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Channel: なのにオイラは京都へゆくの?
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落合橋

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 「保津峡の赤い橋に幽霊が出るらしい」という噂を聞いたことがあります。

 ずっとオイラは、JR保津峡駅前にある大きな赤い橋のことなんやと思っておったのですが、最近、2chを読んでいると、その赤い橋が「落合橋」のことやったんやと、今更ながら知りました。

 落合橋は、こじんまりとした和風の小橋で、オイラは何回か歩いたことがあって、怖い感じがするような場所ではなかったのですが……。

 ▼ 秋は紅葉のプチスポットでもありまする。


 ▼ 落合トンネルには、登山者姿の男性の幽霊が出るというのだが……。

 ▼ 入り口上部に「竭誠盡敬」というプレートがはめ込まれているのですが、何を意味してるのやら……?

 ▼ トンネルに入っても、出口がすぐそこに見えているので、閉塞感は感じられない。

 ▼ 保津峡駅方向に落合トンネルを抜けると、京都一周トレイル「西山5-2」道標がございます。

 ▼ 道標のすぐそばに、保津川と清滝川との合流点を上から俯瞰できる絶景展望ポイントがあるのだ。

 この崖は、時代劇やサスペンスドラマのロケに使われていたりするそうな。
 ▼ 道が崖の下まで通じております。

 保津峡の道なき道は、急斜面すぎて命がけであります。場所によってはお助けトラロープがあるところもありますが、ロープが切れたら「ハイ、それまーでーよ」。
 滑落によって不慮の事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。合掌。


なんかうれしい。

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 ついさっき、たまたまテレビをつけたら「山村美紗サスペンス 狩矢父娘シリーズ(16) 京都・嵐山〜鵜飼い殺人事件!」てのをやってたので途中から観てたんですが、

 以下、ネタバレ注意!

 知ってる場所が殺害(未遂)現場やなんて、たとえドラマでもテンションあがりますなあ。

 宮本真希さんが阿知波悟美さんの後頭部を殴打した現場。オイラが何回か歩いた場所だったので、ココ知ってるココ知ってるてな感じで、ちょっとうれしかったのだ。

 嵐山公園(亀山地区)内です。

 元祖・テキサス親父(笑)の勝野洋さんも歩いた道。「太陽にほえろ!」世代の聖地として認定!

 ▼ 土曜ワイド劇場主題歌。

今度のディラン御大の新譜はマジやばい( ゚Д゚)

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ザ・ベースメント・テープス・コンプリート:ブートレッグ・シリーズ第11集 (デラックス・エディション)BOX ボブ・ディラン ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

 【内容紹介】 from 公式HP

 8月27日、ソニーミュージックから宣伝メールが届いてましてん。

 京都市出身のみうらじゅんさんも大好きなボブ・ディラン御大のブートレッグ・シリーズ最新作が11月に発売されるんやって!

 しかも、あのベースメント・テープスでっせ!

 去年発売された来日記念盤「サイド・トラックス」のライナーノーツには、次回のブートレッグ・シリーズは「血の轍」セッションが予定されていると書いてあったのに……予想だにしていなかったザ・バンドとのベースメント・テープス・セッション、138曲!

 世界初のブートレッグ(海賊盤)「グレイト・ホワイト・ワンダー」の元ネタ・セッションなので、(今後ブートレッグ・シリーズがどのくらいリリースされるのかわかりまへんが、)ブートレッグ&ロック史上最重要アルバムとして、ベースメント・テープス・セッションはこのブートレッグ・シリーズの掉尾を飾るもんやとてっきり思てました。

 2015年の目前に、唐突にリリースされる理由は如何なるもんでっしゃろか? ディラン御大のいつもの気まぐれ?

 たしかジョン・タイターの予言に、2015年に第三次世界大戦勃発てのがあったような……信じるか信じないかはあなた次第。

セブン-イレブンで九条ネギのあんかけうどんを買う

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 ▼ 九条ネギとあんかけうどんのコラボレーションが、いかにも京都風情を醸し出しているのはよろしおすなあ。買うてみましたよ。

 ▼ くどいほどに入っている九条ネギのお味が、やはりくどいように思いましたけど……完食。

トレッキング・ムービーとしての『隠し砦の三悪人』

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隠し砦の三悪人【期間限定プライス版】 [DVD] 三船敏郎,上原美佐,千秋実,藤原釜足,藤田進 東宝

 製作・監督・脚本: 黒澤明
 脚本: 菊島隆三、小国英雄、橋本忍
 出演: 三船敏郎、千秋実、藤原釜足、上原美佐、藤田進、志村喬

 【あらすじ】 from Amazon
 戦乱の世の中、隣国の山名家と戦い敗れた秋月家の侍大将・真壁六郎太(三船敏郎)は、世継ぎの雪姫(上原美佐)を擁して隠し砦にこもり、軍用金とともに同盟国・早川領への脱出を試みる。
   黒澤明監督作品中でも、ハリウッドの時代大作を凌駕するスケールの大きさが誇らしいビッグ・エンタテインメント時代劇大作の優れもの。馬で逃走する敵を主人公が追いかけ、背中から真一文字にぶった斬るといったダイナミックな殺陣の数々は、その後のハリウッド映画アクションものでさまざまな形で流用されている。また、主人公らにまとわりつくふたりの農民(千秋実&藤原鎌足)も、後のアメリカ映画 『スター・ウォーズ』のロボット・コンビのモデルにもなった。いよいよ早川領への脱出シーンの際に、そこで主人公の味方となる旧敵(藤田進)が叫ぶ「裏切り御免!」は映画史上に残る名台詞。映像の1秒1コマに至るまで、ぴったり合わせた佐藤勝スペクタクル音楽の素晴らしさも特筆ものである。(的田也寸志)

