイラは歩いていた。( ;∀;) 真反対。進路変更。

 ▼ 10:07 竹林を抜け、やっと舗装道路の柳谷道に出る。

 ▼ 車が渋滞してると思ったら、道幅が部分的に狭いところがある道なので、対向のバスが立ち往生中だった。

 ▼ 10:34 歩行者のオイラは渋滞をスルッと抜けて、無事、柳谷観音楊谷寺に到着。

 ▼ そろそろ老眼傾向にあるオイラの目には、眼病平癒の霊水である独鈷水(どっこすい)が必要なのだ。

 ▼ 去年来たときには、こんなベンチなかったよなあ。

 ▼ あじさいを堪能。






 ▼ 11時から阿弥陀堂で和太鼓のライヴが始まる。

 ▼ 長岡京ガラシャ祭のマスコットキャラクター・お玉ちゃんが参道にいはりました。

 ▼ オイラは慈眼飴を購入。(350円)

 ▼ 11:28 そろそろ帰ろう。

 ▼ 柳谷から浄土谷への道に道標ができていた。

 ▼ ところが、浄土谷から柳谷への道はまだ道標がありません。分岐の電柱に書かれた文字が、もう判別できませんねえ。

 ▼ 11:51 今日は天王山コースをこぴっと歩いてみよう。

 ▼ 途中に一か所、京都方向が見える場所がありました。

 ▼ ハンカチ、忘れてはりまっせ〜。

 ▼ 12:13 天王山・小倉神社の分岐に到着。

 ▼ オイラは小倉神社方面に下山開始。

 ▼ 途中で出くわした橋のたもとの分岐にて。「大反射板展望台」てのが気になるが……今日はシンドイ。小倉神社へ。

 ▼ 12:40 小倉神社に到着。奈良時代に農耕の守り神として創建された古い神社で、平安京遷都後は、北東の吉田神社、南西の小倉神社と、京を守る鬼門除けの神社であるらしい。

 ▼ 舞殿から拝殿を望む。

 ▼ 拝殿の裏に回り込んでみると、地磁波を発生しているという場所があった。


 ▼ パワーストーンである。触っとこう。ナデナデ。

 ▼ 13:01 小倉神社を去る。

 ▼ 13:18 阪急・西山天王山駅に到着。

 ▼ この駅は、昨年末に開業した新しい駅なのである。まだまだキレイな駅舎でありました。

 ▼ 本日の歩行距離=13.2km。
(←クリックしよし)

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