
【内容紹介】 from Amazon
2014年3月に来日して、またもやライヴハウス・ツアーを敢行!! 30周年記念コンサートの初DVD/ブルーレイ化や紙ジャケ再発シリーズなど、話題に事欠かないボブ・ディラン。今年(2014年)で73歳になる巨人の 全キャリアを、入念なアルバム評で俯瞰します。
ライヴ盤や発掘盤を入れると計50枚以上に及ぶ全アルバムを、時代背景や音楽性、歌詞の細部に至るまで徹底的に解説。また、クロスビートに掲載さ れた来日時の対面インタビューも発掘して全文をノーカットで掲載。ジャパン・ツアーの予習はこの1冊で!!
○
ディラン御大の来日を祝して、昨年休刊となった「クロスビート」という洋楽雑誌の臨時ムックが出版されていた。
1994年の3度目の来日時に、クロスビート誌上に掲載されたインタビュー記事がノーカットで掲載されている。
今回オイラは、その記事を初めて読んだのであるが、ディラン御大は素晴らしいコメントを残してくれてはったのだ!
インタビュアーの「3度目の日本の印象はどうですか?」という問いかけに対してディラン御大は、
「仕事している最中に、一つの土地のイメージを得るのは難しい。東京はブエノスアイレスみたいに未知の土地だよ。京都には感銘を受けた。2度目の来日の時に歌舞伎や宝塚も観た。印象的だったね。レコードやビデオも買ったよ」
と答えてはったのである。
うぉ〜!(^^)! さすがは天才アーティスト。京都が「日本の肝」であることを、そこはかとなく察知しておられるようだ。恐るべしディラン御大。
今回も大阪公演の合間に京都観光しはるんやろか? その際には、何もないところですが、大文字山から見える京都の街並みと風景を、ぜひとも目に焼き付けて帰国してもらいたいものです。
○
▼ 2007年に発売されたベストアルバムのCM。映像と音楽のコラージュがカッコイイぜ。