 この映画、特に「京都」とは関係ありまへん。

 最近初めて観ましてん。

 シリアスな内容の作品が多い黒澤映画の中で、ユーモアたっぷりなエンタメ映画でありました。

 山の中を歩く、歩く。

 これは立派なトレッキング・ムービーではあるまいか、と思った次第でおます。

 ▼ 秋月領から同盟国の早川領に脱出したいのだが、秋月・早川の国境は敵国・山名の見張りが強固である。敵の裏をかいて、秋月領から山名領経由で早川領へは、警備が手薄で脱出しやすいのではなかろうか。安易な山越え計画が実行されるのだ。

 ▼ 川原で金の延べ棒を探す。

 ▼ 隠し砦は岩山の中。

 ▼ 急斜面のガレ場。

 ▼ ガレ場は登るのが大変そう。

 ▼ この岩山のロケ地が、西宮市の蓬莱峡っていうトコなんやって。

 ▼ 六甲山系には行ったことがないので、一度行きたくなるやんか。

 ▼ 林道を歩く。


 ▼ 樹林帯を歩く。


 ▼ この斜面はキツそうだわ。

 製作されて50年以上たつというのに、この映画の面白さは色あせておまへんなあ。CGのない時代に、城から逃げる「モブシーン」は超弩級の迫力。やや冗長なシーンはあるものの、さすが名作、ハラハラドキドキしながら最後まで観てしまいましたで。

 近年公開されたリメイク作品も観てみましたが、オリジナルの足元にも及ばない駄作。

 千秋実の役回りを松潤にして恋愛要素を入れちゃった。それに、オリジナルにない男色キャラを登場させることに何か意味があったのか?
 阿部寛六郎太の頑張りと、長澤まさみ姫のカワユさだけが救い。
 黒澤映画をアイドル映画にしようという発想、企画する感性からして奇異である。電通が絡むと、品位ある日本の名作も、リメイクという名のもとに改悪されまんのか……ようわかりまへんけど。

 邦画よ、どこへ行く? 内容の薄い、ノー天気おバカ映画は、ハリウッドにまかしてりゃエエじゃないか。

さてみなさん、第2回京都本大賞のノミネート作品が発表されたんです。

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 9月7日の京都新聞から抜粋。

 数多い京都を舞台にした小説の中から、みんなに読んでほしい作品を選ぶ「京都本大賞」の実行委員会は、第2回大賞の最終ノミネート3作品を選んだ。10日から受け付ける一般読者の投票も含め、11月3日に第2回大賞を発表する。

 「聖なる怠け者の冒険」(森見登美彦)は、宵山の祇園祭を舞台に「ぽんぽこ仮面」という正義の怪人をめぐり、特徴のある多くの登場人物が冒険を繰り広げる。「テ・鉄輪(かなわ)」(入江敦彦)は、京都のカフェを舞台に、女主人が人々の縁や因果などを次々に断ち切っていく怪奇な話。「光秀の定理(レンマ)」(垣根涼介)は、「確率論」を盛り込みながら、戦国に生きる明智光秀と周囲の男たちの生きざまを描く。

 「京都本大賞」実行委員会の人は、オイラのブログを秘かに読んでいるのではないかいな?

 と思ってしまうほどに、第2回のノミネート作品はオイラの嗜好とシンクロしているのである。

 オイラは森見センセ、入江センセの愛読者であるし、(垣根センセの御本を拝読してことはないが)明智光秀ファンなのである。

 こうなってしまうと、どの作品を選べばよいものか、ちと迷ってしまうのであるなあ……。

 

 ところがどっこい、「文芸書は、文庫になるまで待とうホトトギス」を座右の銘としているオイラである。今回の3作品はすべて高価な単行本なので、買ってまで読んではいないのでありました。

 何してはりますのん、京都府書店商業組合の人。京都府の書店業界にまで影響を与えたもう(?)オイラに、早よ10000円分の全国共通図書カードを送ってきなはれ。

 そしたら読むんやけどなー。

Undercover Dangerous

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 今、これを読んでいる全国のお坊ちゃま&お嬢ちゃまたちに告ぐ。

 今回は「大人ネタ」なので、かちこいお子ちゃまたちの諸君らは華麗にスルーするべし。

 健闘を祈る。

 とある敬老の日の昼下がり。

「あなた、生粋の京都阿呆ですよね。うひょひょひょひょ」

 「偏愛京都主義統括委員会」と名乗る謎の人物から、「一日一善」と表書きされたDVDを無理ヤリ手渡された。「早く見ないと、このDVDは自動的に消滅するんですよ」

 恐ろしいので可及的すみやかに視聴してみた。\(^_^)/

 【内容紹介】 from 公式HP
 Kyoto Japan. Agent William Dangerous is airdropped into the Kyoto mountains with his trusty one hundred and fifteen thousand dollar Fisker Karma. Once there his mission is to meet Agent Cindy Starfall and Special Agent Marica Hase for debriefing. But Agent Dangerous takes an unexpected detour to meet his one and only love, and now rogue agent, Red One.

 ▼ 冒頭がこれである。期待してしまうやないですか。

 ▼ 次のシーンがこれ。京都の山? 全然違いますえ(怒)!

