
【内容紹介】 from Amazon
一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。
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京都新聞の記事によると、昨年度に刊行された京都を舞台とする小説から読んでほしい作品を選ぶ「第2回京都本大賞」に、森見登美彦氏の『聖なる怠け者の冒険』が決まったようである。
桃クリ三年、文庫本になるまで待とうホトトギス原理主義者のオイラはまだ未読の一冊。
大賞を受賞したからと言って、安直に単行本を購入するようなヤワなオイラではないのだ。
だが待て、しばし。
次回の古本まつりで売ってたら買っちゃうかもなあ。
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