 ▼ 主人公である諜報員の彼は、敵の女スパイに命を狙われる。

 ▼ 忍者風黒ずくめの男たちにも襲われる。ハラハラドキドキやー。(笑)


 ▼ 味方女スパイとの情報報告会か? もはやエキゾチック・ジャパーンであるなあ。

 ▼ 血沸き肉躍るサスペンスかと思いきや、全編の80%以上をモザイクで自主規制せねばならん内容だったのだ!

 主役(?)のMarica Hase (まりか)さんは、その筋では逆輸入された日本人女優として有名らしいのだ。

 彼女へのサービスのために、外国人スタッフは急こしらえの日本(しかも京都!)を設定したんやろうねえ。

 ▼ メーキング・シーン。

 ▼ 手ぇ抜いてはるのか、がんばってはるんか、よーわかりませんが、「祭」の提灯は評価しよう。

 トンデモ過ぎる京都をタンノできる一篇でおましたなあ。

愛しあってるかい! 第3話・第4話

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フジテレビ開局50周年記念DVD 愛しあってるかい! DVD-BOX 陣内孝則,小泉今日子,柳葉敏郎,近藤敦,藤田朋子 ポニーキャニオン

 【内容紹介】 from Amazon
 89年に放映された野島伸司脚本、陣内孝則と小泉今日子主演のラブコメディの6枚組。原宿にある男子校の男性教師と女子校の女教師が、互いの生徒らを巻き込みながら青春を謳歌する姿を描く。全10話と90年放映のスペシャルドラマを収録する。

 ▼ つい最近、ネットで拾った画像を見て、京都ロケの回(修学旅行の話)があったよなあと昔を回顧してみました。

 25年前は毎週月曜日の夜9時を楽しみにしていたオイラでありましたが、今見ると超弩級にクソつまらんドラマなので早送りしてしまいましたよ。

 ロケ地をサクッと確認しておこう。

 ▼ キョンキョン率いる表参道女子高校が最初に訪れたのは二条城。

 ▼ そして車折神社。芸能上達の御利益を授かるために、この神社でロケを行ったのだろうか?

 ▼ 三年坂を登って清水寺へ行くと思わせといて……。

 ▼ 陣内孝則率いる男子校・南青山高校は祇園・巽橋へ。

 ▼ 次に八坂神社へ来て受験合格祈願。

 ▼ 両校が嵐山・渡月橋で鉢合わせに。

 ▼ (亀岡の乗船場への移動シーンはカットされていたが、)保津川下りを体験。

 ▼ 両校とも、今はなきホテル嵐亭で一泊後、翌日は比叡山延暦寺へ。

 当時、まだJR京都駅は3代目の駅舎で、現在のハイカラな駅ビルになってない時代なのである。
 微細に見ればかなり変わっているのでしょうが、画面に映る京都の風景は、今も25年前もほぼ同じように見えましたよ。


森見登美彦氏に会いに、アニメ「有頂天家族」イベントへ出かける

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 みやこめっせでやってはる京都国際マンガ・アニメフェア2014(京まふ)の連携イベントとして、京都コンピュータ学院・京都駅前校 大ホールにて「「有頂天家族」トーク&上映会〜弁天セレクション〜」というイベントがあるというので行ってみたのである。

 スペシャルなゲストとして、原作者の、あの森見登美彦氏がやって来はるというのだ。

 9月21日(日)

 ▼ 13:14 やって来ました京都コンピュータ学院・京都駅前校。

 ▼ 中に入るとこんな感じ。

 ▼ 1階フロアーには大昔のコンピュータが多数展示されております。


 ▼ 6階の大ホール前には「有頂天家族」の物販コーナーがありました。

 ▼ 今後、ここへ来ることもなさそうなので、窓からの風景を撮っておこう。

 ▼ 愛宕山は見えても、大文字山は見えまへんな〜。

 ▼ 東寺も見える。

 ▼ 大ホール。本来はクラシック・コンサート用のホールらしい。

 13:30〜16:25 弁天様に関わる回をセレクション上映。

 【1話、3話、4話、5話、6話、12話、13話(最終話)】

 上映素材がBDであっても、大画面で見るとなんだかぼやけた感じがするなあ。

 再度見直すと、結構、タバコを吸ってるシーンが多いのだ。

 6話が終わった時に我慢できず一旦退館。1階玄関横の喫煙コーナーへ。(-。-)y-゜゜゜

 15:45ころだったか、玄関前にタクシーが2台停まり、白い着物姿の女性が降りたのを見たのだが、もしかすると今日のトークの出演者だった弁天役の能登麻美子さんだったかもしれないし……違うかもしれない……。
 そもそもオイラは能登麻美子さんの顔を知らないのである!

 16:35〜17:15 トークセッション

 司会は、KBS京都ラジオ『森谷威夫のお世話になります!!』でラジオカーレポートしてはる三崎智子さん。

 「有頂天家族」のOP曲とともに、プロデューサーの堀川憲司さん、監督の吉原正行さん、弁天役の能登麻美子さん、原作者の森見登美彦氏が舞台に登場。(司会者を含め、京都らしく全員着物姿)

 オイラにとっちゃ、初めてのナマ森見登美彦氏である。

 いろんな媒体で見た写真そのままの感じの人でしたなあ。(フォトショで加工していないのが素晴らしい!)

 創作秘話として、弁天のキャラ設定は厳格に決めておらず、弁天が満月を見て悲しくなる理由がわからないと、原作者本人が言うてはりました。それってどーなん?

 そして気になる第2部の原稿は……キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!

 来週か再来週ぐらいにできあがるのだとか。

 上梓は来年2月ぐらいになるというビッグなニュースを、ご本人の口から聞けてよかったでごいす。

 ▼ 上映会中は空席が多かったが、トークセッション前にはほぼ満員。トーク終了後、エレベーター前は混雑してるので、オイラは階段で帰ることにしました。

 ▼ ナレーションは能登さん。「能登かわいいよ能登」

賀茂茄子カレーを食べてみた

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賀茂茄子カレー 200g 株式会社京野菜かね正 株式会社京野菜かね正

 【商品説明】 from Amazon
 賀茂茄子は身がしっかりつまっていて荷崩れしないのが特徴。 油との相性もよく煮込めば茄子本来の甘みが溢れます。 カレーの中に旬の時期に収穫した賀茂茄子を贅沢にゴロゴロと入れ、賀茂茄子の美味しさを味わって頂くために具材は牛肉ミンチと茄子で仕上げました。

 「鹿カレー」が欲しくてジェイアール京都伊勢丹の地下食料品売り場へ行った際、目的の鹿カレーがなかったので、「賀茂茄子カレー」と「賀茂とまとカレー」を購入。

 大阪人には珍しい賀茂とまとのカレーは、日夜珍味を求めて彷徨しているという美食家の某に進呈いたしましたところ、後日、「とまとの酸味が効いていて、ボクは好きな味でした」とのたもうてました。

 ならばオイラは「賀茂茄子カレー」を食べてみよう。

 個人的な意見を書かせてもらいますが……オイラ一押しのローソン100のレトルトカレーには及びまへんが、まずは及第点。(^^;)

 けっこうなお味どした。完食。

幻の真田山を探せ!

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 京都の山を歩くトレーニングのために大阪の山を歩く。

 2016年のNHK大河ドラマは、真田信繁(幸村)が主人公の「真田丸」なのである。

 時代の最先端を突っ走っているオイラは、ブームが到来する前に、真田丸があった真田山へ赴くのであった。

 だが待て、しばし……。

 ▼ 真田丸の復元想像図。

 ▼ 1837年に作成された大坂の地図。

 えっ……!? 1614年の大坂冬の陣で活躍した真田丸の復元図には山は描かれてへんが、江戸期の古地図には山の絵が描かれてあるやん? どないなってんの?

 ▼ 現代の大阪には「真田山」という町名は残っているが、一般的な「山」を想起する風景はないのである。

 だが待て、しばし。

 大阪には標高4.53メートルの天保山という、れっきとした「山」があるやないですか。

 富士山も「山」なら、天保山も「山」。坂の多い真田山町周辺も、ちょいと小高い「山」と言えなくもないのであるなあ。

 9月28日(日)

 ▼ 6:39 JR玉造駅に到着。

 まずは、真田丸の東端とされる場所に鎮座している三光神社へ行ってみよう。

 ▼ 三光神社前にあるお地蔵さんの祠に寄ってみた。

 ▼ お地蔵さんの縁起には、「当時現在の三光神社高台は之を姫山と称し之より北方台地を宰相山と呼べり。豊臣の家臣真田幸村この両台地を地均して真田山と称し大阪城外部出丸となせり」と書いてある。この文章が真実やとすると、古地図に描かれた一般的「山」は元からなく、高台の台地しかなかったってことか……。

 ▼ 6:53 三光神社に到着。(上記古地図では「イナリ」と表記されている)

 ▼ 拝殿。信繁公の赤い甲冑が置いてある。


 ▼ 大阪七福神めぐりの寿老人を担う霊場でもあるので、寿老人の像が建っている。

 ▼ 寿老人の足元にネコ発見。突然、「ミャーオー、ミャーオー」と鳴き出したぞ。

 するともう一匹、「ミャーオー、ミャーオー」と鳴きはじめた。けれど姿がない。
 ▼ 拝殿の屋根の上におった!

 ▼ 寿老人ネコは木をスルリと登り、拝殿屋根ネコに近づいていった。テリトリー争いなのか、両者、鳴き声威嚇合戦である。次の展開がどうなるか、3分ほど見ていたのだけれど、この状態がずっと続いているので飽きてきたぞ。オイラは拝殿前から離れたが、鳴き声はずっと聞こえてましたよ。( ;∀;)

 ▼ 多くの神社の拝殿は南向きなのに対し、三光神社は東を向いている。大昔には生駒山が見えたんでしょうね。

 ▼ 三光神社には、真田信繁像と真田の抜け穴跡があるのだ。

 ▼ 哀しや、信繁公のお股はクモの巣だらけやった。( ゚Д゚)

 ▼ この抜け穴は大阪城に通じているとか、市内各所に出口があり、冬の陣では徳川軍を翻弄したとか、そういう話を聞いたことがある。

 ▼ 中には入れません。入り口から内部を撮影。

 ▼ 三光神社に隣接している宰相山公園。かつてオイラはここで夜桜花見をしたことがある。

 ▼ その時、真田山陸軍墓地があるのを人から教えてもらったのだが、あいにく夜桜の時は真っ暗で見通しが悪く、全貌がつかめなかったのである。


 ▼ 今日初めて陸軍墓地に入ったのだが、広い、広い。大阪の市街地とは思われぬ雰囲気が漂っているねえ。

 ▼ 納骨堂。

 ▼ 墓地の片隅、三光神社の裏にお地蔵さんが鎮座していた。なむなむ。


 ▼ 墓地に隣接する真田山小学校は、今日が運動会のようだ。

 ▼ 墓地内を横切って歩いていく人を見た。地元民は墓地の外周を歩くより、内側を斜めに抜けた方が近道になることを知っているのだ。「真田の抜け道」である。

 ▼ 7:24 心眼寺坂にやって来た。坂の右側の大阪明星学園が古地図に記された「真田山」なのだ。

 ▼ 心眼寺坂の途中にある心眼寺。真田信繁と息子大助の供養の為に建立されたお寺であるそうな。


 ▼ 心眼寺の山門から見える大阪明星学園。大昔、ここに「真田山」はあったのか? なかったのか?

 ▼ 大阪明星学園の校舎を「山」やと妄想しておこう。オイラのGPSでも、今日歩いた中でこの交差点付近が標高35mで最も高い位置でした。

 ▼ 上の交差点から西へ200mほど移動すると、信繁公が戦勝祈願しはった鎌八幡がある。

 ▼ 歩道橋の上から、「真田山」があったであろう方向(右側奥)を臨む。

 ▼ 真田山小学校も高台の上に建っているなあ。

 ▼ 真田山公園も園内に高低差あり。

 ▼ 来る11月1日にはここで天王寺真田幸村博のイベントが開催されるようだ。「赤い彗星」シャア・アズナブルのCV・池田秀一氏のトークライヴもあるぞい。

 ▼ 真田家の家紋である六文銭をあしらってある花壇。

 ▼ 背中に哀愁漂う真田山公園ネコ。

 ▼ 真田山公園裏には騎兵第四連隊の忠魂碑。

 ▼ 忠魂碑から西へ100m、弥栄神社という小さなお社がある。

 ▼ 「弥栄」というからには京都・八坂神社とゆかりがあるのであろう。参拝。

 ▼ 坂を下った弥栄神社あたりに、かつて味原池という大きな池があったのかなあ。

 ▼ 弥栄神社から南へ300m、産湯稲荷神社。

 ▼ 鳥居をくぐってすぐ右手にお地蔵さんが二体並んでいる。

 ▼ おっ、これは珍しや。お地蔵さんのキツネ型はレアであるぞ……というかキツネは地蔵菩薩なのであろうか? とりあえず、なむなむ。

 ▼ 大昔、この一帯は桃の林で、景勝地であったらしい。

 ▼ 拝殿。

 ▼ 今日は墓地をさまよったので、清め塩を授与してもらう。

 ▼ 8:37 JR鶴橋駅に到着。

 ▼ 本日の歩行距離=4.2km。(↓クリックしよし)

 ▼ 「六文銭」と言えば、真田幸村よりもオイラ的には小室さんなのだ。

つじあやの氏に会いに、「ニュイ・ブランシュKYOTO 2014」へ出かける

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 「ニュイ・ブランシュ」てなんざんす?

 毎年10月、ミーの故郷おフランスの首都パリで開催される、一夜限りの現代アートの祭典なんざんすね。

 京都とパリは姉妹都市なんで、今宵、京都市内35ヶ所で現代アートのイベントが開催されていたざんす。

 10月4日(土)

 イベント会場の一つ、京都国際マンガミュージアムで、つじあやの氏のライヴがあるというので行ってみたざんす。


 ▼ マンガミュージアム自体は18時に閉館してたざんすが、ミーはここへ来たのが初めてだったので、記念に建物内部の一部を撮影してみたざんす。


 ▼ このミュージアムは小学校の跡地を再利用しているざんす。グリーンの人工芝を敷き詰めた元校庭での野外ライヴざんす。

 20:40〜21:05

 【セットリスト】
 1.クローバー
 2.涙はらはら
 3.たんぽぽ
 4.風になる

 シェー!
 2曲目はアニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」の主人公・伏見いなりちゃんのキャラソンで、CVの大空直美さんが歌ってはるバージョンしか世に出回っていないざんすよ。
 楽曲提供者のつじあやの氏ご本人が歌っているバージョンは、まだCD化されてない貴重なレア曲ざんした。

 暑くもなく、寒くもない、ちょうどエエ塩梅な中で、ウクレレ弾き語りのシンプルなつじあやの氏の歌に和まされたざんす。
 来年は、もうちょっと尺を長くしてライヴしてほしいざんすよ。

 ▼ シェー、市役所がピンク色にライトアップされてたざんすー!

11月のお楽しみ 『地下室』完全版を予習してみた

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地下室(ベイスメントテープ)(紙ジャケット仕様) ボブ・ディラン&ザ・バンド SMJ

 【内容紹介】 from 公式HP
 1975年作品。1966年にオートバイ事故にあったディランは活動を休止しウッドストックで半ば隠遁生活を送っていた。謎めいたこの時期に(1967年4~10月)、ザ・バンドと共にビッグピンクと呼ばれた家の地下室でプライベート録音。本来は、音楽出版社に送るデモテープとして録音。録音からおよそ8年を経て陽の目を浴びる。当時70曲あまりを録音したと伝えられているが、今作には24曲が収録。休養しながらも旺盛な制作意欲で素晴らしい曲を作り続けていた60年代半ばのディランを伝える作品。

 オイラがこのアルバムを初めて聴いたのは、アナログLPから初CD化された1987年暮れ。

 当時は打ち込みのデジタル音楽が全盛やったので、そんな音楽に耳を毒されていたからこのアルバムの音像は相当きつかった。

 暗い。重い。(*_*;

 元々レコードとして発表する予定ではなく、民生用テープレコーダーで録音された言わばラフな音源なので、耳触りがまったくクリアでないことも一つの要因でもある。

 2枚組CD、4800円の大枚をはたいて買ったものの、あの頃はあまり聴かなかったのであるなあ。

 この音像のわびさび具合のよさを理解するには、まだオイラの耳は未熟すぎたのであった。

 しかしながら、ディラン御大が絡まないザ・バンド単独演奏の8曲は割と音もよく、中でも「ベッシー・スミス」はザ・バンドのベスト・アルバムに入れてもおかしくないと思える名曲なのだ、個人的感想やけど。

 後年、ザ・バンドの単独演奏は、ビッグ・ピンクの地下室セッションで録音されたものでないという噂を聞いて愕然とした。今回の『完全版』には未収録になってるので、その噂はホンマやったんや~。

 『完全版』が発売されてしまうと、逆にこのアルバムの存在価値は、「ザ・バンド名義のオリジナルアルバム未収録の8曲が聴けるアルバム」になってしまうのか……。プロデュースしたロビー・ロバートソンの先見すぎる明でござった。

 なにはともあれ、完全版発売日の11月19日が待ち遠しいのである。

 レコード会社に送られたデモテープからカバー曲が多く生まれ、当時、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」以降サイケ一色と言って過言でないロック・シーンに、カントリー・ロックという新たなトレンドが生まれていくのであるなあ。スゴイぜ、ディラン御大!

 ▼ 火の車

 ▼ なにもないことが多すぎる

 ▼ アイ・シャル・ビー・リリースト

 ▼ クイン・ザ・エスキモー

 ▼ おねがいヘンリー夫人

 ▼ 100万ドルさわぎ

 ▼ ドアをあけて

 ▼ 火の車

 ▼ どこにも行けない

 ▼ なにもはなされなかった

 ▼ 怒りの涙

いかりの涙、かなしみの涙
なぜわたしがいつもぬすびとにならなくてはならないのか?
さあ おいで、わかってるだろう
われわれはすごくさびしくて
いのちはみじかいのだ

訳/片桐ユズル

幻の真田山を探せ!#2・真田幸村の謀略(1979年公開)

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真田幸村の謀略 [DVD] 松方弘樹,寺田農,あおい輝彦,ガッツ石松,森田健作 TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

 監督:中島貞夫
 脚本:笠原和夫/松本功/田中陽造/中島貞夫
 出演:松方弘樹/寺田農/あおい輝彦/ガッツ石松/森田健作/火野正平/真田広之/梅宮辰夫/片岡千恵蔵/萬屋錦之介

 【あらすじ】 from Amazon
 関ヶ原の戦いに敗れた真田幸村(松方弘樹)は、高野山麗に身を潜めながら、天下統一を成さんとする徳川家康(萬屋錦之介)の首をうかがっていた。
 幸村は家臣の霧隠才蔵(寺田農)を使って謀略を企てるが、替え玉を使った家康にまんまと逃げられてしまう。
 家康は、幸村のもとに間者を放ち、父の昌幸(片岡千恵蔵)を殺害することに成功する。幸村は家臣の穴山小助(火野正平)のみを残し、自らの手で家康を討つことを決意する。
 幸村は、全国から腕利きを集めるべく、戸沢白雲斎(浜村純)のもとを訪ねるが、家康への協力を拒んだために、既に服部半蔵(曽根晴美)に殺されていた。師を亡くした猿飛佐助(あおい輝彦)が仲間に加わり、白雲斎の残した“草の者”人名帖を頼りに、次々と忍びの者たちが幸村のもとへ集められた。かくしてここに真田十勇士が結成された…。

 時代劇に、当時流行っていたSF的要素を取り入れた斬新な作品と言えば聞こえはよかろうが、そのSF的要素があまりにも生かし切れていないところが、トホホな愛しき東映映画!

 丹波哲郎や高峰三枝子も出てはる。
 真田十勇士を紹介するときにインサートされるイラストは横尾忠則。
 真田丸での合戦シーンには3000人ものエキストラが投入されたんだとか。

 かなり高額な製作費がかかってるのはよくわかるんですが、お金を人件費に回しすぎて特撮に力が入っていないように見受けられますねー。

 SF的要素を排し、オーソドックスな時代劇ファンタジーに仕上げた方がよかったのではと思う半面、それがあったからこそ奇異な時代劇映画として21世紀の今日までDVDとして生き残っているのかも。

 さて気になるロケ地。

 ▼ ここは流れ橋なんかなあ?

 ▼ 保津川なんかなあ?

 ▼ 清滝川なんかなあ?

 ▼ あの山は愛宕山のような……気がする。

 ▼ 船井郡京丹後町市森にある琴滝ではないでしょうか?

 ▼ 大阪城でもロケしてます。

 ▼ 真田丸! ロケ地は京田辺の山奥の造成地やったそうです。

 ▼ 実際の真田丸もこんな感じやったんかなあ?

 ▼ 左は「五万回斬られた男」福本清三氏の若かりしお姿か?

京都×ねこ

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 「Kyo!」という京都のタウン情報のフリーペーパーがあるのをご存知か?

 京都の主要駅ほかに置いてあるので、オイラは目についたらいただいているのである。

 で、今回オイラが注目したのは、写真家の水野克比古氏による「京都のねこ」の記事であった。

 「ねこ」といっても「のらねこ」である。

 どこかのお店の「看板ねこ」という特集記事はままあっても、なかなか市井の「のらねこ」の特集記事にお目にかかったことがないぞよ!

 中京区の南西寄りの小さな某通りには「のらねこ」が多いらしい。

 どこなんやろーか?

 警戒心が強いのらねこ達であっても、中には人懐っこいヤツが極まれにいるのである。そんなヤツをモフモフするのが至福のときなのである。しかもノドをゴロゴロ鳴らされたりしたのなら、もうタマランチ会長なのにゃ!

 ▼ こんな雑誌があったんやね。ポチっとしとこう。

ねこ 2014年 11月号 Vol.92 ネコ・パブリッシング ネコ・パブリッシング

灰色の虹

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 監督:和泉聖治
 脚本:吉本昌弘
 原作:貫井徳郎 『灰色の虹』
 出演:椎名桔平、塚本高史、吹越満、風吹ジュン、星野真里、寺島進、渡辺いっけい、伊武雅刀

 【あらすじ】
 身に覚えのない殺人の罪。それが江木雅史(塚本高史)から仕事も家族も日常も奪い去った。理不尽な運命、灰色に塗り込められた人生。彼は復讐を決意した。ほかに道はなかった。強引に自白を迫る刑事(寺島進)、怜悧冷徹な検事(渡辺いっけい)、不誠実だった弁護士(神保悟志)。七年前、冤罪を作り出した者たちが次々に殺されていく。ひとりの刑事(椎名桔平)が被害者たちを繋ぐ、そのリンクを見出した。しかし江木の行方は杳として知れなかった…。彼が求めたものは何か。次に狙われるのは誰か。あまりに悲しく予想外の結末が待つ長編ミステリー。

 ▼ 10月18日の再放送で初視聴。

 民放の2時間ドラマにしちゃあ、すこぶる重いテーマのドラマでありましたが、最後までグイグイ見てしまいました。

 ▼ 原作小説は読んでないのですが、ドラマのロケ地は関西(京都、滋賀、大阪、神戸)。

 ▼ 嵐山のシーンからドラマが始まります。これを見ないでおくべきか。

 ▼ 京阪電車・神宮丸太町駅。

 ▼ 吉田神社の鳥居。

 ▼ 京都社会福祉会館の屋上。奥に大文字山も映っております。

 ▼ 江木の上司の殺害現場は、奥に見える建物を河端病院(2013年10月にJR太秦駅前に移転のため、この建物は現在ありません)と仮定すると、東映京都撮影所内に組まれたオープンセットのような気がします……。

 ▼ 京都市役所。

 ▼ 撮影現場に居合わせた人もいはるんや。ええなあ。

時代祭2014・平安騎馬隊ファンの君に捧ぐ

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 10月22日(水)のち

 去年は風邪をひいて時代祭に行けなかったのだ。

 今年は天候が悪くとも、予定通り実施されるというならば上洛せざる得ないのお。

 ▼ 11:49 寺町御門に到着。

 ▼ 御苑内のあちこちに、行列スタンバイ中の人たちと牛馬がいてはります。




 ▼ 12:02 いよいよ時代祭の行列がスタート。

 ▼ 平日の昼間でも大勢の見物観光客がいてはります。

 この世の中には京都府警の平安騎馬隊のファンと称する輩がいてはりまして、「時代祭に行くんやったら、是非とも平安騎馬隊の写真を撮ってきてくれ」とせがまれましてん。

 ならば今日は、平安騎馬隊に密着してみよう。

 平安騎馬隊は、時代行列が御苑から街中に出てから、平安神宮までの道中の先導警備をしているのだ。

 ▼ 先回りして間ノ町口でしばし待機。先導警備の先頭はパトカー。ついで京都市の広報車。

 ▼ そして三番手が平安騎馬隊である。キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!

 ▼ 馬の歩調はゆるやかで発汗もない。イレ込んでもないので、後続の時代行列の皆さんもさぞ安心して歩けるでしょう。

 ▼ 12:25 烏丸丸太町交差点を通過。

 ▼ 烏丸通を南下中。傍らを歩く婦警さんはボロ(馬糞)担当。出すモン出してスッキリしたか?

 ▼ 時よりその場を周回するのはパフォーマンスなんでしょうか?

 ▼ 2頭の名前は大江号と鞍馬号なのかな?

 ▼ 烏丸通では行列を間近に見れまっせ。



 ▼ ナゾの生物がいてはる。( ゚Д゚)

 ▼ 市会副議長と市会議長。

 ▼ 市長と副知事。

 ▼ 12:54 烏丸御池交差点を通過。御池通からは見物客が多くなる。

 ▼ 烏丸御池から河原町御池までは車両通行止め。広々としてパレードにはちょうどよい。

 ▼ 13:00過ぎ、雨が降りはじめたぞ。(+_+)

 ▼ 雨の日の写真撮影は、傘で片手がふさがっていてつらいのである。

 ▼ 13:22 河原町御池交差点を通過。

 ▼ 13:33 三条小橋を通過。

 ▼ 着物の女の子たちはカッパ着用。

 ▼ 何も見えん、三条大橋は人でいっぱいやんかー!

 ▼ 13:37 三条大橋の交差点を横切って行く。

 今夜は夜勤の仕事があるので、オイラはこれから大阪に帰ってひと眠りしなければならないのだ。残念無念。

 「サラバ、また会おう」と2頭の馬に手を振って別れようとした時、オイラの背後を三条大橋から猛スピードでかけぬける女性がいた。

 追いかけて来るオッチャン。「ドロボー! 捕まえてくれぇ!」

 交通整理で大勢の警官が動員されている最中の犯行である。
 あっけなく女は警官に取り押さえられてしまった。

 ▼ 犯人は路上に倒れたところを抑え込まれているので、写真には写っていません。あしからず。

 ▼ スリやったんかなあ? くれぐれも人混みにはご用心。

 ▼ 本日の歩行距離=5.0km。(↓クリックしよし)

幻の真田山を探せ!#3・小雨降る真田山公園

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 11月1日(土)

 今日は大阪市天王寺区の真田山公園で、天王寺真田幸村博「真田丸の陣」というイベントが開催されるのである。

 夜勤明けの仕事帰り、まだイベント開催前の真田山公園に寄ってみました。|д゚)

 ▼ 9:20 普段は野球用のグラウンドにテントが設営されているぞ。

 ▼ あれは自衛隊? 日本一の兵が集結中であるなあ。

 あいにく空模様が残念ですが、イベントに参加する方、お楽しみくださいませ。

 オイラは道草のただの通りすがりなので、そのままお家に帰るのでありました。(=゚ω゚)ノ

大文字山 + 秋の古本まつり = 気持ち良いほっこり

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 百万遍さんで秋の古本まつりが始まってるー。

 行かなくちゃ、行かなくちゃ。

 11月2日(日)時々

 ▼ 8:47 百万遍知恩寺前を通過。

 古本まつりは10時からなんで、久しぶりに大文字山へ行ってみよう。2か月ぶりの山歩き。

 ▼ こないな道標、前からありましたかえ?

 ▼ 吉田山緑地の案内板も新調されているような……。

 ▼ ガスってて火床がまったく見えないぞ。

 ▼ カタツムリ発見。今日はかなり湿度が高い。

 ▼ 9:32 銀閣寺の横から登山開始。

 ▼ 治山工事現場。砂防堰堤ができあがっている。

 ▼ ガスった中を歩くのも悪くない。けど、蒸し暑い。

 ▼ 9:58 火床に到着。

 ▼ 弘法大師堂の温度計は18℃だが、蒸し暑くて汗まみれなのだ。

 ▼ 街並みが見えない火床を初体験。これはこれで感慨深いのである。

 ▼ 水蒸気が煙のように舞い上がってるよ。

 天気予報は昼から雨になっていたので、早々にも古本まつり会場へ行かなくてはならないのであるが、大文字山ソムリエを秘かにめざしているオイラは、まだ歩いたことがない道で下山することを思いついたのであった。

 ▼ 10:09 まずは三角点方面に歩いてみよう。

 ▼ 10:15 一つ目のピークを越えたところに、南斜面に延びる薄い踏み跡がある。歩いたことがない。ここから下山してみよう。

 ▼ この道はめったに人が歩かない道のようである。

 ▼ 至る所に蜘蛛の巣が。迂回、迂回。

 ▼ 高度が下がるにしたがって道がはっきりしてくる。

 ▼時には害獣防止ネットの横を通り過ぎる。

 ▼ 数か所分岐があったり、倒木で荒れた道がありましたが、無事下山できそうな感じ。

 ▼ 京都一周トレイルコースに合流する直前が、つづら折りの急坂でした。登りでは使いたくない道ですなあ。

 ▼ 10:41 「東山47-1」に到着。オイラは破線の×から下山してきました。

 ▼ おっ、初めて大文字山でニホンザルを見た。

 ▼ お猿さんが食べてはった果実。

 ▼ 安心・安全な舗装道路に到着。

 ▼ ことしろ神社跡方面に通じる倒壊した橋が、今、どうなっているのか確認しておこう。

 ▼ 細い簡易橋が架かってました。渡るの怖そう。

 ▼ 11:03 古本まつりに向かっている途中で小雨が降りはじめる。

 ▼ かなり本格的に雨が降って来た。

 ▼ 大地康雄似のいけすかない店員がおった京大前ファミマ、閉店してました。通りすがりに、ゴミ箱にゴミを捨てたら、「今、何捨てた」とイチャモンつけてきはりましてん。( ゚д゚)ポカーン

 ▼ 11:04 百万遍さんに到着。

 ▼ 小雨になり、傘をさしながら店舗をまわるが、このコンディションではいまいちテンションが上がらない。

 ▼ また強く降り出した。本堂の軒下に一時退避。

 ▼ スマホの天気予報。なんと京都市内は雨雲の通り道になっとる!

 ▼ 12:25 一時的に雨が止んだようなので、店舗巡り再開。

 ▼ 「京都本」4冊購入。

 ▼ 12:48 雨が止んでるうちに帰っちゃおう。

 ▼ 久しぶりに賀茂大橋ネコと再会。今日は雨やから橋の下におったんでしょうね。

 ▼ 本日の歩行距離=10.0km。(↓クリックしよし)

森見センセ、京都本大賞受賞おめでとうさんどす

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聖なる怠け者の冒険 森見 登美彦 朝日新聞出版

 【内容紹介】 from Amazon
 一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。

 京都新聞の記事によると、昨年度に刊行された京都を舞台とする小説から読んでほしい作品を選ぶ「第2回京都本大賞」に、森見登美彦氏の『聖なる怠け者の冒険』が決まったようである。

 桃クリ三年、文庫本になるまで待とうホトトギス原理主義者のオイラはまだ未読の一冊。

 大賞を受賞したからと言って、安直に単行本を購入するようなヤワなオイラではないのだ。

 だが待て、しばし。
 次回の古本まつりで売ってたら買っちゃうかもなあ。

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